忍者通訳の記録帖

気配の通訳・翻訳所。空気、沈黙、すれ違い、視点の跳躍──そしてたまに、自分自身。精度はいつも道の途中。  

#1192🚜夜を削る人へ ❄️🌙

夜中 🌙
眠りの底に
低い音がゆっくり混ざる

遠くで
明かりが
ちら
ちら
ちら ✨

夢かと思って
目を閉じると
それでも音は消えない

ああ
今日も
誰かが
道を残してくれている ❄️

雪は
誰の事情も聞かずに
ただ積もる

人は減り
回数は減り
それでも
ゼロにはならない

夜を選ぶ人がいる 🚜

誰にも見られず
誰にも褒められず
それでも
ハンドルを握る人がいる

あなたが削っているのは
雪だけじゃない

朝の不安
通れないかもしれないという
小さな恐れ

その上を
誰かが何も考えずに
歩いていく 👣

それでいい
それが仕事なんだと
知っている背中

エンジン音が
遠ざかると
街はまた
静かになる 🌨️

その静けさの中に
確かに
あなたの跡がある

今夜も
ありがとう

夜を削る人へ
静かな敬礼を ❄️🚜🌙