ニュースイッチ

トヨタ「RAV4」新型に採用…アドヴィックスが新開発、回生協調ブレーキシステム機能

トヨタ「RAV4」新型に採用…アドヴィックスが新開発、回生協調ブレーキシステム機能

アドヴィックスの新型回生協調ブレーキシステム「AHB-C」

アドヴィックス(愛知県刈谷市、秋山晃社長)が開発した新型回生協調ブレーキシステム「AHB―C」がトヨタ自動車のスポーツ多目的車(SUV)の新型「RAV4」に採用された。加圧源をギアポンプから電動シリンダーに変更したことでより高い回生効率を実現。電動車の拡大を見据えて拡販を図る。

AHB―Cはモーターの回転を、ボールネジなどを使ってピストンの軸方向に変換する電動シリンダーを採用し、回転効率を高めた。

同製品は刈谷工場(同)で溶解、鋳造から加工、組み付け、検査までの一貫生産体制を敷いている。新工法を導入した生産ラインで、投資を抑えながら生産性向上やコスト低減を実現し競争力を高めた。

端子を基板の穴に圧入するプレスフィット組み立てでは専用の治具を採用し、人による手直しを9割低減した。またモーターギアの組み付けでも治具を活用した新工法で組み立てコストを5割低減した。自動化も進め、従来品に対して工程を2―3割減らし省スペースを達成した。

同製品は10月末に東京・有明の東京ビッグサイトで開幕する「ジャパンモビリティショー2025」のアイシンのブース内で展示する。

アイシングループはこのほか知能化技術をテーマに技術を紹介する。周辺の状況に合わせた乗降サポート機能や、乗員の状態に合わせて快適な空間を提供する機能を備えた車両などを展示する。

【車の電動化・知能化ニュースまとめ】はこちら
自動車業界において今後の最大の競争領域とされる「車の電動化・知能化」。トヨタ・日産・ホンダなどの完成車メーカーはもちろん、部品メーカーも関連の研究開発を急ぐ。各社の戦略や動向を追う。
日刊工業新聞 2025年10月27日

編集部のおすすめ