このチャート、上がる?下がる?もみ合い相場で注目すべき「売り時・買い時」の判断ポイントとは
株価が上がるでも下がるでもなく、なんとなく横ばいのまま…。「動きが鈍くなってきた」「次はどっちに動くんだろう」と、もみあい相場の中で判断に迷うことはないだろうか。
上昇トレンドが一服し、方向感を失っているときこそ、チャートを冷静に観察することが大切だ。
今回は、『「1問1答」で身につく!株チャートドリル』などの著書を持ち、マネックス証券、マネックス・ユニバーシティ室長で投資教育を行う福島理さんに、実際のチャートを例に、「上にも下にも動かない相場」で次の動きを読むためのポイントを教えてもらった。
まず、実際のチャートを見て、この後上昇するか 下落するか(「売り」か「買い」か)、考えてみてください。
2021年後半以降、日経平均株価は方向感のないもみあい相場となっています。また、2013年からの長期上昇トレンド中に起きたもみあい相場です。
このもみあい相場のポイントは、レンジ相場のように株価が一定の値幅の中で推移する状態ではなく、株価が上下しながらも横ばいの動きを続けるなかで、その上下の動きがだんだん小さくなっていき、チャートの形が三角形のようになっています。
これは、投資家間で次の方向性が定まっていない場合などに、しばらくの間売りと買いが均衡して値動きが収束していることを示します。
この問題の答えは、「買い」です。
チャートの形が三角形のように、だんだんと株価が動かなくなって、上がりもせず下がりもせず収束している状態を「三角保ち合い(トライアングルフォーメーション)」と言います。
チャートを見ると高値は少しずつ切り下がっており、安値は少しずつ切り上がっています。そして、高値と高値、安値と安値でつないだ線が三角形のように見えるため、「三角保ち合い」と呼ばれています。
これは「買いたい人」と「売りたい人」が拮きっこう抗している状態であり、お互い様子見をしていて、相場にとてつもない“力”が溜まっている状況です。
そして、この状況から解放されると、溜まっている“力”が一気に上か下に放たれます。投資家は、「三角保ち合い」が発生すると、そろそろどちらかに大きく動くのではないかと注目するのです。
上値の抵抗線を明確に上に抜けたときは買いサインで、下値の支持線を下に抜けたときは売りサインとみなします。特に出来高(取引量)が増えていると、より信頼度が高まります。
方向感のない相場。この後どうなる?
まず、実際のチャートを見て、この後上昇するか 下落するか(「売り」か「買い」か)、考えてみてください。
2021年後半以降、日経平均株価は方向感のないもみあい相場となっています。また、2013年からの長期上昇トレンド中に起きたもみあい相場です。
このもみあい相場のポイントは、レンジ相場のように株価が一定の値幅の中で推移する状態ではなく、株価が上下しながらも横ばいの動きを続けるなかで、その上下の動きがだんだん小さくなっていき、チャートの形が三角形のようになっています。
これは、投資家間で次の方向性が定まっていない場合などに、しばらくの間売りと買いが均衡して値動きが収束していることを示します。
「三角保ち合い」はどちらかに大きく動くサイン
チャートを見ると高値は少しずつ切り下がっており、安値は少しずつ切り上がっています。そして、高値と高値、安値と安値でつないだ線が三角形のように見えるため、「三角保ち合い」と呼ばれています。
これは「買いたい人」と「売りたい人」が拮きっこう抗している状態であり、お互い様子見をしていて、相場にとてつもない“力”が溜まっている状況です。
そして、この状況から解放されると、溜まっている“力”が一気に上か下に放たれます。投資家は、「三角保ち合い」が発生すると、そろそろどちらかに大きく動くのではないかと注目するのです。
上値の抵抗線を明確に上に抜けたときは買いサインで、下値の支持線を下に抜けたときは売りサインとみなします。特に出来高(取引量)が増えていると、より信頼度が高まります。
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(ふくしま・ただし)マネックス証券、マネックス・ユニバーシティ室長。日本テクニカルアナリスト協会国際認定テクニカルアナリスト。金融リテラシー向上のための教育活動に従事。テレビ、ラジオのほか、雑誌やWebでコラムを執筆。著書に『1時間でマスター!マンガと図解でわかる 新NISAの教科書』(扶桑社)、『勝ってる投資家はみんな知っている チャート分析』シリーズ(扶桑社)がある。
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