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「絶対に見てはいけない動画」で話題、58歳“スクール水着おばちゃん”を直撃。夫に「お前は迷惑系か」と言われても挑戦を続ける理由

「絶対に見てはいけないYouTube」と名指しされ……

話題を呼んだ水着ショット

こうして「スクール水着」に挑戦することを決めたけいぴぃさんだったが、動画を出してすぐに話題を呼んだわけではない。注目を集めるきっかけとなったのは、YouTubeの有料会員サービス「メンバーシップ」を導入したことだった。 「相場がよく分からなかったのと、YouTubeに手数料を引かれることも考えて、月額500円、4000円、6000円の3段階に設定したんです。それが『強気すぎる値段設定のスク水のおばちゃん』としてSNSで軽く話題になり、あるYouTuberの方が私のことを『絶対に見てはいけないYouTube』って紹介したらしくて……。私の知らないところでそれが一気に拡散されたんです」 そもそも「メンバーシップ」を導入した背景には、YouTubeにおける収益化への“無知”があった。 「当時は、1再生=1円だと思い込んでいました。最初は主人も水着に反対していたのですが、若い女性が水着姿で再生数を稼いでいるのを見て、『この人、200万回も再生されてる。つまり200万円ってことか』と言い出したんです。私も『そうやで。だから私も着てみる価値あるやろ?』と説得しました。 しかし、実際には「1再生=1円」という単純な仕組みではなく、得られる収益はごくわずかだった。それどころか、水着姿がYouTubeのポリシーに抵触したと判断され、収益化が取り消された動画も存在した。そうした中でも何とか収益を上げようと模索した末に行きついたのが、「メンバーシップ」制度の導入だったのだという。 それまで視聴者の中心は、50〜70代のいわゆる「おじさま層」だった。しかし、水着動画が注目を集めたことで、10〜20代の若年層が突如として流入。「『絶対に見てはいけない~』動画から来ました!」という投稿が、コメント欄を埋め尽くした。 「うれしいというよりは、正直、戸惑いのほうが大きかったです。何より、それに伴ってアンチコメントが一気に増えました。『お母さんがこんなんじゃなくてよかった』とか、シンプルに『気持ち悪い』とか、そういう言葉が平気で書き込まれていて……。たちが悪いのは、明らかに大人なのに子どものふりをして書いてくる人もたくさんいたんです」 それでも「再生回数が伸びるなら」と思い、動画投稿を続けていたけいぴぃさんだったが、YouTubeの収益はほとんど伸びなかった。 さらに「『強気すぎる価格設定』と言われてしまった以上、普通の動画では満足してもらえないのではないか」と無言のプレッシャーを感じ、メンバーシップの終了を決意。その思いをメンバー向けの動画で率直に伝えたところ——。 「誰も退会してくれなかったんです。むしろ『辞めないで』って言ってもらえて、それを見て思わず泣いてしまいました」 こうした声に励まされながらも、けいぴぃさんは悩んだ末にメンバーシップを終了。だがその後は、改めて前向きな気持ちで動画制作に取り組むようになった。夫も、日頃から寄せられる「旦那さんが羨ましい」といったコメントを喜んでおり、娘も最初こそ水着姿に驚いていたものの、「お母さんがやりたいことをやればいい」と背中を押してくれているという。
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「熟女YouTuber」としての今後の意気込み
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