『ナイアガラ・カレンダー』のプロダクション・ノートに記されたクレジットの「青空のように」のDedicationのことは、8年前の2017年 7月14日に書いたブログにも紹介してます。
その部分を引用してみます。
『ナイアガラ・カレンダー』のオリジナルアルバムに入っていたプロダクション・ノートを見るとこの曲の「Dedication」としてこんな名前が記されています。
P、チビ、チイタン、ミスター・長島
「チビ」とはおそらくジャケットに写っている息子さん。確か「ゴー!ゴー!ナイアガラ」でも「うちのチビが」みたいな話をしていたような気がします。「チイタン」は娘さん、かな? 最初の「P」ってだれでしょう。スペクター・サウンドの曲を作ったということでフィル・スペクター(Phil Spector)のことでしょうか。最後には長島さんが入っていますね。このアルバムを作った1977年には長島監督率いる巨人はリーグ優勝しているみたいだけど、なんでここに長島さんの名が入っているんでしょうね。
まあ、長島さんはだれがみてもお日様のような人ですが。
ここでちょっと細かい話を。
昨日紹介したウィキペディアでは「ミスター・長嶋」となっているんですがここでは「ミスター・長島」となってますね。
先に言うとウィキペディアの方が間違い。今でこそ「ながしましげお」は本名の「長嶋茂雄」と表記されるようになっていますが、昔は「長島茂雄」でした。現役時代はずっと長島で引退して最初に監督になった時も長島。調べたら1993年に監督に復帰してから「長嶋」監督となったそう。だから最初の監督時代である1977年に出した『ナイアガラ・カレンダー』のときは現役時代と同じく「長島」監督だったので、大瀧さんは「ミスター・長島」と記しているんですね。
それはそうと、今ではウィキペディアにも載っている『ナイアガラ・カレンダー』のプロダクション・ノート。これについてきちんと確認しておく必要がありますね。
2017年 7月14日に書いたブログでは「『ナイアガラ・カレンダー』のオリジナルアルバムに入っていたプロダクション・ノート」と書いていますが、これは間違い。数年前に入手したオリジナル盤にも入ってませんでした。でも、1996年盤、さらに2008年盤のCDには入っています。
それから1982年に八曜社から出た最初の『All About Niagara』(僕が持っているのは1983年に出た3刷)にはそれを印刷したものがそのまま印刷されていて、最初に読んだのはこれ(開きにくいんだ、この本)。

そのプロダクション・ノートの最初に書かれているのがこの言葉。
特に熱烈なナイアガラ・ファンの皆様だけに……!
このプロダクション・ノートは『ナイアガラ・カレンダー ’78』が発売されたとき、大瀧さんが「特に熱烈なナイアガラ・ファン」と判断した人、つまり当時大瀧さんがDJをしていた「ゴー!ゴー!ナイアガラ」に何度もハガキを送ってきたような人だけを対象に郵送したみたいですね。で、それを知ったファンでも僕にも送ってくださいと事務所に言ってきた人にもあげたりしたんでしょう。とはいえごく少数のはずで、おそらく100人、いや50人もいなかったはず(大切に持ってる人、いるのかな?)。まさにTo the Happy Few !
これを復刻したのが1996年に出たCD。
つまり「青空のように」の”今まで誰にも言わなかったヒミツ”を語りそびれた1993年の新春放談の3年後ってことですね。大瀧さんとしては新春放談で語りそびれたけど、このプロダクション・ノートに書いてるからわかってくれる人にはわかるだろうと。
とはいえ8年前のブログではそのDedicationについて「最後には長島さんが入っていますね。このアルバムを作った1977年には長島監督率いる巨人はリーグ優勝しているみたいだけど、なんでここに長島さんの名が入っているんでしょうね。まあ、長島さんはだれがみてもお日様のような人ですが」といった程度にしか書いていません。1993年で放されかけた「今まで誰にも言わなかったヒミツ」のことはすっかり忘れていたわけです。











