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音楽で拡がる輪

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2025年12月13日 (土)

静謐と深い情感が胸に残る 『Unfolding in Time / Kazuma Fujimoto   Masaki Hayashi』

Unfolding_in_time
  

メロディアスで詩的、自然や人生の風景をそっと描くようなギタリスト、藤本 一馬。
多様なジャンルを消化していて柔らかさと静けさと強さが同居しているピアニスト、林 正樹。
2人の10年にわたる共演経験と信頼関係が結晶した、親密で静謐なアコースティック・デュオ。
 
その2人の対等な関係を示すように収録曲は互いのオリジナル曲5曲づつで全10曲。
 
オープナーは、タイトル曲「Unfolding in Time」。
ギターとピアノがゆっくりと呼吸を合わせ、旅路へと誘うような幕開け。

「Values」、思索的で穏やかで深みのある一曲。
「Rebirth」、静けさの中からゆっくりと立ち上がるような明るさや希望の兆し…そんな新しい始まりを感じさせる。
 
少し歪ませたギターの音に緊張感を感じ、感情の深みや複雑さを感じさせる「Cage」。
「Beyond Eyes」、少し瞑想的で抽象的な空気が拡がる。
 
「First Glimmer」、夜明け前の光のような、、何かが始まるな兆しのように繊細な時間。
「Trail of Time」、時の流れの中で静かに積み重なっていく風景か。
 
「Ai」、爽やかで温か、、とても親密な雰囲気のある対話…「愛?」
郷愁を感じる黄昏ソング「Vespera Glow」。

終演は、「Stately Presence」。
余白が重く存在感があり、静かだけど深みと重みのある幕じめ。
 

静謐な抒情と淡い光が、時間の揺らぎとともに立ち上がる一枚。
ギターとピアノが呼吸を重ね、時の流れそのものを静かに写し取るデュオ。
余白に漂う光と影が、聴くたびに異なる風景を描き出し、深い静謐と情感がそっと胸に残る。
 
 
 
1. Unfolding in Time
2. Values
3. Rebirth
4. Cage
5. Beyond Eyes
6. First Glimmer
7. Trail of Time
8. Ai
9. Vespera Glow
10. Stately Presence
 
 

藤本 一馬 (g)
林 正樹 (p)
 
 
 

今日のおまけは、「Unfolding in Time」オフィシャル・ビデオです。
 
 
 
 
んじゃ、退散♪

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JAZZ」カテゴリの記事

コメント

Suzuckさん、こんばんわ。
先日、多分人生初だと思いますがリリースツアーのライブを聴きに行き、このアルバムを購入しました。
なのでアルバム収録曲中心に演奏され、期待通り素晴らしいライブでした。
いろいろなトークも聞けましたが、その中でAiはついて林さんが”あ~ん”の曲を作る50音シリーズに取り組んでいて、その一曲として作曲されたとのことでした。(愛かどうかはわかりませんが、)
CDはまだ数度聴いただけですが、Suzuckさんの記事も参考にして聴いてみようと思います。ただ、いつもながら未聴盤が何枚かあり感想文は来年に年越しとなりそうです💦

象乃花さま、コメントをありがとうございます。m(_ _)m

>リリースツアーのライブを聴きに

裏やましい!!
それぞれ、別々にしか聴いたことがないのですよ。

>Aiはついて林さんが”あ~ん”の曲を作る50音シリーズ

まぁ!貴重なお話をありがとうございます!

象乃花さまのパワーに圧倒されてますわ。
素晴らしいですね!

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