
作り終わった後に「これは……!」と気づいちゃったので余ったパーツが収まったランナーしかないのだけど、それにしてもヘッドパーツや手といった人間の醸し出す雰囲気を調整できるパーツが余っています。豪華ですね。
これはブラッドボウルという「アメフト×暴力」といった具合の架空のスポーツを題材としたミニチュアゲームを遊ぶためのプラモデル。ウォーハンマー40Kを出しているゲームズワークショップ社の製品です。

ウォーハンマー関連製品の例にもれず「超絶イケてる造形がものすごいスムーズに作れる」というのがセールスポイントとして挙げられますが、ぱっとプラモデル全体にまで視野を広げてみると「キレのある造形でスポーツをやっているプラモデルって、今これくらいしかないぞ!」という気づきがありました。

一年くらい前に「ミネソタバイキングスってチームもアメフトであるしな……」と思いながら購入した北欧のバイキングをモチーフにしたノースチームを使ってヴィネットを作ろうと思ったのが全ての始まり。彼らは通常は1つの台座につき1人乗せられていて、文字通りゲームのコマとして使われます。

彼らを少し大きなベースに3人とも乗っけると、かなり具合が良い。ボールを持って得点のチャンスを伺う人、作戦通りの位置へ走ってる人、相手をブロックする人って感じで個性付けをしやすい体格とポーズをしていることに改めて気づかされます。何より思った以上に緊張感というか、スポーツをやってる最中の熱気のようなものが出るものだなと驚きました。
ベースの装飾を芝生をキレイにまけばそれだけで完成。地面→芝生のステップでやるとかなりいい感じに作れます。小物もたくさんあるので、工夫次第でいろいろなことができそうす。私はコインをニッパーで半分に切って突き刺しています。ブラッドボウル世界で売られていそうな名選手三人のジオラマみたいになると楽しいな、と思ったりして。

全部で12人と2匹が入ったノースチームの残りのメンバーは他のゲームで大活躍してもらいました。なので、たまたま余った3人で遊んでみたというわけですが、その割にはスケールモデルやロボットなどのメカモノと一味違う風景を作れるし、ゲームでは一体ずつが独立した役割を持っている割に、混ぜてみると造形の良さが思ったよりもストーリーを語ってくれるという発見がありました。なによりようやくスポーツの風景が作れるプラモデルを見つけたというのが嬉しくて嬉しくて、伝えたいなと思った次第です。