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ピーク電力60%低減…日立建機、バッテリー式建機実証で確認したこと

ピーク電力60%低減…日立建機、バッテリー式建機実証で確認したこと

実証試験現場で稼働するバッテリー駆動式ショベル「ZE135」(13トンクラス)

日立建機は石坂産業(埼玉県三芳町)と、バッテリー駆動式ショベルが稼働時の電力負荷を平準化できることを実証した。実証試験は石坂産業敷地内のプラントで実施。従来は有線式やディーゼルエンジン式で行っていたリサイクル資材の仕分け作業をバッテリー駆動式ショベルで代替し、ピーク電力の抑制と電力負荷の平準化の効果を検証した。

実証試験では理論上、有線式に比べてピーク電力を60%低減できる見通しが得られた。これにより、施工現場の環境負荷や電力インフラへの負荷の軽減につながることが期待できる。

またディーゼルエンジン式で行っていた移動を伴う仕分け作業で、バッテリー駆動式ショベル「ZE135」がバッテリーのみで稼働することで、エンジン式と同等の作業が可能となり、現場での電動ショベル運用の幅を広げられることも確認した。

今回の実証により、電動建機の普及に向けた課題の一つである電力インフラへの負荷を軽減し、施工現場のカーボンニュートラル温室効果ガス排出量実質ゼロ)実現を推進する。


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日刊工業新聞 2026年01月07日

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