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ランナーに誇らしく輝く「MADE IN JAPAN」の刻印/赤いガンダムのガンダムハンマーが凄くてまず驚いた話

 『HG 赤いガンダム』とか地味にインパクトある商品名だな。と思いながら箱を開けると出てきたこの異様なランナー。ガンダムハンマーのチェーン部だということをパッと見で認知できないほど、最初何のパーツかわからず声がもれた。RGで試行錯誤されてきた「アドバンスドMSジョイント」という、ランナーに付いたまま内部関節機構が完成しているという何かスゴい技術。

 昨年発売の『RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0用武器セット』で採用されたチェーンと同等品らしいのだが、ガンプラをそうも追いかけていない自分としてはとにかく驚きの最新パーツだった。可動するチェーンをプラモデルで。なぜ、これをやろうとしたのか? そしてどのような挑戦があったのか? メーカー技術者の話を延々と聴いてみたい。そういうのを動画で配信してほしい……聴きたい!司会進行はシャリア・ブルで!

 今回のMSジョイントのキモであろうチェーンの抜き部に刺さったクリアパーツをむしり取りながら「ガンプラという体験もずいぶん遠いところにやってきたなぁ」と良い意味でしみじみとしてしまった。同時に「このクリアパーツ、用が済んだら捨てちゃうのなんかもったいないな…」とチャック付きポリ袋にしまうのであった。そういった「なんかもったいないパーツ」たちで引き出しのなかはパンパンだ。妻からの「ゴミでは?」という視線がつらい。だが、でも、それでも。と言い続けたい。

 チェーンはランナーから切り離した直後なら保持力がそれなりにあり、このような躍動的な表情で固定できる。ポージングで遊んでいるうちにクタついてはくるので、スタンドで保持できるようにとアタッチメントパーツがあって用意周到だ。プラモデルにおけるチェーン形状の表現はそれこそ金属チェーンで事足りるという意見もあるだろうが、ポージングなど表情付けでは遊べないし、それ以上に「プラスチックモデルで保持力のあるチェーンを成したいのだ!」という思いが伝わってきて大変良い。そう、この一体成型のプラチェーンひとつで、新しいガンプラを買う喜びがあったのだ。

 赤いガンダムは「1/144スケールのビットが目玉パーツだな!」だと思っていたところ、突然横からガンダムハンマーが飛んできた今回。アニメ劇中においてもビットと同じくその挙動の表現には力が入っていたのを感じたし、2025年最新ガンダム作品を象徴するアイテムのひとつだったと言えるかと。子供のころはビーム兵器が至高であったけれども、大人になると慣性を感じられる物理攻撃の方がリアリティがあってピンとくる。やっぱ物理は良いな。

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