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公共工事に試行活用、「グリーン鉄」ってなに?

公共工事に試行活用、「グリーン鉄」ってなに?

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政府は2026年度から、二酸化炭素(CO2)の排出削減量を割り当てた鋼材「グリーン鉄」を公共工事に試行的に活用する。国が率先して導入することで、鉄鋼分野のグリーン・トランスフォーメーション(GX)を推進する。グリーン鉄の流通市場なども調査する方針。30年度以降の本格的な活用につなげる。

GXの実現に向けた作業部会を18日に開き、GX製品の需要創出策としてグリーン鉄を採用する試行工事を示した。26年度予算案に盛り込まれる見通し。製品単位のCO2排出量を示す「カーボンフットプリント(CFP)」の算定といったGXの価値に関する調査も並行して進める。鉄鋼業界では電炉への転換投資など脱炭素化が進む一方、環境に配慮した鋼材の市場形成は途上という。公共工事での活用を後押しして需要の創出を狙う。

グリーン鉄は製造工程の改善によるCO2の排出削減量を割り当てた鋼材などを指し、商用化が進んでいる。

日刊工業新聞 2025年12月19日

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