思う事
太極拳が上手だからと言って、格闘の技が優れていると言うわけではない。 太極拳の套路を習う時に、拳や掌で打つとか、引き込んで横に投げ飛ばすとかの表現が出て来る為、太極拳が格闘武術だと勘違いする人が居る。 しかし、太極拳の練習は格闘に勝つ為の技…
虚歩では、後軸足に全体重を乗せ、前足には全く乗せない とか、体重を乗せない虚歩の前足で踏ん張る とかは、正しいのだろうか? 考えてみた。 確かに、虚歩前足は虚の足、次の動作の準備をする自由な足、の瞬間が有る事は分かるが、しかし、攻撃にしろ防衛…
2段の昇段試験は「太極拳の姿勢と身体の動かし方」についての試験だが、3段の昇段試験は「身体の中の弾力」=「掤勁」の試験だ と先生から言われた事が有る。 3段1次試験はペアによる四正推手とその応用推手(掤/捋/擠/按)になる様だが、これも上手にやる為…
太極拳ではバランスボールの様な身体の弾力が大切ですよ と、トレーニングセンターの先生が、よく言っていた事を今更ながら思い出している。 推手をする時には、身体の外側を整える事が最低限必要だが、それだけでは不十分で、身体の内側の弾力が勁力になる…
暫くパソコンにご無沙汰していたが、今年初めてブログを書く為パソコンに向かった。 最近はブログを書く回数そのものが減ったし、内容も、先生から注意された事の備忘録と言う目的を離れ、一緒に太極拳をしている仲間の動きを見て「こうしたらもっと良い太極…
3段に合格された方の今後の飛躍を期待して贈る問題10問です。 身体では出来ていても、言葉や文字では表現出来ない人も居る。しかし3段取得者として常識を疑われない為には、ある程度の事は言葉や文字で表現でき、後進の指導にも使って欲しい。 そんな理由か…
先日、同じ教室に通っている人達が、日本武術太極拳連盟の2段/3段を受験し、その合格通知を頂いたという事で、大変喜んでおられました。 昇段試験の前には、連盟発行の「合否判定基準」とか「重点点検項目」の内容を理解し、身体に覚え込ます必要があります…
2019年の1月15日にこのNew1TR's Blogを書き始めてから、早いもので、この7月31日で5年と7ヶ月を経過している。残念ながら、内容は底の浅い太極拳の話だが、ブログの投稿数は468本となり、これまでの総アクセス数は、100,000回を超えた。他の人に読んでもらい…
人には、いろんな癖や力みがあって、必要のない所にまで力を入れて動いたり、歪んだ姿勢のままで身体を固めたりして居る。この癖や力みを認識して、取って行くには、ゆっくりと動く太極拳が適している。ゆっくりと身体を動かす。最小限の筋力で姿勢を維持す…
自分の太極拳を動画に撮って見て、思った以上に下手だったり、先生に注意されて直した積りの所が出来ていなかったり、自分では緩んで柔らかいと思っていた所が、ガチガチに硬かったりで、本当の自分が全く見えていなかった事にショックを受けました。 本当の…
太極拳では無意識の動作に気付き、無意識動作を意識化し、コントロール可能にしていく事が必要です。自分の太極拳を動画に撮って見ると、無意識の動作がどれだけ多いか良く分かります。教室で先生が色々と注意事項を言われても、自分は出来ている、それは他…
我々が移動できるのは、地面を踏み込んで返ってくる反力を活用しているからである。 地面を踏んだ時の反力は、陸上競技で走る時も飛ぶ時も、武道で相手に技を掛ける時も、日常生活における手の曲げ伸ばしにも、利用されている。 反力の大きさは、①踏み込む力…
太極拳を修得して行く段階には、大きく分けて三つの段階が有る様だ。まずは身体の各部を正確に動かす段階、その次は外三合、身体の各部を協調して動かす段階、最終的には内三合、心/意/気に導かれた自然な動きを目指す段階 に分けられる様に思う。 ①太極拳修…
5段位昇段セミナーの資料「太極拳推手<四正推手>対練(ペア練習)表」を頂いた。このペア練習表には、基本技術と応用技術で計12種類の技が書かれている。 これ迄にセミナー参加した4日間と近々参加予定の2日間で、この12の技をどの程度、修得していれば、5…
先日、太極拳フェスティバルに備えて、皆で練習している動画を見る機会があった。 そこで気付いた事を書いておこう。 動画では、上手な人と発展途上の人が一緒に演武しているので、ある動作の開始と終了のタイミングは同じなのに、その動作の途中ではズレて…
推手を練習しても分からないことだらけで、少しも進歩している気がしない。 推手の練習(四正手)で相手の掤を受け、どう対処すべきなのか、疑問点を纏めてみた。 ①相手の掤勁を感じたらすぐ、後ろに飛び退いているが、これで良いのだろうか? ②飛び退くエネル…
最近先生から「踏みつけて動く太極拳、重々しい太極拳から脱皮しなさい。踏みつけない太極拳、薄氷の上でも出来る様な軽い太極拳を目指しなさい」とよく言われる。 身体を上に引き上げた太極拳、身体のバネを使った太極拳、を目指せと言う事だろう。 人は立…
身近に、2段検定を受ける人が何人もいるので、ついつい2段検定の話題が多くなる。先日は、チェックリストをまとめたが、その中で特に重要なポイントは何なのだろうか考えてみた。 健康で長く太極拳をやって行く為には膝が大切ですから、2段検定で最も重要…
2段検定の合否基準を見る機会があった。今年検定を受ける人は、この合否基準の中に出て来るチェック項目の用語について、良く理解出来ているだろうか?まずはこれら用語の勉強をする必要はないだろうか? 昔は初段になる時、24式套路名称を漢字で書く試験が…
太極拳に「内三合」(心と意の合・意と気の合・気と力の合)と言う言葉や「外三合」「内外相合」と言う言葉が有る。「内三合」について考えてみた。 私の今の理解では、心/頭/脳に浮かんだ選択肢の中から意思決定した命令が意であり、その命令を受けて全身を…
歳をとると身体が重く、動きにくくなって来ますが、これは単に筋力が弱くなったと言う理由だけではなく「動くぞ」と言う意(脳の命令)を受けて、身体全体を連動/協調させる気の力も弱くなっているのだろうと思います。 だから「よっこいしょ」と掛け声をか…
私たちがジムでトレーニングする時、アウターマッスルに主眼を置いてトレーニングする事が多いですが、これは筋力維持とか、筋肥大→基礎代謝アップ→肥満防止とか、の面で効果が有るトレーニングです。 しかし、この様なトレーニングだと、アウターマッスルの…
若い女性がハイヒールを履いて歩いている姿を見て、膝と腰をもっと伸ばして、綺麗な姿勢で歩いて欲しいと思った事が何度も有る。 膝と腰をスッと伸ばし全身を使って歩けば、地面からの反発力が、膝や腰の負担にならず上半身に伝わって、身体を引き上げる力と…
10月下旬に行われるフェスティバルに向けて練習が始まった。 参加する人/しない人、夫々に思いが有る様だが、初級者には参加する事を勧めたい。 自分はフェスに参加した事で、自分の太極拳の質が一段階アップした様な気がする。 上手な人に合わせたスピード…
以前、推手の講習会に行った時「これだ」と思った事が有って、その理解が正しいかどうかを、今後確認する為に、備忘録として残しておこうと思う。 それは、起勢の最初に左肩を押されながら、左足を開いて開立歩になる時の要領だ。 練習の最初の頃は、左肩を…
私たちの心の状態は、身体の張りや姿勢に現れるし、逆に、置かれた環境や姿勢は、心の状態に影響を及ぼす。と聞いた事が有る。その時、なぜか、ふと、井上陽水の歌を思い出した。楽しいことなら、何でもやりたい。笑える場所なら、何処へでもゆく。 悲しい人…
太極拳で要求される身体の柔らかさを考える時、いつも思い出すのが、一昔前の大横綱、大鵬の相撲であり、身体つきだ。 私が中学校に通う頃には、テレビが一般家庭にも普及して、相撲では大鵬と柏戸が東西の横綱を張る「柏鵬全盛時代」であった。大鵬は「柔」…
最近、蹬脚で足を高く上げるのが大変になって来た事も有り、足を上げるよりも、膝から下を蹴り出す事と、両手をきれいに広げて姿勢を保つ事を意識している。 しかし、足を高く上げなくても良いと思って身体の準備をする時は、合の意識が薄くなりがちで、身体…
「まあいいか」と自分を許せば、心も身体も緩み、心地良い時間を過ごす事が出来る。 許すとは、受け入れる、逆らわない、と言う事。許せないとは、自分の周りで起こる出来事や他人に対して「心地良くないから、受け入れられない」と言う事。心と身体が頑なな…
太極拳には、内三合・意気勁・精気神と言う言葉が有るが、そこに出て来る単語、意・気・勁・精・神はどれも実体がない為、理解するのは困難だ。多分感覚として理解するしかないのだろう。 正しく表現出来るかどうか不安もあるが、今迄の自分の理解を言葉にし…