にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0630 起床 気分快 曇 僕の分霊箱を開けてみる話⑨ 失われた懐かしいレコードの話。『よい子のクリスマス』を聴きたいなあ。

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このレコードはもう手元にはないのです。

いつ無くなったのかな。

小学生の頃は、まだあったような。

 

ただ、ネットでこの写真を見つけて、突然思い出しました。

懐かしいなあ。

 

 

クリスマスの曲集。

見覚えがあるのです。(聴き覚えはありません)

 

昭和の30年代後半くらい。

こんな感じのステレオセットが家にありました。

 

 

親父が買ったんだろうなあ。

真空管で駆動する、初期のハイファイシステム。

45/33/78の3つの再生スピードに対応していました。

SPとLP両用ですね。

過渡期、を感じます。

 

僕の通っていた幼稚園で、卒園の記念に作ってくれた園児のインタビューの赤いソノシートを、これで聴いた覚えがあります。

 

レコード ソノシート - メルカリ

 

当時、雑誌の付録とかで「ソノシート」なるものがありました。

これは、レコードプレーヤーで再生すると、ちゃんと音が出ました。

ソノシート」は、通常のレコードと同じく塩化ビニール製ですが、一般的なレコードと比べて極めて薄く、ペラペラで軽いのが特徴です。

片面のみ収録でき、音質もビニール盤と比較すると劣ります。 しかし安価で製造できることから、主に雑誌の付録等で1950年代後半くらいに広く普及したそうです。

 

このシート、たいてい赤いのです。

そのせいか、60年以上前の記憶なのに、鮮明な印象があります。

このシートもどこかへ無くなっちゃいました。

 

 

クリスマスのレコードのほうは、もう現物がないので検索したら、こんな写真がヒット。「公益財団法人 鳥取童謡・おもちゃ館 わらべ館」というところの収蔵品のデータです。

博物館入りしてたのです。

 

 

テイチク(「帝国蓄音機商会」)から出ている、たぶん78回転のSP盤だろうなあ。

このずっしり重かった記憶があるので、シェラック盤でしょう。

昔はシェラック(カイガラムシの分泌する天然樹脂)で固めた混合物がレコードの主原料だったので、シェラック盤と呼ばれていたのです。

 

「絵入り」というのは、こんな風な絵が描いてあるからでしょう。

ちょっと珍しい仕様です。

 

「公益財団法人 鳥取童謡・おもちゃ館 わらべ館」の解説はこんな感じ。

 

『よい子のクリスマス』と題された2枚組の本資料は、9インチ(約22.5cm)のSPレコードで、「ジングル・ベル」「きよしこの夜」「もろ人こぞりて」「蛍の光」の4曲が各面に収録されています。サンタクロースや子どもたち、天使などが描かれていて、眺めるだけでも気持ちが安らぐそんないっぴんです。

歌っているのは、「ジングル・ベル」根岸澄代、「きよしこの夜」小酒井ちはや、「もろ人こぞりて」木下雅子、「蛍の光」田端さとみの4名です。

レコード下部などにあるロゴマークは、昭和21年(1946)に作られたもので、テイチクの頭文字のTとレコードのRを組み合わせ、大地を前進する人の形になっています。

 

 

1931年(昭和6年)2月、吉川島次と南口重太郎が合資会社帝国蓄音器商会を設立。本社・工場を奈良県奈良市に、事務所・録音スタジオを兵庫県川辺郡川西町(現在の川西市)花屋敷においた。

1934年に帝国蓄音器株式会社に改組。当時、吉川は奈良県生駒郡郡山町(現在の大和郡山市)で農業を営みながら蚊帳などの問屋をしており、副業として蓄音器(ハードウェア)の販売を始めた。

1953年(昭和28年)4月に帝国蓄音器株式会社はテイチク株式会社に商号変更した。

 

 

良い時代になったもので、この失くしたレコードでも検索して見つければ、こうして聴くことができます。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

遠く記憶の彼方から聞こえてくる歌声。

このレコード盤は、まぎれもなく僕の分霊箱のひとつです。

僕の卒園インタビューが数秒記録されているソノシートのほうは、もう聞くことができません。

でも、あの幼稚園は、ここから徒歩10分ほどのところに、今も健在です。

(と思っていたら、なんと今年閉園になったとか! 残念)