11/5-11/7の期間訪れた瀬戸内国際芸術祭の振り返り。
今回は2日目の豊島です。
11/6 小豆島から豊島へ
2日目は今回の旅行のメインでもある豊島です。
この旅の目的は豊島美術館なのです。
豊島美術館には過去3回ほど行ったことがあるのですが、何度訪れてもまた行きたいと思える、日本でいちばん好きな場所です。
10:30のフェリーに乗って11:05に豊島・家浦港に到着しました。豊島は自転車で回ることにしていたので、迷わずレンタサイクルの貸出所へ。
すると私より先に到着した2人組と係員が何やら話しています。
申し訳なさそうな係員「すみません、今日はもう自転車は全て出払っていて…」
えーーーー
いきなり予定が崩れました。
係員曰く、芸術祭期間中は朝イチの便から来訪者が多く、自転車は大抵出払っているということでした。遅かったか…
私は早々に諦めてバスで巡ることに。しかしバスで移動するにしても大きな手荷物はここで預けるしかなく、レンタサイクルを諦められずうだうだと係員と話し込んでいる2人組を待たないといけません。
早く預けないとバスでの島一周もできないかもしれない…と焦っている私をよそに、2人組は係員を占領します。
そろそろ荷物預けるのも諦めようかなと思ったその瞬間。
???「ありがとうございましたーー」
自転車に乗った3人組が帰ってきました!!!!
ちょうど私の前の2人組と、私の分のレンタサイクルが戻ってきたのです。すごいタイミング。私と係員を引き留め続けた前の2人組にも感謝したい。
こうして私は無事自転車を手に入れ、島一周の旅に出ました。
一番のメインである豊島美術館は16:00に予約したのでそれまでのんびり過ごします。
この日は本当に1日いい天気で、どこを見渡しても絶景でした。


そして16:00、待ちに待った豊島美術館の時間です。
豊島美術館はメインの作品である「母型」に辿り着くまでの道とその景色も作品の一部とされていて、木々が西陽でキラキラ輝いているのが神秘的で印象的でした。

そしてついに「母型」に入ります。
ドーム内を風が通り抜ける音、風を可視化したような糸の揺れ、穴からドーム全体に射す西陽の輝き。
五感を刺激する全てのものが美しく、余計なことを考えるのを強制的にストップさせられるような空間。
この空間に身を委ねて、美しさで心を満たす時間。
深く息を吸い、吐いて、この空間と、豊島全体と一体となれるような場所。
ここにいると何もかも忘れて、空っぽになって、手元には何もないのに、何もかもがあるような満たされた感覚になります。
たっぷり30分楽しみ、レンタサイクルの返却時間が17:00時なので惜しみながら退館しました。
Google Mapの案内曰く、一度山を降りて海岸線沿いを自転車で走れば20分程度とのことなので、のんびり帰ろうと思っていました。そして急な坂道を降りきり、海岸線沿いの道を行こうとしたところで立て看板に気付きます。
「この先自転車乗り入れ禁止」
おしまいです。
私は軽いパニックになりました。
この時点で16:35。返却時間まで25分ありますが、この道が通れないとすれば一度山道を登り直さなければいけません。電動機付きとはいえ、どこまで登り直さないといけないのかわからず一気に不安が押し寄せてきました。
しかし漕がないことには進みません。ゆったりバスを待っている人たちを尻目にゼエハア言いながら自転車を漕ぎ続けました。
ゼエハア漕ぎながら、自転車通学だった中高生時代を思い出していました。
そしてその時代に築いた脚力が目を覚ましたのか、なんとか16:55にレンタサイクルの案内所に到着。無事返却することができました。
トラブルに見舞われながらも、行きたかった美術館にもいけて、なんだかんだ楽しい1日でした。
ふえ〜〜〜〜
次回、大島