ねたもへの滴(したた)り日記

京都のスミから、音楽・本・ラジオ・ガジェットで紡ぐ小さな喜びたち

【日常•雑記】長岡京•初詣めぐり

初詣を巡る

明けましておめでとうございます。
毎年、京都・長岡京市で初詣をしています。

今年はその時間を、すこしだけ言葉に残してみようと思いました。

巡ったのは四社。
歩いて、登って、息を整えながら、ゆっくりと。

この日の気温は7℃。
歩行時間は2時間40分ほどでした。

長岡天満宮

(撮影:わたくし/元旦の長岡天満宮の大鳥居)

最初に向かったのは、長岡天満宮
地元ではよく知られた神社で、菅原道真公を祀っています。

例年、受験生でいっぱいになる場所ですが、
今年は、どこか人が少ないようにも感じられました。
とはいえ、行列はしっかりと境内の外まで続いていて、
「少ない」という感覚も、時間帯によるものなのかもしれません。

熊手と破魔矢を受け取り、
年が改まった実感が、手のひらにのこりました。

(撮影:わたくし/長岡天満宮で手に入れた熊手と破魔矢)

走田神社

長岡天満宮から山へ上がり、走田神社へ。
普段は人の気配がほとんどない場所ですが、
この日は、思った以上に人が集まっていました。

階段は長く、
膝にすこし違和感を覚えながら、ゆっくりと登ります。

(撮影:わたくし/走田神社の長い階段)

走田神社の福笹は、本物の笹。
どこか手作りの温度があって、
その素朴さに、わたくしは毎年ひかれています。

お金をおさめて福引を引かせてもらいます。 お菓子をいただけました。

「(長岡)天満宮は人、多かったですか?」と声をかけられ、
「多かったですよ」と、短く答えました。

個人的には少なく感じましたが

何となく雰囲気に合わせて多い、と答えます。

そんなやり取りも、初詣らしい時間でした。

そこから福笹を自ら取ります。

(撮影:わたくし/走田神社の福笹置き場/自分で取るシステム)

(撮影:わたくし/走田神社の福笹)

そして、次の神社へ向かいます。

長法寺稲荷神社

次に向かったのは、長法寺稲荷神社。
山奥にあり、いつもは人影のない場所です。

途中に気になる建物があったので撮影。 窓があたらしい。何か気になります。 (撮影:わたくし/長法寺稲荷神社の途中にある建物)

(撮影:わたくし/長法寺稲荷神社の途中にある建物)

赤い鳥居が続く道は、
今年も変わらず、静かに整えられていました。

この日は、境内を掃除している方がいて、
「おめでとうございます」と声をかけると、
やわらかく会釈が返ってきました。

ようやく神様の前で手を合わせたとき、
ここまで歩いてきた時間が、すっと胸に落ち着いた気がしました。

(撮影:わたくし/長法寺稲荷神社の入り口)

子守勝手神社

最後は、子守勝手神社。
同じく山奥にある、小さな古社です。

近道をしようとして、体育館の裏を廻りましたが 工事中で大回りに。
思った以上に歩くことになりました。 (撮影:わたくし/西山体育館の裏道/工事で通行止めの様子/ちょっと進んでみましたが無理でした)

そして、入り口に到着

ここから、さらに山奥へ登っていきます。

(撮影:わたくし/子守勝手神社への入り口)

つづら折りの山道を登っていきます。 不思議な建物など興味深いものがいろいろありました。

途中には「投石注意」「熊注意」の看板。
投石注意、という言葉には、つい笑ってしまいました。 なぜか投げたくなるロケーション。

絶対投げてはいけません。

ただ、急に視界が広がって羽目を外したくなる気もします。

(撮影:わたくし/投石注意の看板)

しかし、熊注意は、さすがに笑ってはいられません。

(撮影:わたくし/熊出没注意の看板)

去年の漢字が「熊」。

年が変わったとはいえ彼らには関係ない 出ないことを祈りながら、歩を進めます。

到着すると、
いつもは静かな境内に、今日は人の姿がありました。
小さな神社が、ちゃんと大事にされていることが、
なんとなく伝わってきます。

(撮影:わたくし/子守勝手神社の境内/人がいっぱい)

干支の「午」の立体作品もあり、
どこかに、つくった方の気配が残っているようでした。

(撮影:わたくし/子守勝手神社/午の立体作品)

歩き終えて

この日の初詣は、
ケガもなく、無事に巡り終えることができました。

途中、膝が痛くなりかけましたが、
大事には至らず、ほっとしています。

人の多さは、
長岡天満宮 > 走田神社 > 子守勝手神社 > 長法寺稲荷神社
という順だったように感じられましたが、
これはあくまで、わたくしの体感です。

小さな神社ほど、今年は人が多く、
どこか、にぎやかな初詣だったようにも思えました。

また来年も、こうして歩いてお詣りできますように。
そのことを、静かに願いながら、帰路につきました。

【日常・雑記】今年買ってよかったもの、行ってよかった場所

年末にあたり、すこし振り返る

今年の終わりが近づいてきて、
買ったもの、足を運んだ場所、よく触れていたものを、
静かに思い返してみました。
派手さはないけれど、確かに生活を変えてくれたものたちです。

今年買って良かったもの

▶️ もくじ クリックすると開きます◀️

体調と向き合うための買い物

マウスピース

  • 歯医者で作ってもらったマウスピースと舌を上顎につける
    • 若いころは肩こりがなかったタイプなのですが、どうやら噛み締めがあるみたい。寝てる間なので自覚なし。朝起きたら肩がこわばり、歯茎にも違和感がありました。虫歯はないのに、歯茎が痛かった。
    • 歯科のすすめでマウスピースを作ってもらう
    • 最初の一晩は違和感すごかったが、2日でなれました。
    • あきらかに、肩こりや歯茎の違和感がほぼなくなった
    • 同時に、上顎に舌をつけることをまなぶ
    • 歯茎だけでなく、頭が固定されて安心
    • これは続けていきたい

デジタルはかり

(画像:公式サイトより引用)

www.tanita.co.jp

  • 今年、ダイエットが進みました
    • 運動と食事療法を続けています。
    • それでも何年も減ることはなかった
    • しかし、計量器を買い替えて測るストレスが減った
    • 一回のご飯の量、プロテインの量
    • 多いのも良くないが、少ないのもダメということも、今年体験しました。
    • これもよきときに買い替えていきたい

台所まわりが変わった

フライパン

(画像:公式サイトから引用)

www.nitori-net.jp

  • ニトリ DECO HOME で試しに買ってみた話
    • 近所にニトリDECO HOMEができました。
    • イズミヤ西友が、生活雑貨の売り場をなくしてしまった
    • 食器や調理器具は100円ショップで済ましていた
    • やはり満足できない
    • やっとできた生活雑貨屋さん
    • 調べてみるとフライパンがおすすめらしい
    • 買ってみたのがこのフライパン
    • 表面がアルミなのが良い
      1. おこげができやすい
      2. 焦げ付きにくい上にしっかり焼けて嬉しい
      1. 煮物が作りやすい
      2. 鉄やコーティングがないので煮物もおすすめされてた
      3. フライパンで煮ると蒸発が早く煮詰まるのが早い
      4. 鍋より口が広いので強火でも火力が逃げないので早く沸かせる
      5. ただ、まだ半年くらいなのでここからどうなるか試していきたい

食べ方が変わった一年

  • 野菜の「量」より「種類」を意識するようになった

    • ダイエットで野菜の取り方を研究
    • 最低限の栄養を理解して摂取する大事さを知る
  • 常備菜を作るようになったこと

    • 家で食べられる日は必ず食べられるように
    • しかも簡単に摂取できるように

シリコンスチーマー

(画像:Amazonより引用)

www.wahei.co.jp

  • 毎週、常備菜を作っていると熱を通すのがたいへん
    • でも、保存期間を伸ばしたい
    • 効率よく火を通すため購入
    • 非常に楽
    • さつまいもを蒸すのにもハマった

よく聴き、よく見て、足を運んだもの

音楽

  • 今年よく聴いていた曲のこと

LUOV「ラッキープラザ」•YouTubeより

youtu.be

YouTube:LUOVさんがフェスでおこなったライブのようす)

  • YouTubeで1年でよく聴いた曲
    • やさしいR&B
    • 技術よりも「さりげなさ」に惹かれた
    • 歌も演奏もめちゃくちゃ上手い
    • しかし、そんな風にみえない
    • すごい
    • めざしたい

タイの音楽

youtu.beYouTube: James Alyn – Dim The Lights)

youtu.beYouTube: pami (THA) – kiss me blue)

youtu.beYouTube: แค่เธอยิ้ม (Super Smile) - Etc.)

  • おすすめに上がってきた
    • おしゃれ
    • センスが良すぎる
    • 自由な感じがする
    • これからも期待
    • なぜかなつかしい

Rebel Townのライブ•nano

(撮影:わたくし/ライブハウスnanoの看板)

(撮影:わたくし/ライブ中の様子/目線いただきました)

  • はじめてみる単独ライブ
    • めっちゃ良かった
    • ぎちぎち満員の会場
    • 盛り上がりがすごかった

aoco.さんのライブ•京都FANJ

(撮影:わたくし/京都FANJの看板)

(撮影:わたくし/ライブ会場の撮影タイム)

  • aoco.さんの初単独ライブ
    • 緊張感がすごかった
    • 演奏レベルが高かった
    • ギターを持ってないaoco.さんが意外

林愛果さんのライブ•紫明会館

(撮影:わたくし/ライブ会場の撮影タイム)

netamohe.hatenablog.com (リンク:わたくしのブログ)

  • ライブで感じた空気や一貫したコンセプト
    • 11月 林愛果さんのライブを観ました
    • 紫明会館というライブ専用ではない会場
    • 手作りで設置された音響など
    • ケルト音楽で統一された世界観
    • 見事でした

イベント

明石家さんまを語る会

(撮影:わたくし/8月10日/梅田ラテラル)

(撮影:わたくし/11月14日/梅田ラテラル)

(撮影:わたくし/ライブ会場の撮影タイム)

  • ラジオ番組「蛤御門のヘン」で知りました
  • 明石家さんま研究家の「エムカク」さんのイベント
  • 大人の自由研究を聞く会
  • 今年2回行われました
  • 2回目には、早くもゲスト「河内家菊水丸」さん登場
  • ものすごく影響を受けました

おどりつかれて/ 塩田武士 著

books.bunshun.jp

-出版社 ‏ :  文藝春秋 (2025/5/27)
- 発売日 ‏ :  2025/5/27
- 言語 ‏ :  日本語
- ハードカバー ‏ :  480ページ
- ISBN-10 ‏ :  4163919805
- ISBN-13 ‏ :  978-4163919805
  • SNSでの書き込み
    • ラジオ 蛤御門のヘン で知りました
    • ネットの書き込みで消された芸能人
    • ひどい書き込んだ人の情報がさらされる
    • 爽快なようで自分もなるかも知れない警鐘のようでした
    • その後、直木賞候補に
    • 残念ながら逃しましたがリアルタイムでドキドキ出来て興奮できました

テレビドラマ

大河ドラマ「べらぼう」

www.nhk.jp

  • 久しぶりに完走した大河ドラマ

    • 伊達政宗」以降は最後まで見たことありませんでした。
    • 今回は本や浮世絵を世に出した蔦谷重三郎
    • とくに浮世絵はなぞが多く興味があるが、理解ができない
    • 物語だと理解できるかな?と見始める
  • 戦や英雄ではなく、暮らしが描かれていた点

    • 戦国時代や幕末ではサムライや志士がメイン
    • あまり感情移入できなかった
    • 庶民の暮らしは書物に残っていても想像がほとんどだったと思う
    • よく描けていた
    • もっと描けるはず
    • これが基準になって欲しい
  • 何かを「0から作る」大変さが自然に伝わってきたこと

    • なんで浮世絵が、吉原のカタログがそんなにすごいのか?
    • と、思っていたが、なぜ出来たか、作りたかったのか
    • それが必然だった、と描かれていて良かった。
    • 0から生まれるものはやむにやまれず出てきたんだ
    • という描きかたに感銘を受けました

スタジアムへ通った時間

サンガスタジアムbyKYOCERA

(撮影:わたくし/サンガスタジアムBY KYOCERA/ホームゴール裏より)

www.sanga-fc.jp

  • 京都サンガFCを応援していた一年

    • サンガサポーターでしたが休眠してました
    • 介護が大変だったから
    • あと、サンガの成績も酷かったから
    • 一昨年から復活
    • J1残留争いを勝ち抜き楽しんでいた
    • まさか今年は史上最高順位3位!
    • 夢のような1年でした
  • 成績以上に感じたこと

    • 優勝争いのシーズン後半
    • スタジアムがいつも満員
    • 街でもグッズを身につけている人を多数
    • こんなポテンシャルがあったのか、と改めて思いました
  • 奇跡よりも「居続ける」ことへの願い

    • 今年は3位という信ずべからざる成績でした
    • でもわたくしは、奇跡の優勝よりJ1に居続けることが大事だと思います。
    • そのためには形を作る、修正力
    • 猫の目のように変わる現場に対処
    • 変えながら、保っていく
    • これからまた成績が落ちることがあると思うが
    • J1に居続ける。これを目標に冷静に応援していきたい

手に入れた瞬間を忘れられないもの

Nintendo Switch2

www.nintendo.com

(画像:スクリーンショット/当選の証拠)

(画像:スクリーンショット/当選の文字を拡大)

  • 抽選に当たったときの戸惑い

    • 今年はこれ
    • まさか1回目の抽選で当たってしまうとは
    • わたくしの周りでは誰も居ませんでした
    • 今年に入って情報収集し続けました
    • 専用アプリで抽選結果が伝わるはずだがなかなか来ない
    • 眠いので睡眠
    • 翌朝…当選の通知が
  • 言わないようにしていた理由

    • SNSで確認すると地獄のような落選の悲痛なポストが
    • かなりかしこまってポストした覚えあり
    • バイト先でもほとんど聞いてこない
    • 聞かれたら答えるようにしてました
    • あまり言いふらさないようにしてました
  • 手に入ったとき、胸の奥に残った感触

    • Nintendo DS以来、かならず発売日に手に入れていた任天堂のゲーム機
    • Nintendo Switch2でも手に入れられた
    • 嬉しさと安心感
  • Nintendo Switch2のいま

    • 現在も毎日起動しております
    • これからも楽しみです!

振り返って思うこと

今年は、
測るようになり、
選ぶようになり、
すこし怖がるようにもなった一年でした。

それでも手に取ったもの、
足を運んだ場所、
身体に残った感触を、
こうして書き留めておきたいと思います。

📅2025/12/30

ねたもへ

【ライブ】「願いを灯すランプ」2025/12/24(水)をみた感想【音楽】

導入|ライブを知ったきっかけ

(画像:引用/林愛果さん*1のポストより/出演者4人集合写真)

(Xのポスト:林愛果さんの告知用ポスト)

このライブを知ったのは、林愛果さんのXのポストでした。
11月にCAPRISEのライブを見たあと、宣伝として目に入ったのがきっかけです。

場所はセカンドルームズ*2
この前も来たばかりの会場で、近所ということもあり、
「行ける距離だな」と思い、DMで予約しました。

会場に入るまで

11℃。
18:40に出発。

仕事が、長引きました。

とにかく渋滞がひどく、
車の列がいつまでも動きません。
どんなに近所のライブハウスとはいえ、
仕事が終わらなければ、帰宅することさえできないのだと、
あらためて思いました。

大幅に時間を超過して、ようやく仕事が終わり、
なんとか自宅へ。
そのまま向かうことも考えましたが、
通勤用のバイクを停める場所があるか不安で、
一度帰ることにしました。

間に合わないかもしれない。
そんな考えが、何度もよぎります。

それでも、なんとか会場へ。
開演、ほんの直前に到着しました。

(撮影:わたくし/second roomsの看板)

(撮影:わたくし/立て看板/本日の公演)

大急ぎで受付を済ませ、
ドリンクと食事を注文します。

受付とメニュー注文は別窓口で、
いったん席を確保してから、もう一度注文に行く仕組み。
もう覚えましたが、はじめての方は知っておくと便利そうです。

前回のライブで、次は必ずタコライスを食べようと決めていたので、
迷わず注文し、席につきました。

ガパオライスと、りんごジュース。
ようやく息がつけた気がしました。

(撮影:わたくし/ガパオライス/Mサイズ900円)

(撮影:わたくし/リンゴジュース/ワンドリンク)

ライブを見ながら

この日は、四組の出演でした。

古田愛弓 さんは、ピアノの弾き語り。
L字型の客席に向かって、
こちらには横顔を、向こう側には背中を見せるような配置でしたが、
不思議と音楽に集中しやすかったです。

変拍子の曲もあり、 タイトルを聞き取れたのは 「ラストドロップ」「琥珀」など、
演奏と歌詞が静かに絡み合っていく感覚が残っています。

林愛果 さんは、ギターの弾き語り。
「ループ」「えんがちょ」「悪者」。
声の張りがとても強く、自然と手拍子が起こります。

片付けができない、というMCも印象的でした。

山田尚 さんは、声量と声の高さが際立っていました。
震災で母の実家を失ったことを歌った曲、
神奈川県厚木市の話、近畿地区をツアー中ということ。
なぜか、よく目が合ったように感じます。

杉野淳子 さんは、登場した瞬間から空気が変わりました。
美しさと衝撃が同時に来るような感覚です。

衝撃作品「リーゼ」
ハーゲンダッツのストロベリー」
エッチな歌詞が多いのに、どこか軽やかで、
MCで語られた万年こたつとミミガーの話には、
思わず驚かされました。

最後は、美しいクリスマスソング。

印象に残ったこと

みなさん、それぞれに持ち味と持ち曲があり、
「ブキを持つ」というのは、こういうことなのだろうと思いました。

音そのものが持つ説得力。
短編小説を、四つ続けて読んだような感覚です。

会場と観客のこと

演奏だけでなく、
会場全体が、ひとつの生きもののようでした。

演者さんが後ろにいたように思います。
みなさん盛り上げ上手で、
無理なく、自然に熱が広がっていく感じがありました。

照明も、とても良かったです。
タイミングや色彩も 曲ごとにぴたりと合っていて、
職人技だと思います。 お見事で誰もが驚くと思います。

観客の呼吸が、そろったように感じられる瞬間がありました。

結び|余韻として

(撮影:わたくし/東向日の通り/いそいで撮ったのでいい感じにブレあり)

ライブが終わっても、
余韻はすぐには消えません。

物販も盛況でしたが、
わたくしは、もう寝る時間だったので、
早々に会場を後にしました。

帰り道、
耳ではなく、身体のどこかで、
まだ鳴り続けているものがありました。

いくつかの場面が、
いまも静かに残っています。

見に行ってよかった、
そう思える夜でした。

📅2025/12/29

ねたもへ

*1:

*2:Second Rooms

【音楽】笹井BJ克彦先生のベース教室R7年12月で発表した内容【ベース教室】

ベース教室に通ってます

わたくしは、2022年1月から 長岡京市にある 音楽スタジオTARUREC *1 で行われている ベース教室にかよいプロのベーシストの 笹井BJ克彦 *2 先生に教示を受けてます。

先生は東京に居られオンラインで習っています。

そこでは、毎回、課題を与えられその場で弾いたり宿題として後日発表するとういう課題もあります。

いつも宿題を教室で発表してるのですが そこで終わっては残らないので ブログという形で発表してみようと思います。

ちょっと個人でやってるブログとしては実験的な試みです。

あたらしく「ベース教室」というカテゴリーも作ってみました。


ドランクビートに初挑戦

今回の宿題テーマは「ドランクビート」。

10月の教室で発表されました。

急逝した ディアンジェロ *3 の追悼の意味もあるそうです。

ぜんぜん勉強不足で知らないジャンル。かなり興味深く勉強できそうな予感がしました。

言葉だけ聞くと、どうやら“ズラす技術”を追求することになりそうです。

リズム通りに弾くのは難しいです。

そして、正直、ズラすことはできると思います。 しかし、格好良く音楽的にズラすのは相当むずかしい、と予想されます。

今回はそれを真正面から受け止め、咀嚼した内容を共有できたらいいな、と思いました。

当日は夕方まで仕事に打ちこみ 到着したのは19:15くらい

天気はくもり

気温4°C

(撮影:わたくし/スタジオTARUREC/すでに真っ暗)

到着したころ、頭の中にあったのは
まだ、完成してない箇所があり どういうフレーズを弾こうか?そんな、まだ輪郭の定まらない感じでした。


プレゼン内容

(場所:TARUREC /撮影:わたくし/ベース・エフェクター/演奏まえ)

ベースプレゼン台本

ここをクリックすると開きます

(画像制作:わたくし/チャットGPT/ディアンジェロとベースというプロンプト)

みなさん、こんばんは。

今日は ドランクビート のベースについて、2ヶ月間研究した成果をお話ししたいと思います。

ドランクビートとは、ざっくり言うと 酔っ払ったように聴こえるリズム感 を 意図的に作った演奏スタイルのことです。

ネオソウルやR&Bの現代的な楽曲でよく使われる表現で、文字通り拍のタイミングがズレているように聴こえます。

■ ドランクビートの本質

本質は グリッドを基準として理解した上で、 あえてそこから離れること だと思います。

たとえば、通常ならぴったり拍に合わせるはずのスネアをちょっと後ろにずらす。 逆に、ベースは本来弾きそうなフレーズを、思いきって拍をずらしてみる。

つまり、ドラムとベースがあえてズレて動くことで、ふわっとした浮遊感や、ちょっとクセになるような 気持ちよさ を生んでいるかと思います。

■ 実際に演奏でどうズラすのか?

技術的にはこんな方法があります。 (画像制作:わたくし/チャットGPT/ドランクビートを奏でるための奏法)

  • スライドや同じ弦での移動を使って、ポジションチェンジにわざと時間をかける
  • 三連符を混ぜて、リズムの感覚をちょっと崩してみる
  • ビブラートやトリルで、音を引っ張る

こうした“物理的なズラし”に加えて、思想的にもズラします。

  • 拍の頭をあえて弾かない あたま抜き
  • 弾きそうなところであえて止まる ブレイク

これは、演奏を止めることで感覚をズラします。

これらはドランクビートそのものというより、ズレや揺れを “結果として生みやすい手段” だと感じました。

■ 今回の課題曲でやってみたこと

まず、課題曲を耳コピして採譜しました。 (画像制作:わたくし/ABC記譜法)

今回は、これまでの研究を参考に、自分なりのアレンジに挑戦しています。

課題曲は、8分音符が連続しているラインが中心です。 そのため、あまり装飾を加えすぎずに、 ズラし でニュアンスを出すことを意識しました。

ズラしには2種類あります。

  • 物理的なズラし (タイミングを前後させる)
  • 思想的なズラし (そもそも揃える気がない)

装飾音をたくさん加筆する代わりに、「弾き方」で表現したり、 逆に休符を加えて、音を減らすことで、ドランクビートらしさを出そうとしました。 ) (画像制作:わたくし/ABC記譜法)

また、今回はドラムのタイミングに注目して、 ドラムが遅れて聴こえる部分では、ベースはあえて拍に正確に乗せて弾く というアプローチを取りました。

そのことで、ベースとドラムの“揺れ”がより強調され、 結果的にドランクビートっぽく聴こえるようになったと感じています。

■ そして学んだこと

今回いちばんの発見は「休符の大切さ」です。 音を弾くよりも、むしろ「弾かないタイミング」でどれだけグルーヴが変わるか。 R&Bやネオソウルでは、この“余白”がすごく効くと感じました。

以上、ドランクビートについてのプレゼンでした。

ありがとうございました。

プレゼンは用意した台本を読みました。


演奏へのこだわり

今回の演奏では、あえて最初にドランクビート的なフレーズを提示し、
後半はそこまでベース自体をズラしませんでした。

代わりに意識したのは、ドラムのズレをどう聴くか、という点です。
ドラムが揺れて聴こえるところでは、
ベースはむしろ拍に正確に置く。

むずかしい技術は、ほとんど使っていません。
それでも「ドランクっぽさ」は、
結果として立ち上がれば良いと思いました。

あとから振り返ると、
ドランクビートというより
「ズレをどう扱うか」という話をしていたのかもしれません。

音を弾かなかった瞬間

印象に残っているのは、Aメロのブレイクです。
音を止めた、その一瞬。
そこに、ちいさな歓声が上がりました。

弾いた音よりも、
弾かなかった音のほうが、
強く空気を動かすことがある。

今日はそのことを、
自分の体であらためて確認した時間でした。

安心と、すこしの余白

正直なところ、終わった直後はほっとしました。
意外なほど評判が良く、
「オリジナリティがある」と言ってもらえたのも、うれしかったです。

「それはドランクビートじゃない」という指摘がなかったことにも、
胸の奥がすこしゆるみました。

むずかしい技術を使わなくても、
ドランクビートの“感じ”には近づけたのではないか。
そんな手応えだけを持ち帰ることにします。

反省すべき点

ドランクビートへの知識や上積みがないので 独自すぎたのでは、とも思います。 R&B的ではなかったのかも知れない。

正直、2ヶ月ありましたが もっとフレーズなど詰められたかも知れません。

その未定の部分こそが、
次に音を出す理由になればと思います。

今日はそんな一日でした。

**

この日のことは先生もブログをしたためておられます

オンラインベースレッスンでした。|笹井BJ克彦note (リンク:BJ先生のブログ/今回の総評)


今回の実験

今回は、ベース教室での発表を、そのままブログに残してみる、という試みでした。
もっと台本だけを貼る形にしようかとも思いましたが、
書いているうちに、つい他のことも書いてしまいました。

ここに記しているのは、あくまで「宿題」として取り組んだ内容です。
普段の教室では、もっと短いフレーズを扱うことがほとんどで、
ここまで長い時間をかけて一つのテーマを掘ることは、あまりありません。

こういうことをやっているのは、わたくしだけです(笑)。

それでも、こうして文章にしておくと、
あとから見返したときに、
そのとき何を考え、何に引っかかっていたのかが、
ちゃんと思い出せそうな気がします。

長文になりましたが、
自分の記録としては、これでよかったと思っています。

📅 2025-12-22
ねたもへ

*1:https://tarurec.jp

*2:https://bottomjack.com

*3:ディアンジェロ(本名:マイケル・ユージーン・アーチャー)は、アメリカのシンガーソングライター/ミュージシャンで、ネオソウルやR&Bを代表する存在として世界的に評価されてきました。1974年2月11日生まれ。長年、膵臓がんと闘病していましたが、現地時間2025年10月14日にニューヨークで51歳で亡くなりました。彼の音楽は多くのアーティストやリスナーに影響を与え続けています。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AD

【イベント】スミシュラン'25に参加した感想【ラジオ】

ミシュランの夜へ

2025年12月20日

この日、KBS京都のラジオ番組「蛤御門のヘン」のリスナーミーティング、
通称「スミシュラン*1が行われました。

去年に続いての参加になります。

ラジオ好きの宴『スミシュラン』体験記 - ねたもへの滴(したた)り日記

6.22 ハマグリスナーミーティング2019へ行ってきました - ねたもへの滴(したた)り日記

(リンク: 過去のブログ/参加した様子。番組やスミシュランの説明も)

ほぼ毎回足を運んでいますが、第一回だけは、倒れてしまい参加できませんでした。
介護をしていたころ、この番組とスミシュランの時間は、
わたくしにとって大きな癒しだったように思います。

会場は、スポンサーさんの中華料理のお店。
夜市的点心酒場 好 ハオ 河原町【公式】hao.owst.jp

パーソナリティの角田さん、スタッフさん、
そして顔なじみのリスナーさんたちと、
ゆっくりした時間を過ごす予定です。

この日は午前中は仕事、昼は職場の忘年会。
それでも、心はすでに夜へ向かっていました。


出発前の小さな準備

今年は、番組内で「少し早めに集まってほしい」とのお話がありました。
そのため、いつもより早めに河原町へ向かうことに。

会費は4,400円。
お釣りが出ないように封筒に入れて、外出の準備をします。

17時45分。
気温は14度。
思っていたよりも、空気はやわらかく感じられました。


会場の前で

到着すると、すでに数人のかたが店の前に。 (撮影:わたくし/夜市的点心酒場 好《はお》の外観/一般のお客さんとハマグリスナー)

お店は明るくておしゃれで、
ミシュランの参加者以外のお客さんで満員でした。

受付までの待ち時間、
有名リスナーの 方形沈古墳 さんとお話する機会がありました。
なんと、わたくしの地元に宿を取られているとのこと。
地元民は、案外その土地を知らないものですね。
思わず驚いてしまいました。

「どうぞ使ってください」と、
地元イズミヤのサービス券までいただきました。 年末までの期限ということで早めに消費すること誓って受け取りました。 (撮影:わたくし/方形沈古墳さんからもらったイズミヤ長岡店の300円引き券)


会場の中で

入口では角田さんと、さくらの女性スタッフさんが受付を。
席順はくじ引きで、「33」。
(撮影:わたくし/抽選の紙と席番)

わたくしの周りは、今回が初参加というかたが多く、
みなさん目をきらきらさせておられました。

角田さんを昔から知っているかた、
出演者の近くにお住まいのかた。
ラジオが好き、という気持ちだけで、
自然と会話がつながっていきます。

会場全体を見ると、男女比はおおよそ3対1。
女性リスナーはやはり貴重な存在で、
場の空気が、どこか華やいでいるようにも感じられました。

以下、お料理の写真を並べます。 (撮影:わたくし/つきだしのお煎餅)

(撮影:わたくし/各テーブルのコップ)

(撮影:わたくし/きゅうりのあえもの)

(撮影:わたくし/鶏とナッツの味噌あえ)

(撮影:わたくし/春巻き)

(撮影:わたくし/えび焼売)

(撮影:わたくし/焼売)

(撮影:わたくし/酢豚)

(撮影:わたくし/麻婆豆腐)

(撮影:わたくし/おこげご飯)

(撮影:わたくし/写真中央/中華風蒸しパン)

どれも取り分けやすく、 会話を邪魔しないお料理ばかりで みなさん先を急ぐようにお召し上がりでした。

盛り上がる時間

今回は、番組出演者の弁護士の先生方も参加されており、
会場は一段とざわめきました。

スポンサーさんからは、
旅行券やお食事券、商品券などのプレゼント。
全員参加のじゃんけん大会は、大きな笑いに包まれました。
わたくしは一回戦敗退でしたが、それもまた一興です。 (撮影:わたくし/同席のかたが当たったお食事券。うらやましい)

お誕生日セレブレーション

さらに、角田さんのお誕生日ということで、
ケーキのろうそくを吹き消す場面も。
(撮影:わたくし/店内でロウソクを吹き消す角田さん)

拍手が、店内に広がっていきました。

質問大会

質問大会では「NGなし」との宣言。
耳の肥えたリスナーさんたちから、
なかなか際どい質問が飛び交います。

それらに真正面から答える角田さん。
いわゆるストロングスタイルで、
なかには、聴いてはいけないことを聴いてしまったような気もしますが
しばらく動揺が収まりませんでした。


そして二次会へ

その後はいったんお開きとなり、二次会へ。
今回も、バッキー井上さんのお店へ向かいます。
(撮影:わたくし/「食堂 バッキー&バー キヨ 」の外観)

お元気そうなお姿を拝見でき、ほっとしました。

二次会では、自由に動きながら、
いろいろなかたとお話を。
音楽の話、ラジオの話、
深く踏み込もうとして、結局たどり着けなかった話も含めて、
それらすべてが、心地よい時間でした。


帰り道

宴もたけなわでしたが、
わたくしは途中で失礼することに。

角田さんや長谷川弁護士、大谷弁護士とツーショ写真撮っていただきお店を出ました。 (撮影:ハマグリスナー/パーソナリティ角田龍平さんとわたくし)

22時40分。
気温は11度。
冬の夜とは思えないほど、空気は穏やかで、
秋か春のような感触でした。

すこし晴れ晴れとした気分で、
そのまま帰路につきました。
この余韻は、しばらく心の中に残りそうです。

*1:ミシュランとはKBS京都のラジオで毎週水曜夜7:30に放送されている「蛤御門のヘン」のリスナーミーティング

ポッドキャスト - 角田龍平の蛤御門のヘン|KBS京都 (ラジオ番組の公式URL/蛤御門のヘン)

【観劇】ヨーロッパ企画「インターネ島エクスプローラー」をみて

物語は一貫して「冒険」でした。

ヨーロッパ企画の演劇を観に行く、ということ

最近はすっかり大きな劇団になってしまったヨーロッパ企画
映画やドラマで、団員の方々が活躍されている姿を目にする機会も増えました。
そのぶんチケットは争奪戦で、わたくしも発売日に、なんとか確保できました。

今回の上演は完全新作。
楽しみでしかありませんでした。

ヨーロッパ企画は京都を中心に活動してきた劇団ですが、
最近は東京や全国での活躍が目立ちます。
それでも本公演や拠点を京都に残してくれていることが、
わたくしにはとてもありがたく感じられます。

わたくしの勝手な見立てでは、
いろんな場所で得た知見をいったんホームに持ち帰り、
そこで練り上げて作品にする。
とても理想的なものづくりのかたちのように思えるのです。

まったく作品づくりをしていないわたくしにとって、
憧れてしまう存在でもあります。

これまでにも、ヨーロッパ企画の作品はいくつか観てきました。 ブログとして残してるのはイベントだけになります。過去のイベントの感想メモは、こちらにまとめています。

ヨーロッパ企画・ヨーロッパ企画「またとない夜」アーカイブ放送を観て (過去のブログへのリンク)

公演をみるまえに

作品詳細

インターネ島エクスプローラー 公式サイト

www.europe-kikaku.com

京都公演
2025年12月18日(木)〜12月21日(日)
京都府立文化芸術会館

上演日時
12/18(木)18:30
12/19(金)18:30
12/20(土)13:00 / 18:00
12/21(日)13:00

料金(全席指定・未就学児入場不可)
一般席:平日 7,000円/土日 7,500円
U25シート:2,500円(前売のみ)

SNSで見えていたこと

今回は、XやYouTubeでの広報活動がとくに活発でした。

X(上田誠さんの投稿)

(脚本制作の様子をツリーで解説されています)

脚本の上田誠さんによる執筆作業の解説はとても興味深く、
制作の過程がリアルタイムで垣間見えるものでした。
ネタバレへの配慮も十分で、安心して追いかけることができました。

アナログで、でもデジタルな発想方法。
霞のようなところから形をつくっていく、その作業は、
仙人の仕事のようにも見えました。

YouTubeではVlogも公開されていました。


(公演までの様子を追った公式Vlog

その他、出演者の皆さんの投稿なども拝見し、
本編を観る前から、すでに少し打ちひしがれていた気がします。

予想はしない、と決める

エンターテイメントを前に、予想はしない。
そう心に決めていました。

当たった外れたに脳の容量を使うのは、もったいない。
どうせ、こちらの想像など軽々と超えてくるのだと、
これまでの経験で分かっているからです。

それでも、つい考えてしまう。
いかんいかん、と心に釘を刺して、当日を迎えました。

当日の様子

その日は朝から予定が詰まっていて、
仕事、歯医者、常備菜づくり。
すでに体はすこし疲れていました。

気温は11℃。晴れ。
夕日が赤紫で、きれいでした。 (撮影:わたくし/車窓から夕日の様子)

17時31分、会場到着。 すっかり真っ暗に


(撮影:わたくし/京都府立文化芸術会館の看板)

開場まで「ローソン 京都府立医大病院店」で腹ごしらえ

(撮影:わたくし/ココアとカスタードクリームケーキ) (撮影:わたくし/ハムチーズたまご 100円引き)

ひと息ついてから、会場前へ。

(撮影:わたくし/会場まえ。列に並びはじめた写真。このあともっと伸びていきました)

17時51分、待機列が動きはじめ、18時に開場。

開演前の空気

期待と警戒がまざる時間

会場では、思っていた以上に行列が長く、
去年よりも明らかに人が増えているのを感じました。

グッズを購入し、客席へ向かいます。
そこで初めて座席番号を確認して、息をのみました。

1列目、ど真ん中。

完全に偶然とはいえ、すこし動揺しました。
目が合ったらどうしよう、いじられたらどうしよう。
そんなことを考えながら、舞台を見上げていました。

やがて暗転し、舞台が始まりました。

見終わって

(撮影:わたくし/終了後の府立芸術文化会館のようす)

20時45分。
アンケートを書き、外に出ると、気温は8℃まで下がっていました。

声を出して笑った、驚いた

面白かった。
ただ、それだけで済ませるのは惜しいほど、
何度も声を出して笑いました。

脚本、役者、衣装、舞台、照明、音楽。
どれもが笑いを途切れさせず、
終わるのがさみしく感じられるほどでした。

誰でも分かる、無茶なシステム

とんでもないシステムを目にしました。
それを成立させるための体力と工夫に、
笑わずにはおれませんでした。

ファミコン時代のゲームのような、
容量の制限を逆手に取った表現。
やさしい嘘のために、全力を尽くす。
そんな印象が、強く残っています。

ストーリーについて

詳しい展開には触れませんが、
物語は一貫して「冒険」でした。

とくにエンディング。
わたくしの観た範囲では、
いちばんきれいに終わった作品だったように感じます。

観客としてのわたくし

初めての最前列ど真ん中。
首が疲れるかと思っていましたが、まったくの杞憂でした。

視界のすべてが舞台になり、
作品の中に没頭することができました。

意外だったのは、
演者とまったく目が合わなかったこと。
それが、わたくしにはとても心地よかったのです。

結び

劇場を出てから、残ったもの

終演後も、頭の中ではいくつかの場面が反響していました。

心置きなく笑えて、
それでいて驚かされる。

ヨーロッパ企画の新作は、今回も、
まだこんなにアイデアがあるのかと、
静かに肩を落とさせてくれました。 (撮影:わたくし/ロビーにあった上田誠監督次回作「君は映画」のチラシ。楽しみ!!)


ヨーロッパ企画に関してこれまで書いたブログ

【ライブ】「ロベルト本郷REAL 生誕51 Death Anniversary XXXXXI 運命の出逢いに打ち苛がれ」をみた感想

12月の午後、電車の中から

2025年12月13日。
13時33分、わたくしは電車に乗りました。
車内はほぼ通勤と通学の時間帯で、冬物のダウンがすこし重たく感じられます。

(画像:告知写真)

今日のライブのタイトルは、生誕と追悼が同時に掲げられた デスアニバーサリー という言葉が目に引っかかりました。

会場は、以前一度だけ足を運んだことのある club MERCURY 。 あのときはお知り合いがメインのステージでしたが、今回はまた別の空気のように思えます。

出演者は、音楽スタジオで知り合った方々です。 ユニットや個人でも出演予定らしい。 「きちんと聴かなくては」と、背筋がわずかに伸びました。
あと、ワンドリンクは水にしよう、そんなことも心に残っています。

14:20到着。

到着すると忘れないようにすぐ建物の撮影。

(画像:建物の地下)

こういうのが一枚あるとブログが映える。

会場建物を撮影していると偶然、向こうからステージに立たれるお知り合いが。 本番前に話し込んでは、大丈夫かと心配しましたが、フランクに話してもらえました。 わたくしの感触では、緊張と緩和の間くらい。 あまり長話になっても申し訳ないのと、開場の時間が迫ったため 一緒に階段を降り、そこで一般入場と関係者に分かれました。

会場の空気|紅色の壁と、冷えた風

扉をくぐると、
ライブハウス特有の匂いがふっと鼻に入りました。

(画像:入り口からの全景)

紅色の壁。 プロジェクターの光。 入り口から正面に画面が投射されていました。 冬にもかかわらず、会場内はクーラーが効いています。
外の11℃とは違う、別の温度がそこにありました。

ステージを見つめながら思ったこと

ライブが始まると、どうやら ロベルト本郷 さんというかたの誕生日らしい。

ライブはロベルトさんを祝うため集まったフェスのような感じ? これは長くなりそうな予感に体が少し反応しました。

出演者の方は、みなさんボーカリスト中心のようでした。 ボーカリストのステージでは、客席を煽る場面が多く見られました。

盛り上げ、盛り上がることも、
フロントに立つ人間の技術なのだと、体で理解していきます。

そして、声量の大きさに、思わず肩がこわばり、
時間が進むにつれて足裏に疲れが溜まっていくのが分かりました。

出演者の年齢層はとても幅広く、
60歳を過ぎた方から、ほんとうに若い方まで、
同じステージに立っておられたのが印象的です。

一方で、客いじりという行為には、
わたくしの中でひっかかるものも残りました。
いじられる側の表情に、視線を逸らしたくなる瞬間があったのも事実です。

お知り合いのステージで

知り合いの方々のステージになると、
いつもお会いしている顔が、頼もしく見えました。

四人編成のグループ、ソロ、そしてペア。
それぞれ違う形で歌が届けられます。

音楽教室でボーカルレッスンを受けている方々は、
ステージでも声量やピッチがしっかりと生きていて、
「カラオケとは違う」と、自然に思いました。

ソロではオリジナル曲が歌われ、
ゴシック調の衣装と相まって、
しっとりとした時間が流れました。

ペアのステージでは、
アニメソングを中心にした構成が、この日は特別仕様。
縛りをゆるめた分、会場の熱が一段上がったように感じられました。

途中退席と、残った問い

20時10分。
お知り合いのステージを見届けたところで、
体の疲れが限界に達し、会場をあとにしました。

帰り道、頭に残っていたのは、
昭和や平成の、自分の歌を大切にしている姿勢でした。
現代に無理に合わせる必要は、ないのかもしれない。
そんな考えが、胸の奥で静かに揺れていました。

音楽とは何なのだろう。
お金になるかどうか、自己表現になるかどうか。
かつてベースを習いながら考えていたことが、
すこし違う角度から立ち上がってきた気がします。

それでも

答えは出ていません。
途中退席という形にはなりましたが、
それでも、来てよかったと、今は思っています。

この日の音と空気は、
わたくしの中で、まだ静かに鳴り続けています。