写真でイスラーム  

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2026年 01月 09日

紫系の寄せ植え

1.紫とシェルブリエ    
紫だけが好きなわけではないけれど、紫と薄い青系やピンク・薄紫などと合わせて小さな寄せ植えにすることが多い。

紫系の寄せ植え_c0067690_09245573.jpg
↑単色の濃い紫は朝日に映える。

紫系の寄せ植え_c0067690_09320904.jpg
↑ 
シェルブリエ2色で

紫系の寄せ植え_c0067690_10014360.jpg
白から中心に向かっていくにしたがって青みがでてきてピンクにつながり、中心は黄色と変化に富んでいる。
「シェルブリエ」はこのような繊細なグラデーションが見られるパンジーで
様々な色の展開があるところが楽しい。




2.黄色やピンクとの相性

紫系の寄せ植え_c0067690_09194239.jpg
紫のビオラ「アデール」に黄色はほんとによく合う
茶色っぽくなっている小花はカルーナ
シルバーリーフはオレアリア・・・白い毛に覆われた細い茎と小さな葉が印象的でどんな花も引き立ててくれる名脇役

紫系の寄せ植え_c0067690_09274439.jpg
この黄色の華やかさと上の花びらの控えめなピンクの組み合わせが好きで、毎朝最初にこの姿を見る。

紫系の寄せ植え_c0067690_11073994.jpg

ウサギ耳のビオラとピンクのアリッサムとともに少し濃いめのシェルブリエ

 寄せ植えは何を組み合わせようか、成長速度の違いや横に広がるか背丈が伸びるか先を予測しながら考えている時が悩みつつも楽しいものだ。
                                                                                                                                                                                                           
                                       
                                                    
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# by miriyun | 2026-01-09 23:59 | 菜園・ガーデニング | Comments(0)
2026年 01月 05日

日本経済新聞の「アラビア書道」特集

1.鮮やかなアラビア書道特集「アラビア書道に魅せられて」    

 12/28に日本経済新聞にアラビア書道特集が掲載された。
実に広告一切なしの全面を使った3ページ(p.9~11)に渡る特集である。紙質は普通のニュース面よりも白い紙でカラー写真が映える。


 自分は12/28は朝から外出だったので、コンビニで購入、JRの中でこれを広げたとたんに大きな「砂漠の嵐」の写真が目に飛び込んだ。あの「砂漠の嵐」作成中の写真で、遠近感が作品の大きさを感じさせる。電車の中でなければ思わず声を出してしまいそうな迫力の写真だった。プロカメラマンの写真はなんて素晴らしいのだろう。

 
日本経済新聞の「アラビア書道」特集_c0067690_09504160.jpg
⇧新聞をちらりとだけ・・・。もう一面には「青の砂漠」も掲載されている。


2.記事について
①内容
 記事は本田孝一氏のアラビア書道への系譜と作品、そして作品作りへの思いに触れる。
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紙に最初の点が置かれ、徐々に太さを増し、曲線を描き、細くなって消えていく。
「人の人生みたいでしょう?誕生、成長、衰退、そして死。文字の動き、命、魂をつかまえたい」
        以上、日本経済新聞12/28日版 (記事:平野麻理子さん)より引用
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
青の砂漠という代表作で表した砂漠の表情、また、「日本で新風、アラブで評価」という見出しでイスラム圏でよく知られた存在であることなど詳しい記述が続く。
 また、横浜朝日カルチャーセンターでの取材をもとに、山岡幸一(アラビア書道協会事務局長)先生やアラビア書道協会の会員は300人を数えることも紹介している。
更にトルコ文化センター・朝日カルチャーセンター新宿での講師のお話も紹介され、アラビア書道の歴史の中ではなんと吉田左源二、ハッサン・マスウーディー、東京ジャーミィ―・国立民族学博物館などの話も組み込まれ、それぞれ美しい写真が並ぶ。

②読み終えて・・
記事と写真、見出し、割り付け、いずれも微に入り細を穿つようで、よくできている。
何より写真が美しいし、記事は幅広く取材して情報が多い。
購読している人はWebでも見られるだろうが、新聞ならではの大きい紙面、いいですよ!


2.バックナンバーの申し込み方    

 新聞の著作権により、こちらでは紹介くらいしかできないので、詳しく美しい写真や特集記事をご覧になりたい方は、1か月以内なら容易に手に入るのでバックナンバー入手をお勧めする。
日本経済新聞は200円だが、郵送料込みで280円で自宅に送ってもらえるのだ。正月明けが1/5なので本日から申し込める。

◆新聞を手に入れたい方へ   
以下にバックナンバーの案内ページを記載する。
       ↓

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◆日経のWeb会員
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# by miriyun | 2026-01-05 18:02 | アラビア書道 | Comments(4)
2026年 01月 02日

疲弊したもの 前に進ませてくれたもの

1.疲弊したもの    
 ブログを始めた20年前から自分でも常に新しいものに向かう感覚をもってやっていたが、それが近年そがれているのを自分でも感じていた。
疲弊したもの 前に進ませてくれたもの_c0067690_10592120.jpg
①身体的なものから文章力の欠如へ
 決定的だったのが、まず身体的なもの。ひざの痛みに加えて半月板損傷で、医者に行く。
1件目の医者は心なかった。「これは血管が通ってないところが複雑に折れているからダメだよ。しばらく我慢して、そのあと手術で人工関節にするしかない。10年しか持たないけど」
 足の太さが倍に腫れあがるほどの状態で杖を突いて少々歩くだけの生活になったし、希望がなかった。外に出る機会がなくなり精神的にも思いをブログで文章にする力を失った。PCにも向き合えなくなった。

②ペン
また、痛いところをかばって杖を突いて動くうちに、腰・背骨・肩・腕・手指に次々とゆがみやこわばり・しびれが現れた。
 手指が思うように動かなくなるとアラビア書道も思うようにならず・・・インク瓶と竹ペンからも遠ざかった。創作意欲もしかり。
 
③カメラ
 さて、もう一つの問題。愛用していたNikonのD800が限界を迎え、ピントは合わず動かなくなったことで、意欲の点もそがれてしまったのだ。出かけてもスマホでは物足りない。そもそも一昔前のカメラは重すぎる。手指の不調もあり、尚更重さに耐えられなったのだ。
 
 こうして自分の柱となっていたアラビア書道・写真・ブログが次々と消滅しそうになっていった。心の内は自己嫌悪でいっぱいになった。


2.前に進ませてくれたもの    
①リハビリを徹底
 家族の紹介で2件目に診てくれた心あるお医者さまが言った。
「最初は注射で水を抜き、そのあとじっくりとリハビリして周りの筋肉をつけていくといい。
手術は最後の手段として考えればいい、今はその時じゃない」
 それから1年半リハビリに通い、その後も家で教わった運動をしていった。
今は、しゃがむのと走るの以外はできるようになり、階段の上り下りもしている。

②心に従って休む
心が折れているときに、自分の子が言った言葉があった。
『できないことを無理するとストレスになるから、無理なら休む。無理ならやめる』
用事があるとき以外は休まないことを前提にしていたので、「そうか~~~!」と気が軽くなった。
休むことが必要な時期もあると学んだ。

③今が一番!
また、しばらくしてその子に旅に誘われた。その旅先で低い山に登るという。
杖はやめたが、階段や坂がまだきついころだったので、「無理だよ、ついていかれないよ」と返事。
すると、
「体調悪くても、今が一番いいと思ったほうがいい。
いつかよくなったら〇〇しようと言ってるうちに、今後もっと悪くなったら何もできずに終わってしまう。
今が一番!!今こそ旅行でも趣味でもやりたいことをしていった方がいい」
そうだよね。昔のようにはいかないだろうけど、よくなるのを待たずに今できることを精一杯でやっていこうという気持ちになれた。

結果、低い山(観光ルートに手すりがある親切な山だった)に、ゆっくり手すりにつかまりながら登りきった~これはすごい自信になった!
そして完全ではなくてもアラビア書道作品展には出し続ける~これができたから、会場に来られた皆さんにお会いできて心の張りを失わずにいられた。

④元気のもと
 自分では踏み切れず選べずで、とてももやもやしていたカメラ。
家族の手助けがあって、ようやく踏ん切りがついてSonyのミラーレスを手に入れて性能と軽さの両方を手に入れることができた。
ひざを痛めて以来、しゃがんで下から植物を撮るなど好きなアングルで撮影できないのだが、バリアングルカメラだったのでかなり解消されることになった。
今、使い方を学習しながら試写中だが、気持ちはすでにワクワクしている。
疲弊したもの 前に進ませてくれたもの_c0067690_10454728.jpg
試写したカスミソウ



 スタートしてみればいろいろ前に進める。それを実感したのだった。
そして、2026年12月ごろから、気持ちが充実してきたら、それとともに言葉が自然に出てくるようになった。
 もちろん以前のようにはいかないだろうが、ぼちぼちと楽しみながらいろいろ進んでいこうという明るい気持ちになっている。かかわってくださったすべての皆様に感謝を!


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# by miriyun | 2026-01-02 11:01 | Comments(0)
2026年 01月 01日

新年あけましておめでとうございます。

1.迎春    
 旧年中は、いろいろとお世話になりました。
停滞しがちなこのブログにおいでいただいた皆様にお詫びと御礼を申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年あけましておめでとうございます。_c0067690_07193370.jpg
クッラ・アーミン・ワ・アントゥム・ビハイリン
毎年皆様が健やかでありますように!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午年なので、家のそばから見える富士山の写真にアラビア文字の親子馬を走らせました。
(この馬は以前にデザインしたものなので、左が元からの馬、右が今年の馬です。
前の馬の右足が2026年という数字です。馬の身体の文様は自作のエブルの花と❤文様です) 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2.ブログ20年   
 このブログ「写真でイスラーム」は2005年に始めてはや20年5か月。
先月、そのころからのお友達・ブログ仲間に再会するという僥倖を得て、改めてこれまでを振り返ってみた。

 20年前というとweblogという媒体がブログという名で登場して1~2年のころだったか。HPでは難しい日々更新を素人ができるということで、たくさんのブログが立ち上がったころだ。だから友達もそのころからの人が多い。

 そして、ブログ同士で交流していく中で、ごく普通の一般の人がそれぞれなんという個性を持ち、いろいろな活動をしているのかと知り、その感性がびんびんと伝わってくる新しい媒体に喜びを感じた。ブログとともにあった20年だったと思う。これまで触れ合ってくださったすべての方に感謝を!

                                                                                                                                                                                 
                                       
                                                    
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# by miriyun | 2026-01-01 08:29 | 日本 | Comments(2)
2025年 12月 24日

「砂漠の嵐」(A tempest in the desert)・・・アラビア書道作品 

A Gallery of Arabic Calligraphic Works of Fuad Kouichi Honda
   ≪本田孝一氏Web作品展≫・・・ アラビア書道家・本田孝一氏の作品を紹介する特集

 

「砂漠の嵐」(A tempest in the desert)・・・アラビア書道作品 _c0067690_01173811.jpg
 ↑ 画像の上で一回クリックしてください。大きくして見ることができます。
(You can click this photo to see a larger image.)


Web作品No.57
 「砂漠の嵐」(A tempest in the desert)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  
・内容:Qur’an
 『コーラン』アッ・サジダ章 全章
    Quran chapter32 As-Sajdah
・書体:ジャリ―・ディーワーニ―書体
    Diwani Jali
・大きさ:縦172cm×横367cm
・材質/技法:(文字)レタリングゾル Lettering Sol
       (彩色)アクリル絵の具 Acrylic Pigments
・制作年:2025年
・撮影: M.Kobayashi
    
                                                                                                                                                                                                      
◆作者コメント
 かつてサウジアラビアの砂漠に調査で入っていた時、「砂漠の嵐」に遭遇したことがある。

 2月の初め、ネフード砂漠に近い地域でキャンプして地名収集作業に従事していた頃。真夜中3時ごろだろうか、突然大砲の音のような雷鳴が大地を揺るがした。私たちは一斉に飛び起こされる。まもなく大粒の雨がテントをたたき始め、それとともに突風が物凄いうなり声と共にテントに襲ってきた。テントには5,6名の隊員がいたであろうか。テントは、レジャーのキャンプで使うようなビニールでできたものではなく、現地人(ベドウィン)が使うものと同じような厚い布でできた一辺が5メートルくらいある四角の大きなテントだったが、雨と風はお構いなしに襲ってきた。みるみるうちに雨は激しくテントの中の地面に流れ出てきた。

 私たちはあわてて調査の資料や器材などをベッドの上に上げたり、てんやわんや。ベッドは簡易式の金属製のベッドであったが、あっという間に私たちが寝ている下でごうごうと濁流が流れ始めた。そのうち風も強くバタバタとテントを揺るがし始める。そんな状態が30分くらい続いたであろうか。次の瞬間ものすごい音とともに一陣の強風がテントを襲ってきた。中にいる私たちは暗闇で何が起きたかわからない。また次の瞬間、テントの支柱がふわぁっと抜けたように感じたかと思うまもなく、テントそのものが糸の切れた凧のように空中に竜巻とともに吹き飛ばされてしまったのである。
 私たちはただ呆然とそれを見送るだけ。私たちは、今度は吹き付けてくる大雨と強風にもろに曝された。自分の身体が吹き飛ばされるのではないかと必死にベッドの鉄柱にしがみつく。私たちにできることはベッドの毛布に全身を包んで真っ暗な暗闇の中で嵐がおさまるのを待つだけ。夜明けまではあと1時間くらい。その時、実は毛布とは何とありがたいものかと実感させられた。頭からかぶっていた毛布は、(それはベドウィンたちが使っているのと同じ厚い羊毛の毛布だったが)ざあざあ落ちてくる雨にも耐え、一時間たっても身体までは水がしみ込んでこなかったのである。

 夜が明けて、嵐もおさまった。私たちはまだ薄暗い中、恐る恐るあたりを見回したが、近くにあったベドウィンのテントは一つも見当たらず、みな吹き飛ばされてなくなっていた。ただ目についたのは、いまだ囂々と音をたて砂丘から落ちてくる幾筋もの濁流だけ。
 私たちはすぐに自分たちのテントを探しに行った。車であちこち30分も探し回った末、ワーディー(涸れ河)の岸に泥の中に、くちゃくちゃに丸めた紙屑のように半分くらい埋まっているのを見つけた。辺りを見回すと目を覆いたくなるような光景が広がっていた。
 ワーデイーの下流のほうで泥水が堆積した中にラクダや羊が何匹も埋まっている。それらはまるで逆立ちをしているかのように足だけを空中に出して、もがいたまま泥に埋まっていた。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 あれからもう半世紀くらいが経つ。しかし私の頭の中には時々あの時の嵐の轟音が鳴り響いてくる。
今回「砂漠の嵐」と題して作品を作ったのは、私の中の「嵐」を鎮めるためであったかもしれない。

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# by miriyun | 2025-12-24 01:32 | アラビア書道 | Comments(0)