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トヨタの新型EV「bZ4X」に初採用、ダイキョーニシカワが開発した配電部品の機能

ダイキョーニシカワが開発した電動車向け配電部品「高電圧バスバー=イメージ」が、トヨタ自動車の新型電気自動車(EV)「bZ4X」に初採用された。インサート成形を用いることで絶縁体の被覆に係る工程を簡素化するとともに、自動化を進めることで工数の削減を図った。軽量化などを可能とする樹脂部品の知見を生かして、電気駆動システムやバッテリー周辺部品の開発や提案を加速させ、受注拡大を目指していく。

高電圧バスバーは高電圧かつ大電流に対応し、EVの高出力化に貢献する。成形時の金型への金属部品配置および取り出し、通電・耐電圧検査の各工程を自動化した。バスバーは従来の配電部品、ワイヤハーネス(組み電線)に比べて省スペースで、複雑な形状に対応できる柔軟性を併せ持つため、電動車で採用部位が増えている。

ダイキョーニシカワは電動車成長期に、バスバーを戦略商品の一つに位置付ける。シール構造を工夫したモーター駆動用バスバー、樹脂フィンの形状を工夫した冷却機構を組み込む冷却バスバーなどの開発を進める。


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日刊工業新聞 2025年11月18日

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