モウズイカの花紀行

花目的で東北の山を歩いてます。

2025年9月30日、秋田駒ヶ岳の紅葉物語(3)

(本頁は「・・・秋田駒ヶ岳の紅葉物語(2)」の続きである。)

男岳山頂から下山する時は男女岳(おなめだけ)がよく見える。
このお山、男女(おなめ)とはお妾さんの意味なのに、秋田駒では最高峰なのだ。



いつも不思議に思うのは、
このお山、男岳方面から見ると、富士山のような姿をしている。
しかし北や東側から見ると、崩壊地形や異様に赤い斜面が痛々しく見える。

【参考】東の焼森山頂から見た男女岳(2022年9月14日撮影)

旦那の男岳からその姿は見えない。
正妻?の女岳が、ときどき噴気を上げたり、
溶岩を流したりするのは、男岳や男女岳への怒りや嫉妬が原因なのだろうか。


参考マップ


阿弥陀池に下りて、南岸から男女岳(おなめだけ)を望む。


この後、阿弥陀池の東にある浄土平を散策してみた。


ここは北部カルデラ火口原の一部で、この山としては積雪量が多く、雪消えも遅い。
そのため、多くの花が他のエリアより半月~ひと月も遅れて咲く。
ムーミン谷のチングルマ大群生を見逃してしまった方は
是非こちらをご覧いただきたい。

男女岳(おなめだけ)の緩斜面はチングルマに覆われる。


今頃の季節はこのように紅葉している。


チングルマ単体


チングルマ群生の海にハイマツの中島


草紅葉三種混合。下はチングルマだが、左上はミヤマトウキ、右上はエゾツツジ


黄葉はイブキゼリモドキ。

 

(右上)黄葉はウゴアザミ。

チングルマ以外の草紅葉や残り花。

キンコウカの草紅葉


エゾオヤマリンドウの咲き残り


エゾオヤマリンドウ

 

(右上)トウゲブキの実姿

ミヤマアキノキリンソウの古花


オヤマソバの実?と紅葉


ミヤマキンバイ

 

(右上)ネバリノギラン、ミヤマキンバイ、緑はガンコウラン

浄土平から這い上がり、阿弥陀池の絶景を見ながら昼餉をしたたむる。
奥の山は男岳。今日は珍しく鏡面風景も愉しめた。


・・・秋田駒ヶ岳の紅葉物語(4)」へ続く。