血圧値 131/79/70 酸素飽和度 98% 体温 36.3℃ 体重 69.1キロ
このレコードはもう手元にはないのです。
いつ無くなったのかな。
小学生の頃は、まだあったような。
ただ、ネットでこの写真を見つけて、突然思い出しました。
懐かしいなあ。

クリスマスの曲集。
見覚えがあるのです。(聴き覚えはありません)
昭和の30年代後半くらい。
こんな感じのステレオセットが家にありました。

親父が買ったんだろうなあ。
真空管で駆動する、初期のハイファイシステム。
45/33/78の3つの再生スピードに対応していました。
SPとLP両用ですね。
過渡期、を感じます。
僕の通っていた幼稚園で、卒園の記念に作ってくれた園児のインタビューの赤いソノシートを、これで聴いた覚えがあります。

当時、雑誌の付録とかで「ソノシート」なるものがありました。
これは、レコードプレーヤーで再生すると、ちゃんと音が出ました。
「ソノシート」は、通常のレコードと同じく塩化ビニール製ですが、一般的なレコードと比べて極めて薄く、ペラペラで軽いのが特徴です。
片面のみ収録でき、音質もビニール盤と比較すると劣ります。 しかし安価で製造できることから、主に雑誌の付録等で1950年代後半くらいに広く普及したそうです。
このシート、たいてい赤いのです。
そのせいか、60年以上前の記憶なのに、鮮明な印象があります。
このシートもどこかへ無くなっちゃいました。
☆
クリスマスのレコードのほうは、もう現物がないので検索したら、こんな写真がヒット。「公益財団法人 鳥取童謡・おもちゃ館 わらべ館」というところの収蔵品のデータです。
博物館入りしてたのです。


テイチク(「帝国蓄音機商会」)から出ている、たぶん78回転のSP盤だろうなあ。
このずっしり重かった記憶があるので、シェラック盤でしょう。
昔はシェラック(カイガラムシの分泌する天然樹脂)で固めた混合物がレコードの主原料だったので、シェラック盤と呼ばれていたのです。
「絵入り」というのは、こんな風な絵が描いてあるからでしょう。
ちょっと珍しい仕様です。
「公益財団法人 鳥取童謡・おもちゃ館 わらべ館」の解説はこんな感じ。
『よい子のクリスマス』と題された2枚組の本資料は、9インチ(約22.5cm)のSPレコードで、「ジングル・ベル」「きよしこの夜」「もろ人こぞりて」「蛍の光」の4曲が各面に収録されています。サンタクロースや子どもたち、天使などが描かれていて、眺めるだけでも気持ちが安らぐそんないっぴんです。
歌っているのは、「ジングル・ベル」根岸澄代、「きよしこの夜」小酒井ちはや、「もろ人こぞりて」木下雅子、「蛍の光」田端さとみの4名です。
レコード下部などにあるロゴマークは、昭和21年(1946)に作られたもので、テイチクの頭文字のTとレコードのRを組み合わせ、大地を前進する人の形になっています。

1931年(昭和6年)2月、吉川島次と南口重太郎が合資会社帝国蓄音器商会を設立。本社・工場を奈良県奈良市に、事務所・録音スタジオを兵庫県川辺郡川西町(現在の川西市)花屋敷においた。
1934年に帝国蓄音器株式会社に改組。当時、吉川は奈良県生駒郡郡山町(現在の大和郡山市)で農業を営みながら蚊帳などの問屋をしており、副業として蓄音器(ハードウェア)の販売を始めた。
1953年(昭和28年)4月に帝国蓄音器株式会社はテイチク株式会社に商号変更した。
☆
良い時代になったもので、この失くしたレコードでも検索して見つければ、こうして聴くことができます。
遠く記憶の彼方から聞こえてくる歌声。
このレコード盤は、まぎれもなく僕の分霊箱のひとつです。
僕の卒園インタビューが数秒記録されているソノシートのほうは、もう聞くことができません。
でも、あの幼稚園は、ここから徒歩10分ほどのところに、今も健在です。
(と思っていたら、なんと今年閉園になったとか! 残念)

