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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

ジャカルタ西部の新名所:Murugan Templeと象の道

地図を眺めていたとき、ふと視界に入ってきたのがこの新たな観光名所、Murugan Templeである。場所はジャカルタ西端、カリデレス(Kalideres。国道からやや外れた位置にあり、決して馴染み深い場所とは言い難いが、実はこの地には静かに注目を集めつつある宗教的・文化的ランドマークが存在する。

起点をGrogolCiputra Mallとし、国道Daan Mogotを西へ約11km進むと、交通の要所Daan Mogot Baruに至る。

 


そこには「Patung Gajah(象の像)」で知られる交差点があり、すぐ北にはMatahari Daan Mogot Mallが位置する。このMall前にも象が咆哮している。


さらにその北側、静かな住宅街の一角に、目的地であるMurugan Templeが姿を現す。

東南アジア最大級のヒンドゥー寺院

この寺院は、敷地面積約4,000平方メートルを誇り、訪れる者をまず迎えるのが、高さ40メートルの塔「Raja Kopuramである。これは東南アジアで最も高いヒンドゥー寺院の門塔とされ、南インドの熟練職人によって彫刻された神々や神話上の生き物たちが、塔の隅々にまで精緻に刻まれている。

主祭神であるムルガン神は、槍を携え、背筋を伸ばして立つ姿で表現されており、その姿は知恵と力の象徴とされる。寺院は、礼拝の場であると同時に、静寂の中で黙想したい人々にも開かれている。

文化の交差点としてのMurugan Temple

この寺院は、タミル・ヒンドゥー教コミュニティ「Yayasan Shri Sanathana Darma Aalayamによって建設された。代表はSelwendrenインドネシアとインドの文化的友好を象徴する場として、2020年に起工されたが、COVID-19の影響により工期が遅れ、最終的に202522に落成した。

寺院内には、礼拝堂だけでなく、インド博物館、図書館(Kamar Gurukul)、伝統的な厨房、ショッピングエリアなども併設されており、宗教施設であると同時に文化複合施設としての役割も果たしている。

訪問の際の注意点

面会時間は毎日13:0015:30の間に限定されており、それ以外の時間帯はゲートが閉鎖されるため注意が必要である。訪問を希望する場合は、公式ウェブサイトからオンラインでチケットを予約することが推奨されている。