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山種美術館で開催されている特別展「日本画の聖地巡礼2025」に行く。速水御舟、東山魁夷、平山郁夫など、大家の画を一堂に見ることができる。 展覧会の概要を Web サイトから引用する: 映画、小説、漫画やアニメなどの舞台になった場所を訪れる「聖地巡礼」…
運慶の仏像を堪能した後は、東京都美術館で開催されている「 ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」へ向かう。ゴッホの故郷オランダにあるファン・ゴッホ美術館のコレクション展である。 売れない画家だった兄フィンセント・ファン・ゴッホ。兄を支え続けた弟の…
東京国立博物館(トーハク)で開催されている特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」へ。 弥勒如来、無著・世親の兄弟菩薩、そして四天王。個性の違う7体すべてが国宝という運慶一門の仏像を一覧することができる空間が構成されている。運慶仏はその写実性…
静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)の「絵画入門 よくわかる神仏と人物のフシギ」展に出かける。 www.seikado.or.jp Web サイトからその概要を引用する: 古美術のなかの神さま、仏さま、そして人の姿に注目する絵画の入門展です。やまと絵に描かれた高貴な…
箱根路の旅。ポーラ美術館、ニコライ バーグマン 箱根ガーデンズを巡った後は、岡田美術館へ。日本、そして東洋の絵画・陶芸が豊富な美術館である。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com 敷地に入ってまず目に入るのは大きな風神と雷神。作品は…
「連休明けの雨の上野はきっと空いているだろう。」そう考えて、連休中は避けていた上野の美術館に出かける。 しかし開館直後の国立西洋美術館は結構な人波であった。サンディエゴ美術館と国立西洋美術館の作品を比較するように並べて、西洋絵画を概観できる…
情報処理学会の創立記念日は 4月22日。1960年の創立以来 65年の歴史がある。 創立記念日には、毎年、会長からのメッセージを Web サイトに掲載している。 60周年記念事業の一つであった『情報処理学会60年のあゆみ』という本、そして Web サイトがある。学会…
インフルエンザに感染したり、試験勉強をしたり、さらには老父の介護体制を整えたりと、なかなか忙しく、1月半ばも過ぎてから 2025年初の展覧会訪問となった。サントリー美術館で開催されている「儒教のかたち こころの鑑 - 日本美術に見る儒教」である。 w…
新しい職に就くにあたって、簿記3級を持っているというのが条件となっていた。会計・財務は MBA の教科書レベルのことは勉強したことがあるし(20年も前だけど)、まぁ何とかなるだろう。忙しさにもかまけて後回しにしていたのだが、ネット試験の申し込みを…
2024年のノーベル賞は、AI(人工知能)にフォーカスが当たった。物理学賞をホップフィールドとヒントンが受賞したというのに驚くと同時に、甘利俊一先生が選に漏れたことを残念がる声が多かった。深層学習のもととなった確率的勾配降下学習法は甘利先生のア…
手塚雄二さんの絵が好きだ。横浜・そごう美術館で開催されている展覧会、寛永寺創建四百周年 根本中堂天井絵奉納記念「手塚雄二展 雲は龍に従う」に行く(チラシ、鑑賞ガイド、いずれも PDF)。 2025年に寛永寺根本中堂に天井絵として奉納される《叡嶽双龍》…
都美で開催されている「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」に出かける。 実は南の島に移住したこと、トロピカルな植物をカラフルな色使いで描いていることなどから、田中一村=「日本のゴーギャン」という勝手なイメージを持っていた。今回、その無名のまま終わ…
横浜の自宅から第三京浜で 20分。五島美術館の「近代の日本画展」を見る。 Web サイト・チラシから概要を引用する: 館蔵の近代日本画コレクションから、「花鳥画」を中心に、橋本雅邦、川端玉章、横山大観、川合玉堂、安田靫彦、前田青邨、川端龍子、金島桂…
「大吉原展」をあとにして、トーハクの特別展「法然と極楽浄土」に向かう。いわば「俗」から「聖」へ美術館を巡ることになる。 muranaga.hatenablog.com tsumugu.yomiuri.co.jp www.tnm.jp Web サイトから展覧会の概要を引用する: 平安時代末期、繰り返され…
加島美術で渡辺省亭を見たあとの午後の数時間、コメダ珈琲店にこもって本を読む。 池谷裕二『夢を叶えるために脳はある』。高校生に向けた脳科学の講義第3弾。最新の脳科学の知見を、ストーリー性をもって示していく。著者自身が「問題作」と称するくらいに…
加島美術という画廊(古美術商)で開催されている渡辺省亭の企画展を見る。 ドガなどフランスの画家たちを唸らせた卓越した技術。まるで生きているかのような写実性の高い花鳥画。そして上品で洒脱。渡辺省亭は官展から距離を置いたからか、海外で評価が高い…
サントリー美術館から泉屋博古館東京に来たついでに、新・観光名所である麻布台ヒルズまで足を延ばす。 muranaga.hatenablog.com muranaga.hatenablog.com 芝公園からみる東京タワーの隣に、高層ビルが建ってしまったわけだが、その中身はどんなものだろう?…
老親を見舞った帰りに、練馬区立美術館で開催されている展覧会「生誕150年 池上秀畝―高精細画人―」を見る。池上秀畝(しゅうほ)という画家の名前は初めて聞くが、高精細画人という副題に惹かれたのである。 展覧会のサイト(チラシ)から概要を引用する: …
小説をあまり多くは読まないのだが、去年『成瀬は天下を取りにいく』がめっちゃ面白かったので、続編の『成瀬は信じた道をいく』を速攻で買い、一気読みした。テンポよく、ムダなく、キレのある文章の青春小説。個人的には最終話のオチが気持ちよかった。 1…
辞書を作ることに心血を注ぐ人たちを描いた三浦しをんの『舟を編む』。単行本だけでなく文庫本も持っていて、繰り返し読んでいる(文庫本には主人公・馬締光也が香具矢に宛てた恋文全文が掲載されているのだ)。 映画もよい出来だったと思うが、2月から放送…
生成 AI は一般的な知識を学習した大規模言語モデル(LLM)で作られている。 それを実ビジネスに活用するには、企業内に固有な知識・文書を反映させる必要がある。それには事後学習(ファインチューニング)を行って、LLM 自体を強化するやり方もあるが、AI …
デジタルマーケティングのための Web サイト構築、映像制作を生業とする会社にいるので、生成 AI の活用は必須マターである。 muranaga.hatenablog.com 昨年(2023年)末、僕が目を通した以下の本を候補に、読書会・勉強会を企画した。 生成AI時代の「超」…
国立新美術館で開催されている展覧会「マティス 自由なフォルム」に出かける。 フォービズムで有名な20世紀の巨匠マティスは、後半生をフランスのニースで過ごした。今回の展覧会には、ニース市美術館のマティスのコレクションが出品されている。 matisse202…
国立西洋美術館でキュビスムを学び、19世紀のアカデミーの絵画を見た後は、パナソニック汐留美術館で開催されている「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展に出かける。午後から行ったためだろうか、かなりの混雑で、会場に入るまでに 20組ほどの列…
「キュビスム展」を見た後は、西洋美術館の「Cafe すいれん」で中庭を眺めながら、「トリュフ香る茸のアーリオ・オーリオ」のランチ。藤田真央のエッセイ『指先から旅をする』をちょうど読んだばかりで、そのアーリオ・オーリオ好きがわかっていたので、つい…
閉幕まで 2週間。ようやく「キュビスム展—美の革命」に出かける。現代美術が苦手な僕にとって、その先駆けとなるキュビスムは「わざわざ見に行かなくてもいいかな」という位置づけの展覧会だったのだ。そもそもキュビズム(「ス」ではなく「ズ」)だと誤解し…
チケットが取りにくくなり、「追っかけ」が難しくなってきた藤田真央のコンサート。読響(読売日本交響楽団)の会員である友人が、客演公演のチケットを取ってくれたおかげで、思いがけず半年ぶりに真央君の演奏を楽しむことができた。 muranaga.hatenablog.…
このところ、平安時代からから室町時代のやまと絵、江戸時代の余白の美術と日本美術の展覧会を時代順に見てきたが、さらに時代は下って幕末明治の日本絵画を見に、サントリー美術館で開催されている「激動の時代 幕末明治の絵師たち」展に出かける。 www.sun…
出光美術館で江戸時代の美術を楽しんだ後は、ADRIFT by David Myers にて美味しいランチ。食後は静嘉堂文庫美術館(通称:静嘉堂@丸の内)へ向かう。 www.seikado.or.jp adrift-tokyo.owst.jp 実は先日、銀座の割烹「ちくぜん」のおかみさんから招待券を分…
先週、平安時代から室町時代までの日本絵画、やまと絵の名品を堪能。今週はさらに時代が下り、江戸時代の美術を楽しむべく、久しぶりに出光美術館を訪ねる。 今回の「江戸時代の美術—『軽み』の誕生」展は、狩野派の盟主、狩野探幽が提唱した「つまらない」…