モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

こどもってすごいんだよね

おこさま人生相談室』を読みました。

 

『おとなのお悩み、おこさまたちに聞いてみました』という副題がついています。

 

書店で目に留まり、ほとんど衝動買いです。

 

だって面白くないはずがないっ!!!

 

そう思ったのです。

 

でもね・・・、ちょっと早まったかな?

 

Webで連載もされていて、人気だって本の帯にも書いてあったし・・・。

 

ワタシの期待が高かった分、ちょっと・・・って感じですかね。

 

なんで期待が高かったのかって?

 

こどもはすごい!って常日頃から思っているからです。

 

こどもって、「侮ることなかれ!」ですよね。

 

『一年一組せんせいあのね』なんかを読むと実感します。

 

一年一組せんせいあのね: 詩とカメラの学級ドキュメント

 

読んだ感想は?というと、ほとんど衝撃!です。

 

こどもはよく見てるし、ちゃんと考えてる。

 

借り物の知識や意見でそれっぽいことを大人は言うけど、

 

こどもは、ちゃんと考えてる!

 

じっくり耳を傾ける大人が側にいれば、こどもはちゃんと考える。

 

それを実感させてくれる本です。

 

ずっと若い頃に読んだ本だけれども、形を変えて今も出版されているのが嬉しい。

 

 

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「幸福度の向上」だったらわかるけど「ウェルビーイングの向上」とか言われてもねぇ〜

最近よく聞く言葉に「ウェルビーイング」っていうのがあります。

 

わかるようでわからない、なんとももどかしい。

 

「個人や社会の良い状態」のことを言うようですよ。

 

この考え方を打ち出したWHO(世界保健機関)がそう説明しています。

 

朝日新聞の『異論のススメ スペシャル』(12月20日付)を読みました。

 

書いているのは京都大学・名誉教授の佐伯啓思さんです。

 

文部科学省も2023年の第4期教育振興基本計画において、

 

「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」を掲げたそう。

 

(日本は世界幸福度ランキングが低いですからねぇ、目先を変えたいというのもあるか?)

 

しかし、説明を読めば読むほどなんだかわからなくなってしまった。

 

そしてスッと入ってきたのが記事の後半にあった「諸行無常」という言葉。

 

「この世には、永続する確固たるものは何一つなく、万事は無常だという、さばさばとした諦念」

 

この感覚なら、わかります。

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」って平家物語にもありました。

 

高校時代からなんとなく惹かれていた感覚を思い出しました。

 

「この種の、いってみれば『悲しくも、空しい存在としての人間像』が日本文化の根底にある」と。

 

なるほど、他の人はどうかわからないけれど、ワタシには当てはまりました。

 

「このゆるぎない事実を前提とした日本人の幸福感とは、この現世における人との出会いを一期一会として大切にし、事態に誠実に対処し、自己の事情だけでなく他者との調和をはかり、己の分限のなかで生きる、ということであった。」

 

なるほど、です。

 

佐伯氏によると、米国の「幸福の神義論」などとはまったく違うらしい。

 

ウェルビーイングねぇ?

 

ピンと来ないんですよ。

 

指標ばかり他の国に合わせても、価値観が違うのだから、どうなのかなぁ。

 

文部科学省は「日本社会に根ざしたウェルビーイングの向上」とかを掲げているようですが、どの程度までわかっているのか?

 

あっ! もしかして、わかっていないのはワタシだけ?

 

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「働いて×5回」じゃなくて・・・

「働いて働いて働いて働いて働いて〜」は好きじゃないから、話題にしたくなかった。

 

なんで好きじゃないか?も考えたくない感じ。

 

12月13日付朝日新聞の多事奏論を読んでスッキリした。

 

長くなりますが、シメの一段を引用させてもらいます。

 

 首相にはぜひ日本国憲法前文を読んで読んで読んで読んで読んで読んで読んで読んで読んで読んでいただきたい。身の内にたたき込んでほしい。どんなに嫌悪しようとも、この憲法のもとの首相であるのだから。その縛りを解くことなど、絶対に許されない。絶対に許されない。

 

高市早苗首相の台湾有事をめぐる発言が物議を醸している。

 

中国政府からは抗議を受けるし、その影響で日本への観光客も減っている。

 

この事態をどう捉えていいのやら、なんかモヤモヤしていました。

 

この記事が思い出させてくれました、コレですコレ!

 

「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し」「日本国民は、恒久の平和を祈念し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって」「国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う」

 

声を出して読むとシビレます。

 

ゆるがせにはできない、してはならない国家の基礎である。

 

ほんとうに、そうだと思います。

 

首相には自身で読んでいただくだけじゃなく、日本国憲法のこの部分を国会で声に出して読んでいただきたい。

 

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声に出して読みたい 小中学生にもわかる日本国憲法

 

トランプ大統領が平和賞を受賞したって!?

「平和賞」って聞けば、この時期だと「ノーベル平和賞」のこと、

 

だと思っちゃいますが、違いました。

 

FIFA平和賞」だって!

 

ご存知でしたか? ワタシは知りませんでした。

 

それもそのはず、この賞はできたばっかりで、初の受賞者がトランプ氏です。

 

なんかタイミングが良すぎじゃありませんか?

 

トランプ氏が熱望していたノーベル平和賞の受賞を逃した、その直後ですよ。

 

降って沸いたかのような受賞発表ですからね。

 

「じゃ、これあげるからね」って声が聞こえてくるよう。

 

これ、立派な大人がやってることですから・・・。

 

聞いたことがない賞なので、ちょっと調べてみたけど、

 

国際サッカー連盟が初めて作った賞だとか。

 

選考委員も明らかにされていないとか?

 

今回どんな人が候補に挙がっていたかとか、

 

選考過程の様子もぜんぜん明らかにしていないみたい。

 

最初からトランプ氏にあげるために作ったんじゃないの?

 

次回もあるのかな?第1回だけで終わったりしないよね?

 

余計な心配をしてしまいました。m(._.)m

 

おかげで・・・、じゃないけれど、

 

ノーベル平和賞の受賞者にワタシの注目が向きました。

 

トランプ氏のあからさまなラブコールを袖にして、

 

ノーベル賞選定委員会が選んだ受賞者は、

 

南米ベネズエラの反体制派活動家マリア・コリナ・マチャド氏でした。

 

12月11日付朝日新聞「インタビュー」で読みました。

 

マチャド氏は独裁色が強まるベネズエラで当局に追われながらも民主化に向けた活動を続けてきた、とか。

 

ベネズエラでは政府に反対する者の多くが刑務所に収監され、拷問を受けることも。

 

記事は、民主化運動を共に進めてきた野党指導者のレオポルド・ロペス氏へのインタビューです。

 

彼が語る刑務所の様子ですー

 

「私は独房に収監されていました。大きさは2×2.5メートルくらいで、窓は板でふさがれていました。トイレはありましたが水はなく、数日おきにバケツが置かれるだけ。」

 

「仲間の多くは電気ショックを与えられたり何週間もつるされたりする拷問を受けました。何日間も腕を縛られた人や何時間も氷の上に立たされた人もいます。」

 

聞けば、ベネズエラはれっきとした民主主義国家だった、とか。

 

その民主主義国家が独裁へと向かう姿が、他人事じゃない。

 

国民が選挙で選んだ政権が民主主義を壊してしまうことがある。

 

この典型を示ているのが今のベネズエラです。

 

日本国憲法にある「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。」

 

「国民の不断の努力によって」って言葉がいつもより切実に迫ってきた。

 

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夫婦別姓と旧姓使用OKは似て非なるもの


愛うえ雄さんと柿くけ子さんが結婚しても、姓がそのまま変わらないのが「夫婦別姓」。

 

結婚すると、愛うえ雄さんが柿うえ雄さんになる、もしくは柿くけ子さんが愛くけ子さんになる、のが今の法律の規定です。

 

つまり、どちらかの姓を称さなくてはならないってことです。

 

夫婦別姓」を求める声が大きくなってきて、

 

その動きに対応する形で出てきたのが旧姓の通称使用です。

 

旧姓使用も法的に認めるから選択制夫婦別姓制度を導入しなくて良いでしょう。

 

これが政府の方針らしい。

 

あくまでも夫婦同姓を原則にすることにこだわっているようです。

 

「選択的夫婦別姓」と「旧姓使用OK」は似て非なるもの。

 

「選択的夫婦別姓」は、結婚したら同姓にしてもいいし別姓のままでもいい、というもので、

 

「旧姓使用OK」は、同姓が原則だが旧姓も通称使用できる、というものらしい。

 

あくまで同姓が原則であることには変わりはないわけです。

 

できるだけ煩わしさが少なくなるようにしますよ、的なもの?

 

そんな小手先の対応じゃなくて、

 

姓はシンプルにどっちでもいいよ、

 

つまり「選択的夫婦別姓」ということにはならないのでしょうか?

 

これが、ならないんですよね。

 

民法で「夫婦は婚姻の際に定めるところにしたがい夫又は妻の氏を称する」と決められてるからなんですよね。

 

この法律をそのままに、旧姓使用に法的効力を与えましょう、というのだからややこしい。

 

なんで、そこまでして夫婦同姓を強いるのか?

 

朝日新聞の社説に書いてありましたー

 

夫婦同姓を強いる国は先進国では日本だけで、国連の女性差別撤廃委員会から「差別的だ」と4度改正を勧告されている。(2025.12.6付)

 

それでも夫婦同姓にこだわるのは、別姓になったら「家族の一体感を損なう」という心配があるかららしい。

 

なんともすごい! 個人の生活に突っ込みすぎ!

 

「あるべき家族や社会のかたちを押しつける」を国がやってますよね。

 

「一人ひとりが抱える悩みを見過ごさず、個人を尊重する」

 

ワタシが国に求めるのは、こっちです。

 

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本を読めば、いろいろな人の人生をのぞき見できる

「本を読めば、いろいろな人の人生をのぞき見できます」と言った人がいました。

 

ほんとうに「そうだ」と思います。

 

電車に乗ると向かい側に座っている人を眺めて、

 

その人の生活や人生をあれこれ想像しちゃう、と以前書いたことがあります。

 

本を読んでるから、想像力がより一層刺激されちゃうんだと思います。

 

本の他にも、映画も好きでよく観ます。

 

最近、3作の映画を映画館で立て続けに観ました。

 

『てっぺんの向こう側にあなたがいる』『ブルーボーイ事件』『TOKYO タクシー』です。

 

『てっぺんの〜』は、女性で初めて世界最高峰エベレストの登頂に成功した田部井淳子さんの物語。

 

ブルーボーイ事件』は、1964年に性的適合手術を行なった医師が逮捕され有罪判決を受けた事件を元にしたもの。

 

『TOKYO タクシー』は、山田洋次監督によるフランス映画の『パリタクシー』を原作にしたヒューマンドラマ。

 

どれも魅力的で、グッと胸に迫るものがあります。

 

みんないろいろなことを経験しながら生きているんだよなぁ。

 

良いことばっかりじゃなくて、辛いこともいっぱいあるんだよね。

 

「人生に深入りしないのは罪だ」なんてことも聞いたことあるけど、

 

生きるってことはそういうことなのかもしれない。

 

自分に与えられた運命(みたいなもの)を味わい尽くして死ぬ。

 

これが生きるってことなんだろう。

 

とりとめのないことをかんがえてしまった。

 

こんな日もある、か。

 

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moyamoyaikiru.hatenablog.com

 

選べるものがいっぱいあると選べなくなっちゃう!

「え〜、いっぱいありすぎて迷っちゃう〜」じゃなくて、

 

選べるものがいっぱいあると選ぶことさえしなくなる。

 

マッチングアプリなんかでも、選択肢が多いと、

 

スマホの画面をスワイプするだけで時間ばかりが経っちゃって・・・

 

なんて具合に。

 

これ、動物にもみられる現象だそうで、

 

コウモリやカエルなどの動物も選択肢が増えると交尾の可能性が下がる傾向があるといわれているそうです。

 

10月23日付の朝日新聞の記事(オピニョン&フォーラム)に書いてありました。

 

記事は「初の著書『選択の科学』(2010年)が世界的ベストセラーとなった、コロンビア大学ビジネススクール教授のシーナ・アイエンガーさん」へのインタビューです。

 

「選ぶということ」をテーマに話を聞いたものです。

 

選択肢の増加は個人レベルだけじゃなく企業レベルでも深刻だとか。

 

情報過多によって生産性が下がっているそうです。

 

そんな状況でどうすれば良いかという指南本を書いたのがシーナさん。

 

シーナさんは米国在住のインド系移民で、子どもの頃に視力を失ったと。

 

日本での留学体験もあり、なるほどという感じです。

 

おもしろかったのは、インタビューをした玉川透さんの「取材を終えて」です。

 

なんか人間味が溢れていて、共感しました。

 

「ここ数年『やりたいこと』が見つからず悩んでいる」と人生相談のように始まって・・・

 

「若い頃の夢をかなえ、次の目標が見つからない。もうすぐ社歴30年。」

 

なんか親近感。

 

「そんな時、アイエンガーさんの話にはっとした・・・」と。

 

「若い時は目指すべき『正解』が与えられ、全力で突き進めばよかった。でも年を重ね、責任が増すと、『正解』も自分で定めなくてならない。幾多ある選択肢の中から、最も近いと信じる道を選び取る。人生はその繰り返し。それに飽きたのだ。」

 

このフレーズに妙に惹かれてしまった。

 

疲れちゃったんだね、わかるわかる。

 

GLOBE +編集長の玉川透さん、共感しました。

 

味わい深い記事をありがとう!です。

 

globe.asahi.com

 

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