血圧値 125/84/76 酸素飽和度 98% 体温 36.3℃ 体重 69.8キロ 運勢 The Devil
たぶん、シリーズ最高傑作(現時点)。

言わずと知れた『ゴジラ』シリーズでは37作目であり、国産の実写作品としては通算30作目。
『シン・ゴジラ』以来7年ぶりとなり、ゴジラ生誕70周年記念作品と位置付けられている作品。
現代を舞台にしたゴジラ映画がやるべきことをもれなくやり尽くした、エポックメーキングともいえる『シン・ゴジラ』のあとに続くにふさわしいと思える企画、これはなかなか難しかったわけですが、まったく新しい未知のコンセプトを模索。
そして山崎貴は、「命を賭して戦うことを求められてしまった時代」から「市民が主体的になって生を追求する時代」への変化を、ゴジラと遭遇してしまった敗戦直後の人間を通じて描くというコンセプトに辿り着く。秀逸。

製作総指揮 臼井央 阿部秀司
出演者
神木隆之介
浜辺美波
山田裕貴
青木崇高
吉岡秀隆
安藤サクラ
佐々木蔵之介
音楽 佐藤直紀 伊福部昭
撮影 柴崎幸三
編集 宮島竜治
制作会社 TOHOスタジオROBOT
製作会社 東宝
『ゴジラ-1.0』(ゴジラ マイナスワン、英題: GODZILLA MINUS ONE)は、2023年11月3日に公開された日本の特撮映画。TOHOスタジオとROBOT製作。戦後間もない日本を舞台に描かれる、山崎貴、VFX・脚本・監督による怪獣映画である。略称「マイゴジ」。タイトルに付けられた-1.0には、「戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落とす」という意味がある。
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主要キャストのご紹介。
やっぱりここでしょう、見どころは。


敗戦により帝国海軍は武装解除され解体されたのですが、ゴジラ襲来という未曽有の危機に、まだ動ける重巡洋艦と駆逐艦を再起動して、「民間」レベルの防衛軍を結成します。
「高雄」はシンガポールで解体廃棄寸前のところを呼び戻し再武装、例の「雪風」「響」は、主砲こそ取り外されたままですが、あっと驚く新作戦の主要任務に就きます。脇役として「夕風」「欅」もね。
各艦に再集結して、「自主的に」この困難な作戦に取り組む、かつての乗組員たち。
個人的感想ですが、「高雄」に右舷主砲一斉射撃の花道を贈ってくれたことに号泣、感謝。

(余計なことを言うと、史実では昭和21年10月にはすでに自沈処分されていますので、映画の時系列とはちょっと時期がずれてる?)
この「ゴジラとの闘い」は、「まだ戦争が終わっていない者」たちの、自己解放への戦いでもあったのですね。
たとえば「特攻」という概念を、ステロタイプではない深みで考え直すきっかけにもなりそうです。
その辺、すごくよく書けている脚本。
これは未見の人は、「怪獣映画でしょ」と軽くみてしまうのは惜しいから、ぜひ観てみましょう。
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前回のクイズの答え。

左から、「雪風」、「響」、「高雄」です。