「地獄の2時間でした」新幹線で“ハズレ席”を引いた24歳男性の悲劇。特大スーツケースのせいで乗客が口論に…
インバウンドに沸く日本。日本はマナーがよく親切で安全な国だという外国人観光客の声をよく耳にします。確かに諸外国と比べると“優秀”と言える点もあるかもしれませんが、そんな日本にも例外はたくさんあります。
今回は目を疑いたくなるようなマナーの悪さが露呈した、新幹線車内で発生したエピソードです。
入社して一年目の秋。木内さん(仮名・24歳)は、念願だった東京本社への出張を任されました。社会人としての第一歩を刻む機会に胸を躍らせつつも、どこか緊張の色を隠せなかったといいます。指定席は2列席の通路側。新大阪駅を定刻どおりに発車したのぞみ号の窓側席にはまだ誰もいませんでした。
「正直、誰も来ないまま東京まで行けたら嬉しいなって……心の中で本気で祈っていました」と木内さんは苦笑混じりに語ります。
しかし、その淡い期待は京都駅に停車したわずか数分後、あっさり崩れ去りました。ドスドスと通路を歩いてくる大柄の男性。手には、一般的なスーツケースの倍はあろうかという巨大なケースが。そして、男性は木内さんの前で立ち止まると、開口一番こう言ったそうです。
「兄ちゃん、ちょっと狭くなるけど、大事な反物が入ってんねん。足元に置かしてな」
幸先が悪すぎる展開が木内さんを待ち構えていました。どうやら“ハズレ”席だったようです。
反物――。ただ、ぱっと見、そのスーツケースはどう見ても一週間の海外旅行に使われるような大型サイズで、和装の品が入っているようには到底思えず、男性は確認も待たずにケースを窓側の座席前にドン、と置き、そのまま腰を下ろしたといいます。
「冗談抜きで、僕のスペースにもケースが半分食い込んでいたんです。太ももに当たるし、足は窮屈だし……。思わず、『これは地獄の2時間が始まったな』と思いました」
さらに悪いことに、その男性は間髪入れず、匂いの強い幕の内弁当を広げ、ビールをプシュッ。揺れる車内に漂う油と魚の匂い。木内さんは、ただただ耐えるしかなかったといいます。
「そのあと、イヤホンの音漏れがキンキン響く上に、いびきをかきながら爆睡ですよ。正直、通路に逃げようかと思いました」
初めての東京出張、まさかの“ハズレ席”

※画像はイメージです(以下、同)
地獄の2時間が始まった
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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