テニスの国際大会、ATPツアーのクライマックスとなるNitto ATP Finals。男子プロテニスの1年を締めくくる最終戦です。

出場できるのは、そのシーズンに獲得したATPポイント数に基づくランキング上位8名(ダブルスは8組)のみ。つまり、世界のトップ選手のみが参加し、その年の王者を決める大会です。
そんな豪華な大会を観戦することができました!

ちなみに、ATPファイナルのタイトルパートナー(公式スポンサー)は、日本企業の日東電工です。よって、ホームページに日本語があるのが嬉しいです。
日程
2025年は、11月9日(日)から 11月16日(日)です。毎年この時期に開催され、日曜日から翌日曜日までの8日間行われます。

開催場所
開催地は定期的に変わるものの、2021年からは毎年イタリアのトリノで行われています。(2009年から2020年はイギリスのロンドンでした。)2026年もトリノで開催されることが発表されています。

試合形式
最終決戦に選ばれた8名(8組)は、まず2グループに分かれます。分け方は以下の通り。
<シングルス>
・ランキング1位と2位は、それぞれグループAとBに分かれる。
・3位と4位、5位と6位、7位と8位がそれぞれ分かれ、グループAかBかは抽選で決まる。
<ダブルス>
・1位から8位が抽選で分かれる。
各グループで総当たり戦(3試合)を行い、グループ上位各2名がトーナメント方式となる準決勝に進むことができます。
準決勝、決勝と勝ち上がった選手が、この年の王者です!
<歴代優勝者>

尚、3セット先取となるウィンブルドンなどとは異なり、ATPファイナルズは2セット先取という点でも、他の大会と若干異なります。
このグループ分けは大会直前にならないと決まりません。今年は11月6日(木)、大会が始まる3日前に抽選が行われました。
しかも、ランキング8位の枠は、11月8日(土)まで行われているATPツアーの結果で決まるという、本当にぎりぎりまで誰が出場するかわからない大会なのです!(さらに、ランキング4位のジョコビッチが欠場し、9位のムゼッティが繰り上がって出場権を獲得したというのも、開催前日に発表されました。)
2025年出場選手(男子シングル)
そもそもの出場選手がギリギリまで確定しない上に、試合スケジュールもその試合の前日または前々日にならないと発表されません。
直前まで誰の試合を見れるかは全くわかりませんが、この中の2人の試合を見れるなら誰に当たっても超豪華。

(引用:https://www.nittoatpfinals.com/ja)
2024年は、ヤニック・シナ―がイタリア人初の優勝を、母国イタリアで成し遂げました。しかも、1セットも落とさずに勝ち進んだという快挙!今年はどうなるのか??

チケット
チケットは、11:30から始まるデイセッションと、18:00から始まるイブニングセッションの2種類です。毎日、各セッションごとに、ダブルス1試合、シングルス1試合の合計2試合が行われます。(最終日の決勝はデイセッションのみ。)

チケットは1年近く前から販売開始となり、今回思い立ったのは8月。(2025年11月現在、既に2026年のチケットが販売されています!)
既にどの日程も最安席は売り切れ、残っているのは端の方や後ろの方の席でしたが、それでも平日はカテゴリーを選べるぐらいは残っていました。四大大会と比べたら、チケットは圧倒的に取りやすいです。

一番人気は、もちろん準決勝&決勝です。しかし、最低価格が€330という金額なので、考える余地もなく終了。(決勝の最高額は€2,000を超えます!)
<2023年の優勝はジョコビッチ>

Day1と2も人気です。なぜなら、8名(&8組)全員が必ず出場するから。お目当ての選手を確実に見るために、2日間のチケット4枚を全て押さえる人もいるのだそう。

本当は週末に観戦したかったのですが、超高額の準決勝(土)・決勝(日)を除くと、週末はDay1(日)のみ。しかし、人気のDay1は最低価格€150から始まり、既に€300以上のものしか残っていない。

チケット販売サイトでは、その座席からの見え方をバーチャルで確認することができます。1つ1つ見ながら、最もコスパが良さそうな席を・・・ということで、平日のデイセッションにしました。
同日でもイブニングセッションよりもデイセッションの方が、若干安く設定されています。そして、平日は3階の最安席が€80程度から始まり、少し贅沢に1階席にして€148(+手数料)でした。

会場への行き方 ※トラムが無料です!
会場は、イタリア最大の屋内競技場であるイナルピ・アリーナ(Inalpi Arena)です。
<12,000人収容できるInalpi Arena@トリノ>
トリノの最も大きい駅、Porta Nuova駅からは、トラム4番で約15分。Porta Susa駅からはトラム10番で25分です。
<Porta Nuova駅>

ATPファイナルズのチケットを持っていると、トラムの4番と10番が無料になります。ATPファイナルズのホームページではその案内を見つけられませんでしたが、トリノの交通機関「GTT」のホームページには、その旨がしっかり記載されていました。(実際、車内検札もありましたが、チケットを見せたらOKでした。)
よって、ホテルをとるなら、このトラム沿いがおすすめです。
持ち込み禁止!
正直に言うと、ATPファイナルズのホームページは実用的な部分の案内が少し不親切。
持ち込み禁止物については、会場の看板で確認できました。でも、「イタリア語のみ」というところがイタリアらしいと言うか、「国際大会なんじゃないのかー?!」と思います。

さて、持ち込めないものは、
・ボトル、缶、瓶、水筒
・自撮り棒
・傘
・ガラス製品 など。
これを見る限り、飲み物は持ち込み不可ですが、食べ物は持ち込んでも大丈夫そうです。(持ち物チェックがあります。)
それでは、実際に中に入った様子は次回に続きます!