はじめに
七尾百合子さん、お誕生日 292日目 おめでとうございます! nikkieです。
Python の対話モードに色がつくようになったな〜と感じていたのですが、思っていたより大きな変化でした。
Python 3.12 までの対話型インタプリタとは別に追加されていたのです。
目次
- はじめに
- 目次
- What's New In Python 3.13「改善された対話的インタープリタ」
- What’s new in Python 3.14「Default interactive shell」
- Python 3.13 から、色づく標準ライブラリのコンソール出力!
- まとめ:Python 3.13 から新しい対話型インタプリタがデフォルトです!
- 終わりに
What's New In Python 3.13「改善された対話的インタープリタ」
PyPy project のコードをベースに作られた新しい Python interactive シェルがデフォルトで使われるようになりました。
helpやexit、quitといったREPL 固有のコマンドが直接サポートされるようになり、関数として呼び出す必要がなくなりました。- デフォルトでプロンプトやトレースバックが 色付きで表示 されるようになりました。
- インタラクティブなヘルプが F1 で閲覧できるようになり、REPLとは別にコマンド履歴が記録されるようになりました。
- F2 で履歴を閲覧できるようになりました。出力や プロンプト内の >>> と ... は表示されません。
- F3 で「ペーストモード」に切り替え、長いコードブロックをより簡単に貼り付けることができるようになりました
Python チュートリアルの付録にも掲載されています。
16.1. 対話モード
Windows や、 curses をサポートする Unix 系システムでは、 Python 3.13 以降 新しい対話型シェルがデフォルトで使われます。
What’s new in Python 3.14「Default interactive shell」
3.14 でもさらに2点改善されています。
The default interactive shell now highlights Python syntax.
色づくPythonの明日から
— nikkie(にっきー) / にっP (@ftnext) 2025年12月16日
3.14、VS Codeとかのシンタックスハイライトと遜色ない見た目してます pic.twitter.com/fwmgsXgKQ7
The default interactive shell now supports import auto-completion.
タブキーで補完!
Python 3.13 から、色づく標準ライブラリのコンソール出力!
対話モードの話からは脱線ですが、Python の出力がカラフルになってきています!
「What’s new in Python 3.13」を color で検索
新しい 対話的インタープリタ や トレースバック 、 doctest の出力において色付き文字に対応しました。
- traceback(エラーメッセージの改善と合わせて)
- doctest
「What’s new in Python 3.14」Improved modules を color で検索すると
- argparse「Enable color for help text」
- calendar
- json「By default, the output of the JSON command-line interface is highlighted in color.」
- unittest「unittest output is now colored by default.」
argparse で実装したライブラリ、Python 3.14 で実行しただけで、uv(Rust製ツール)のヘルプメッセージみたいにカラフルになって驚きました。

まとめ:Python 3.13 から新しい対話型インタプリタがデフォルトです!
Python 3.13 から対話型インタプリタに2つ目が追加され、そちらがデフォルトに切り替わっていました。
Python 3.14 時点で
F1 で typing.TypedDict のヘルプを見る例です

また、対話モードとは別に標準ライブラリのコンソール出力もカラフルになっています
終わりに
普段使っている対話モード、「プロンプトが色づいたな」くらいの認識でしたが、対話型インタプリタとして全く別物になっていました。
人力での開発を捗らせてくれそうです!
特に F1, F2, F3 の運指は体得したいですね。
一方、コーディングエージェントのことを考えると、新しい対話型インタプリタが彼らにもたらしたものはなさそうですよね。
出力に色がついても彼らには見えないですし、色でのシンタックスハイライトよりも LSP ツールとかのほうが彼らには役に立つでしょう。
エラーメッセージの改善は人類にもコーディングエージェントにも嬉しいものだと思うのですが、対話型インタプリタの改善(特に色づけ)をどこまでやるかはちょっと気になりました(コーディングエージェントが到来していなければいくらでもやってほしいのですが)
- Python 3.13で更新された機能の紹介 | gihyo.jpでも取り上げられていました(F2・F3の動画付き)↩