「仕事よりも子どもとの時間を大切にしろ」と言うけれど…シンママを悩ませる複雑な事情
2023年7月末に未婚のまま出産し、シングルマザーとなった現役グラビアアイドル兼ライターの筆者(吉沢さりぃ)。
シンママになって2年。最初から父親不在だったので、1人で子どもを育てることにも特段不便を感じない。友人たちが子どもごと遊んでくれるし、割とストレスもなく過ごしている。ありがたいことに仕事も増えてきた。
仕事が楽しい!と思えるのが何より幸せ……だが、時たま言われてしまうのが「仕事よりも子どもとの時間を大切にしろ」という言葉。これはシンママに限らず、ワーママたちを悩ませるセリフだと思っている。
「そりゃそうだ」と思うが、そんなに簡単ではない事情があるのだ。
筆者は息子を生後9ヶ月で保育園に入れたが、その時も「こんな小さい子を自分で面倒見ないなんて」と一部から散々言われた。
他人にわざわざ言われなくても、そんなことは自分が1番よくわかっている。
子育てに全集中できるママに嫉妬して、何回か泣いたこともある。
毎日児童館に行って、離乳食をちゃんと作って……。ひっくり返ってもシンママの自分にはできないことだから羨ましかった。でも泣いたって仕方がないのだ。
泣いたって1円にもならない。可愛い子どもをずっと眺めていられたら幸せだけど、相当な養育費をもらっているか実家が太くないと現実的には無理。
自分しか子どもを食べさせてあげられないからだ。簡単に「子どもと一緒にいろ」と言うが、片親にとって、どれだけ無責任な発言なのか考えてほしい。
東京都はベビーシッター利用支援事業という制度があり、実施区に住民票がある未就学児に限り、利用料の一部を区市町村が補助してくれる。
だが、完全に無料というわけではない。交通費はもちろんのこと、ベビーシッター会社によって値段が違い、当日予約や土日の予約、お風呂に入れることなども加算対象となることもある(とはいえ、正規料金ではとても頼めないので、非常にありがたいサービスだと思っています!)。
余談だが、私は加算料金がほぼないベビーシッター会社の受付の人に「メールの返信が遅い」という理由で嫌われてしまい、予約を入れてもスルーされていることもあった。
おそらくメールの不具合で連絡が届いていなかっただけなのだが、いまだによくわからん……。
話を戻すと、いろいろと加算料金もあるので、シッターさんに頼むことが重なると、助成金を使っても月に5万円も消えてしまうことがある。確かに「貧乏なくせにシッターさんに頼んでまで仕事をする必要はない」というのも一理あるのかもしれない。

現役グラビアアイドル兼ライターの吉沢さりぃ
シンママに対する「仕事よりも子どもと一緒にいろ」という無責任なセリフ

※写真はイメージです。以下同
ベビーシッターをお願いすると結局は収支がマイナスになることも
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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