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韓国・李在明大統領の正体「中国にはシェシェ、日本にはカムサハムニダ」 韓国リベラルの“実用主義”とは

在韓米軍の動きは「中国陣営」次第?

 よって、保守側の人たちは、なかなか言いたいことが言えないという事情もあります。  表面的には「在韓米軍がいない間に北朝鮮が動いたらどうする」ということになっていますが、今では、中国との関係を意識しての主張になっています。  特に、韓国の経済の中国依存度が強くなった2000年代に入ってからは、この主張はさらに強くなりました。今、米国は在韓米軍の駐屯目的を「多様化」しようとしています。  すなわち、在韓米軍を中国、正確には「中国陣営」に対処するために動かそうとしています。  これもまた、米軍側は前からずっと似たような趣旨の話をしていましたが、2025年5月、在韓米軍司令官がハワイで開かれた米陸軍太平洋地上軍シンポジウム(LANPAC)で、同様の主張をして、韓国で大きな話題になりました。  韓国側に配慮してか、直接的な話ではありませんが、「衛星写真などで見ると、朝鮮半島は中国と日本の間のまるで空母のようだ」と述べたのです。  地上波放送『SBS』はこの発言を、「『台湾で戦争が起これば韓国もきっと(参戦する、在韓米軍が動く)』という意味」としながら、「おそろしい言葉だ」と表現しています。

在韓米軍司令官を無視

 また、この件に関係があるのかどうかまではわかりませんが、「中国関連でも在韓米軍を動かすべきだ」という趣旨を話した在韓米軍司令官は、2025年6月4日の李在明大統領の就任式に招待されませんでした。  これは、韓国ではものすごく異例なことです。6月5日の『YTN』の「就任式でも異常気流?~」という記事によると、〈……就任式でも韓米関係にいつもと異なることがありました。4日、国会で開かれた就任式に、駐韓アメリカ大使と在韓米軍司令官が参加しなかったのです。  空間問題などで外交使節団を全面的に招待しなかったという説明がありますが、同じ場所で開かれた文元大統領の就任式には、駐韓米軍司令官が出席した前例があります(『YTN』)……〉、とのこと。  米韓同盟を外交の基本にするといつも言っている李大統領ですが、こういうところはむしろ前の左派政権より「わかりやすい」と言えるでしょう。  記事本文にもありますが、文在寅大統領も、在韓米軍側と仲が良かったとはとても言えません。  その前任の朴槿恵大統領が高高度ミサイル「THAAD」の在韓米軍配備を認めたことで、文大統領の就任の際は、国内の世論が「右はTHAAD賛成、左は反対」とハッキリとわかれていた頃です。  それでも、就任式に在韓米軍司令官はちゃんと参席していました。  2年連続で出てきた李大統領(大統領になる前のことですが)のシェシェも、こうした流れを意識したものでしょう。  そう、これが李政権、いや左派政権が言う実用主義であり、同時に日米陣営から離れることこそがバランスだとする(既存のバランスは公正ではないとする)本音でもあります。 〈文/シンシアリー〉
1970年代、韓国生まれ、韓国育ちの生粋の韓国人。歯科医院を休業し、2017年春より日本へ移住。2023年帰化。母から日韓併合時代に学んだ 日本語を教えられ、子供のころから日本の雑誌やアニメで日本語に親しんできた。また、日本の地上波放送のテレビを録画したビデオなどから日本の姿を知り、日本の雑誌や書籍からも、韓国で敵視している日本はどこにも存在しないことを知る。韓国の反日思想への皮肉を綴った「シンシアリーのブログ」は1日10万PV。『韓国人による恥韓論』『韓国人の借金経済』など著書多数
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韓国リベラルの暴走 韓国リベラルの暴走

リベラル政党「共に民主党」の長でありながら、
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