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プラスチックが変わっても、君はエアフィックスデビューにふさわしい!「1/72 スーパーマリーン スピットファイア Mk.1A」

 プラスチックが「硬め・色濃いめ」になっても、エアフィックスのスピットファイアのプラモデルは最高でした。硬質化したプラスチックの綺麗な表面は、光を反射し、スピットファイアの美しいシルエットを引き立ててくれました。そんな姿を完成後に見れたので大満足。かつての柔め・色薄めなエアフィックスのキットとは、姿は同じでも違う印象を楽しめたのでした。

 以前の記事でもご紹介した、硬質化したバージョンのスピットファイアは、表面もツルツル。これまでのプラのようなうっすらとした梨地肌は見られません。あれが筆塗り時の塗料をうまくキャッチしてくれて塗りやすかったので、僕は好きでしたが、今回のツルツルお肌はエアブラシ塗装のような、より繊細な塗面の時に効果を発揮しそうです。

 エアフィックスの1/72 スピットファイアは、エアフィックスのプラモデビューにもぴったりです。超主力商品なので、エアフィックスの中でも断トツに組みやすいプラモになっています。

 コクピットパーツとアニキ。どシンプルで、3分もあれば組み上がります。計器盤のディテールは、デカールで表現されますよ。

 コクピットを胴体内に接着するときも、しっかりとしたガイドが用意されているので、ズレることなくがっちりと接着できます。

 主翼は、上面の後ろ側に、裏面のフラップなどを集約することで、後方に合わせ目が出ない構成となっています。

 飛行時と駐機時を選択できるので、脚が2種付属します。このパーツ分割がどちらのタイプも優秀。飛行時の脚が閉じたタイプは、タイヤとカバーを一体成型にすることで、主翼裏に接着するだけで飛行時の状態になります。駐機時の脚は、カバーの内側に一緒に成型されています。飛行機模型でよくある、カバーに細い脚を接着する工程が省かれているのです。またタイヤも自重変形しているので、地面と接する部分がよりリアルになります。

 およそ40分でテイクオフ! キャノピーの合わせもバッチリで、組み立てで苦労するところはありません。硬質なプラになったことで、過去の柔らかめなプラの時よりもモールドがくっきりしてメリハリがさらに強調されている印象があります。これからたくさん作っていくであろうエアフィックスのスピットファイア。材質が変わっても素敵なプラモで安心しました。でも、柔め・色薄めのプラも好きなので、またあの材質でのスピットファイアも手に入れたいなと思うのでした。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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