新年になって3日目。
今日は父のお見舞いに行った。
長くはいられなかった。少し話しただけで、父はすぐに疲れてしまうから。
最初、病室に入ったとき、父の顔色はあまりよくなくて、ちょっとドキッとした。
でも、話をしているうちに、ほんの少しだけ表情がやわらいだ気がしてホッとした。
何を話せばいいのか、正直よくわからない。
言葉を探しているうちに、妹と父の会話をただ聞いている時間が続いた。
それでも、同じ空間にいられたことに意味があったのだと思いたい。
「また来るね」
そう言って病室を出た。
あと何度、こうして父と話ができるのだろう。
考えたくないのに、帰り道、何度もその思いが頭をよぎった。
今日は、お見舞いをした日。
父の青白い顔が頭に残る。