大注目…タダノが投入、世界初25トン吊り電動ラフテレーンクレーンの性能
電動建機に国のお墨付き
タダノが2023年12月に発売した世界初の25トン吊り電動ラフテレーンクレーン「EVOLT eGR―250n=写真」が注目されている。二酸化炭素(CO2)排出がゼロなほか、低騒音で高い環境性能を実現した。
同クレーンは24年4月にホイールクレーンとして初めて国土交通省の「GX建設機械認定制度」に認定された。エンジンを動力源とする25トンラフテレーンクレーンは年間1万400リットルの燃料を使用し、CO2を同26・7トン排出するが、EVOLTはともにゼロだ。バッテリーも1回の充電で平均的な1日の走行とクレーン作業をカバーできる容量226キロワット時を搭載している。
川淵直人新動力システム開発部長は「特にGX建設機械認定制度に認定されて以降、注文や問い合わせが多い」と言う。CO2排出ゼロを実現した世界初のフル電動機の一層の普及が期待される。
日刊工業新聞 2025年12月17日