警備会社・BONDS SECURITYが語るアイドルフェス警備の舞台裏「アイドルオタクとも絆を強めていきたい」
この夏、某アイドルイベントでのファンと警備会社のやりとりが話題となった。「舞台となったのは、国内最大級の巨大アイドル系フェス。今年は例年以上に出演者数が増え、大盛況のまま終わった」(音楽関係者)という。だが、ある意味でどの出演者よりも話題になったのは、警備会社・BONDS SECURITY(以下、BONDSと略)だったのかもしれない。ツイッターでは「BONDS」という単語がトレンド入りし、あるアイドルはBONDSスタッフとのツーショット写真を嬉々としてアップ。BONDS側は「あくまでもうちは裏方ですから……」と苦笑いするが、一気に注目される存在になったことは間違いないだろう。
そもそも近年、そのアイドルイベントでは「厄介ピンチケ」と呼ばれる悪質なアイドルファンが暴徒化し、数々の問題を引き起こしてきた。そこで今回からトラブル対処に定評のあるBONDSが満を持して投入されたというわけだ。厄介ピンチケからすると、屈強で強面なBONDSは畏怖すべき存在。一方、厄介ピンチケの排除を願う大多数の良識派アイドルファンからすると、BONDSは待ち焦がれていた騎士的な存在。現場では様々な思惑が交錯し、異常な興奮状態に包まれていた。
このたび、日刊SPA!はBONDS幹部に接触。「本件の取材については基本的に断っている」とのことだが、前回の記事「ニコニコ超会議2016で流血沙汰に発展…厄介ピンチケ(無法アイドルオタ)を恐怖のどん底に陥れた最強セキュリティ集団BONDSを直撃!」に続き、独占インタビューに成功した。アイドルフェスの舞台裏に迫りつつ、BONDS側の主張に耳を傾けたい。
アイドルフェスでの出来事に言及する前に、まずはBONDSという組織の特徴を見ていこう。BONDSが他の警備会社と決定的に異なるのは、なんといっても強靭なフィジカル面だ。まるでラガーマンのように鍛え上げられた太い腕や厚い胸板を晒すだけで、厄介ピンチケに対する抑止力になっている。なにせ代表が格闘家だったこともあって、在籍する隊員は現役格闘技経験者が多数。メンバーは定期的に集まり警備教育や護身術セミナーを行うほか、グラヴ・マガ(イスラエルの超実践的格闘技)の達人にも師事して腕を磨いているという。そこまで強さにこだわる警備会社、寡聞にして知らない。
「よその警備会社さんがどうなっているのかわかりませんが、たしかにうちは成り立ちからして特殊かもしれない。そもそも90年代に入るまで、日本のクラブシーンには専属のセキュリティ組織というものが存在しなかったんですね。店のスタッフが警備も担当していたので。ところが一部の店舗でクスリや暴力関係のトラブルが勃発するようになり、店側は危険な警備業務を外部依頼するようになっていった。そうした流れの中で弊社も業務が拡大し、隊員も必然的に増えていった。法人化したり警備免許を取得したのも、ある意味、必然的な要素が強いですね」(BONDS総括責任者・O氏)
出版社勤務を経て、フリーのライター/編集者に。エンタメ誌、週刊誌、女性誌、各種Web媒体などで執筆をおこなう。芸能を中心に、貧困や社会問題などの取材も得意としている。著書に『韓流エンタメ日本侵攻戦略』(扶桑社新書)、『アイドルに捧げた青春 アップアップガールズ(仮)の真実』(竹書房)。
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