約50年の歴史に幕…三菱ケミカル、PETボトル事業から撤退の理由
三菱ケミカルは2日、PET(ポリエチレンテレフタレート)ボトル事業から撤退すると発表した。12月末に製造を終了し、2026年3月末に販売も終える予定。原料価格や物流費の高騰を受け、収益性の改善や将来の成長が困難だと判断した。関東事業所平塚地区(神奈川県平塚市)と中日本事業所浅井地区(滋賀県長浜市)で製造しているが、担当の従業員は事業撤退後に同事業所内で再配置する予定。
撤退による業績への影響は軽微と見込む。同社は固定費の削減などを進め事業の再構築を図ってきたが、取り巻く環境を踏まえて撤退を決めた。1978年に開始したPETボトルの製造・販売だが、約50年の歴史に幕を下ろす。
日刊工業新聞 2025年04月03日