都市と楽しみ

都市計画と経済学の融和した都市経営を京都で考えています

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

長期の関係と郵便不正事件

日本的な取引として短期志向で最安の調達というものでなく、長期で共通の利益を目指す特徴がある。そのため取引の交渉・協議は組織を背負う「一種の団体交渉」で関係重視し波風を立てず、穏便に、課題に対する代替案を作りあげる歴史がある。<o:p></o:p> 最近は、コンプ…

初夏の修学院離宮

初夏というより盛夏の午後。未だに紅葉の花や躑躅の名残が。新緑と棚田、そして東山の重なりが見事でした。<o:p></o:p> ゆったり歩いて気がついたのは、中離宮の土塁(断面が台形で端が石組み)のモチーフが松並木の馬車道の両側にも展開されていること。恐らくは排水…

大きな石:追加版を作ってみました

人生の寓話として、「大きな石」というのがある十年前くらい、畏友島崎さんからお聞きしたが、ネットでも出ているようだ。お話は:ある先生が、壷に先ず大きな石を一杯まで入れた。次に、小石、砂、水を入れて満杯にした。この意味を、生徒に問うと「時間は…

じゅんじゅう、つるつる:堀川北山の日本一のラーメン

日本一は屋号です。ずいぶん永く通っています。(相撲取りのような親父さんから愛想の良い息子さんに代替わりしました)京都ラーメンの豚醤油、鶏背油、鶏ポタージュ、に並ぶ濁り系で太麺のお店です。スープと太麺、もやし、そして三枚肉をロール状にしたチ…

「世間さまが許さない!」(岡本薫)、「思考停止社会」(郷原伸郎):守るべきものと課題

「世間~」はもと官僚で政策研究大学院の教授。「多用性を前提とし行動をルールで管理するのが欧米型の自由と民主主義」で「みんなが同じモラルの共有を前提とする日本的モラリズム」を世間さま主義としている。この「世間様主義」からの「日本人論」である…

ル・オタク フランスおたく事情 (清谷信一)は面白い

日本の「アニメ」の誇りと文化が書かれている。表紙がフランス国旗に日本の日の丸という秀逸さだ。フランスは官僚社会であるというのが良く分かった。セーラームーンのコスプレまであるとは笑った。 <o:p></o:p> フランスはもともと印象派も浮世絵に影響を受けた。反対…

古典音楽の楽しみ:鑑賞は、コンサート

新聞に、コンパクトレシーバーCR-2LTDが評判で、単機能、低価格、高品質で「音回帰」とある。これは吉野家と同じような位置付ではなく、専門(マーケティングでいう「Focus」)の復活と考える。贔屓のオーディオショップ吉田苑 http://yoshidaen.com 様でも…

じゅんじゅう、つるつる:とんかつ信(下京区)のチキングリル

トンカツ信のチキングリルを(お味噌汁付きは900円)。モモ肉をニンニク風味でソテー、ガルニはキャベツとポテトサラダ。ご飯はお替りできます。柔らかく滋味深いお味で、キャベツ、ポテトと食べすすめます。皮のカリカリ感と脂も程よく楽しい。お味噌汁はイ…

大型複合開発の終焉:棟・用途区分、界隈・賑わい、変容・柔軟

立地創造型大型開発の企画・事業化に従事してきたが、もはや複合開発(Mixed Use Development::MXD)の時代ではないと感ずる。垂直型の複合開発(ホテル、商業、オフィス、パーキング 等)は1980年代にもてはやされ、アトリウムを特徴とした、City within C…

ミニバン:家庭の延長なのだろうか、公徳心を

自転車で走っていると自動車の強引な割り込みと駐車など数回経験する。大体が、家族連れの大型ミニバンで、「何が悪い、俺の道」だという感じである。<o:p></o:p> 友人が、ファミリー・レストランで行儀の悪い客が多いのは、ミニバンに乗ってくるからだという。家庭、家…

週刊朝日はどうした:様子見です

40年間に渡り、週間文春とともに愛読していた。ロイヤリティの高い読者であった。<o:p></o:p> 最近は、高い、暗い、面白くないの三拍子揃って、愚妻も「要らない」なので当分買わない。様子見である。(ちなみに週間文春は未だに面白いので継続)<o:p></o:p> 70年代は、「この店こ…

じゅんじゅう、つるつる:きんせい 高槻本店のみそらーめんに驚く

所用があり高槻に。きんせいが富田から高槻に本店を移したと聞いたので訪問。口開けの客となる。暑いし、辛いものをと思いみそらーめんにする。(800円)見ていると、丼を温め、みそのスープもいっぱい毎調理している。自家製麺はつるつるしこしこの素晴らし…

今頃花見酒の経済に思う:日経夕刊6月17日佐和 隆光

花見酒とは酒屋で1升のお酒を1,000円で借り、2,000円で売ろうとしたが、お互いに500円出して飲みあって、空にした挙句、500円しかお互いの手元に残らなかったという逸話だ。<o:p></o:p> <o:p> </o:p> ケース1:借金の1,000円で買ったお酒を、自分らで飲んだらGDPの増加はゼロ。Y=…

郵政民営化問題:Too Big to Blame

なにやら西川社長問題が喧しい。ご本人は「かんぽの宿問題は忙しいので知らない」とのことらしい。郵政にはもっと大きな問題があるのだろう。<o:p></o:p> かんぽの宿の問題があれほどだとした、その他の事業の問題がどのくらいなのか訝る。それなら、足元のかんぽ問題か…

自転車の安全教則(疋田智):都市計画からの観点の意見を

筆者は「ツーキニスト」という言葉の発明者とのこと。安全な自転車の通行と道路のあり方などを提言している。<o:p></o:p> まず、自転車の区分が違う。速度・用途・距離・場所などで区分される。フランス風だと、自然・長距離から、舗装道路・短距離でキャンピング(グロ…

じゅんじゅう、つるつる:山元麺蔵のカレーうどん

初夏ですので、シリーズを変更します。暑くなるとフライものよりもさっぱりしょうが焼きなどソテーものと麺類を。<o:p></o:p> 梅雨の晴れ間で陽射しがきつい。竹の秋も過ぎた頃だし、早起きして嵯峨野の竹を楽しみにスポルティーフに、バイク・パンツとヘルメットで。(…

未曾有の不況は何だった:需給ギャップ

この前まで、未曾有(みぞゆう)の不況の渦中(うずちゅう)にあると政治家がいっていたが、株価は日経平均が7,000円から10,000円で4割値上がりだ。<o:p></o:p> 実体経済は、輸出の減少(海外需要の減少)と、その前の海外輸入価格の高騰でGDPのうち純輸出は減少したが…

春はドミ:はせがわの日替わりでキチンカツ

テニスの後、空腹を抱えて府庁近くのお店に行ったらお休みで、久々にはせがわに。人気があり、15分ほど待つ。ハンバーグは良く食べているので、日替わりのチキンカツ大盛(700円+100円)を。チキンカツは塩っぱい。トマトソースがかかっているが、ピンと来…

「幽霊屋敷」の文化史:加藤耕一 : 一部の人のみ、楽しい本です

建築の博士の御本。 ディズニーのホーンテッド・マンションを軸に映像トリックや幽霊屋敷の歴史を書いてある。博覧会、展示、ディズニー・フリークには図面もあり楽しいが一般的ではなかろう。<o:p></o:p> しかし、楽しめた。次作を期待する。ローラーコースターとスペ…

早稲田のキャンパスの麻薬事件:いつも開いている価値を

報道によると休日に新宿区の早稲田本部のキャンパスで麻薬取引があったという。<o:p></o:p> 早稲田のキャンパスは日本の大学にしては珍しく、門が無く「通り抜け」が出来る、地元密着型の大学だ。海外では、アイビーリーグのHarvardなどもそうだ。(カリフォルニアのス…

春はドミ:西天満 グリル光陽のヘレビーフカツレツ

たまたま見かけて美味しそうなので入る。名物牛肉薄焼き(4枚)800円というのがお職のようで、焼いた肉と炒めたもやしをポン酢で食べるもの。もやし炒めを見ていると心斎橋のとん平の野菜炒め定食を思い出した。(35年の歴史があるそうです)<o:p></o:p> ドゥミグラス・…

「資本主義はなぜ自戒したのか 日本再生への提言」(中谷巌):So What?

話題の本である。「懺悔の書」で「転向」しているらしいがエッセイのようでまとまりがない。<o:p></o:p> その上、P102 「素人が株で儲けようなんてもともと無理だよ。だって我々プロが上澄みをすくって~」と書いてあるのには驚いた。投資銀行の「デリヴァティヴ」のこ…

大丸心斎橋北店:渋谷109がお手本で街はどうなる

渋谷の109のような品揃えで、地下も20代向けのフロアーにするという。心斎橋もいよいよ低年齢化で、梅田が大人になるのだろう。個店の輝きが失われている心斎橋(筋)であるが、これでいよいよ「渋谷化」となると飲食店以外訪れることもなかろう。 <o:p></o:p> 心斎橋…

どうなる京都駅南VINOWA

ファンドでディベロッパーのジョイント・コーポレーションが破綻した。この開発については、数年前とある方から意見を求められた。 MIDの所有でテニスコートのあったところで開発課題は<o:p></o:p> ① 近接する南北交通が渋滞気味(JRをアンダーパス、ブリッジで渡る)<o:p></o:p> ②…

大阪カレー:どい亭、辛口料理ハチ

辛いものは得意で、タバスコ半分くらいはどうでもない。極端な大盛は苦手で、食べ放題はもっと苦手だ。<o:p></o:p> 初めて、どい亭でビーフカレー(750円)を頂きました。先ずはキャベツのサラダが。次に煮込まれた肉5枚が乗ったカレーが福神漬けとらっきょ(少量)を従…

GM(4):ソローン、思い出

90年代に Alfred P.Sloan, Jr.の関係する学校を卒業した。アメリカは製造業に競争力強化に乗り出したころで、「Japan as No1」が出された時代だ。トヨタの生産手法である「カイゼン」、JIT(Just in Time)などが席巻しており、高名な Michael A. Cusumano…

GM(3):ラインアップ、ジェミニ

乗ったことがあるGM系というとジェミニしかない。1980年ごろでいすずブランドであった。もとはヨーロッパGM(オペル)でディーゼル(いすずのお得意:いすずは117クーペ(ジュージャロ)、フローリアンとおなじフロアパン:プラットフォームが有名)しか思い…

GM(2):スタイリングとビル・ミッチェル

GMといえば毎年のモデルチェンジとスタイリングである。スタイリングの名作の代表例はスティングレイ(1963)であろう。一般にスタイリングというと「形」を指し、デザインというと「機能美」を言う。GMのはスタイリングである。パッケージング・デザインと…

GM(1):GMとともに

GMの破綻を受け、連載します。最後に当方とGMの関わりがあります。 Alfred P.Sloan, Jr.といえばGM中興の祖だ。モデルチェンジとフルライン(時間と種別)のマーケティングでGMを大きくした。その後、ずっとアメリカのブルーチップ(優良会社)であり…

コンビニの地産地消はナショナル・チェーンの多様化か

セブン・イレブンの方に、「ちちんぷいぷい弁当」(関西限定 695円)を紹介頂きました。関西の地場の食材を、人気番組とタイアップした調理で売れ行きが上々とのことです。当方は、大阪では水了軒の八角弁当(1,100円)と赤飯弁当(1,050円)が好きですが、…