今日は2026年1月1日、今年も太極拳に関してのブログを続けて行きたいと思う。
【A】太極拳を習う時は、自分の身体の進行方向と視線の方向が違わない方が良い。
身体を捩じって先生を探し、進行方向と違う方向に顔や目を向けて、先生の動きを見ながら、太極拳を習うのは避けた方が良い。
これが食い違っている時は、脳から手足に命令が出され、動いた結果がフィードバックされ、命令と現状位置の誤差を計算し、修正命令を出す回路が正しく働かない。
自分の手足が動いた結果、どの位置に居るかは、手足からの情報だけではなく、目から入って来る位置情報や、身体全体の姿勢から入って来る傾きや捩じれの情報も加味して決められて居る。
この情報が当てにならないと手足を正しい位置に修正する命令も当てにならなず、修正されないままの位置が、正しいものとして記憶回路に入ってしまう。
だから
①簡化24式太極拳の前半を習う場合、起勢の後、左を向いた時に、先生が前に見えるような位置(起勢の時、先生の右後ろ側)に居るのが良い。
②その場所に行きにくい場合は、起勢をする時上手な先輩の右側に居るのが良い。
【B】太極拳を習う時、視界にない手足位置は、適切な個別指導で覚える方が良い。
視界に入ってない手足位置は、自分が正しいと思って居ても、本当に正しい位置にある事は稀である。そもそも初心者の内は、視界に入って居ない手足の位置は意識の外になって居る。それを正しい位置にする様、先生から教室の全員に向けて注意したとしても、自分の事として捉えられる人は多くない。だから適切な個別指導が必要だ。
個別に「貴方の手足位置は間違っている。ここに置くべきだよ」と何回も言われている内にやっと、手足の位置を意識出来る様になる。
意識出来る様になって初めてスタートラインに立ったという事で、ここから正しい位置を覚える作業が始まる。「また違っているよ。意識から外したら駄目だよ」と繰り返し注意して貰わないと、なかなか正しい位置は身につかないものなのだ。
私が初心者の頃、先輩から太極拳を個別に指導して頂いた事に感謝すると共に、その事への恩返しではないが、私も、今から太極拳を習おうとしている初心者の方へ、微力ながらのアドバイスをして行きたいと思う。