棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

排水桝のメンテナンス

 いよいよ年末になりました。今年最後の仕事は排水桝の補修となりました。前回にメンテした不凍栓のすぐそばにある排水桝です。ここには家の排水のすべてが集まっており、配管が複雑に入り込んでいるところ。不凍栓メンテの時に判ったのですが、その配管の塩ビとコンクリートの接続部に隙間が空いており、排水がだだ洩れ状態になっていました。

 時は12月半ば。まずは水を掻き出して、水漏れ箇所の調査。

 一番の水漏れ箇所は、左側の塩ビ管、短いうえに大きな隙間が見えてます。

寒冷地では、コンクリートは凍結を繰り返すので、ひび割れや腐食が進みます。

とはいっても大きな孔です。

 

さて、こういったところの補修に使うのは、水中エポキシ。水中でも水止めに使えるというエポキシ樹脂で、優れものです。

 2液性なので、すくい出してこねこねします。寒いので硬い。

コードを引っ張って来て、ドライヤーで温めながら、こねこね。

 

 ようやく柔らかくなってきたところで、コンクリートの孔に強くこすり付ける。

そのあと、延長の塩ビ管を差し込んで。

 周辺にもがっちりと塗布します。

さらに、右の配管の周辺にも盛り付けていき。 

 外側からも押し込んで。ここは終了。

 

 念のため、他の塩ビ管の周辺にも塗布をして行き、ようやく終了となりました。

2日がかり、冬の水回り補修は大変です。

 最後に、浴槽の水を流して確認。うまい具合に流れていきます。L字管の上の孔は、空気抜きのために開けたもの。これがないとあふれ出します。

 蓋を閉めて、全ての工事が完了。

 

 ところで、10月から続いていた、水漏れの音の正体が判りました。11月半ばに留守をしていた間に、本管=メインの水道管の水漏れが発見され修理されたとのこと。

戻って来て、屋内の水漏れ音がまったく聞こえなくなっていたので、設備担当に聞いて判明しました。

 ということで、年末には、水関係のトラブルが全て解決しました。

良かった。安心して正月が迎えられます。

では、皆さま良いお年を!

薪ストーブを設置

 しばらく本拠地に帰っていて、今週初めに戻ってきました。室内の昼間の気温で4℃。かなり寒い。電気ストーブと石油ストーブを付けて、部屋を暖めていきます。

夜はこたつで暖まりようやく寝ることが出来ました。

 翌日には、さっそく薪ストーブを組み立て設置することに。

写真は、ベランダに置いていた壁と床部品。

 まずは、床から組み立てていきます。床のユニットを敷いて。

 その上に、ケイカル板=断熱・耐熱板を置いて。

 次に壁材を立てて固定していきます。

 手前にも壁材を立てたところで、コーナー部を木ねじを使い固定する。

 さてその次は、ガラス戸に煙突を通すため、縦長の壁材を使用します。合板の上下部をサッシ受けの隙間に入れ込んで、固定が出来るようになっています。ここは大事なところ。寸法に修正を重ねていきワンタッチで出来るようになりました。下側の方にはケイカル板で煙突を通す孔が付いています。通称メガネ板。

 室内から見るとこんな感じ。

 

 さて、一服したのち、本体を組み立てていきます。

 こちらは煙突部品。

 外側の部分を組み立てたところ。

 安全のため、バーベキューの上にレンガを載せて台座とする。

 室内側の本体は、高さを調整しながら、表側のパイプに接続。

 最後にレンガを組み上げて、耐熱と蓄熱壁とすると完成。

今回は約2時間で出来ました。大分速くなった。

 火を入れて、さっそく煮込み料理を作る。鶏もものトマト煮込みです。

 これが旨い。鶏肉がほろほろと柔らかくなりトマト味が沁み込んで美味しかった。

ではまた。

不凍栓のメンテナンス-その2

 さて不凍栓のメンテナンスのつづき。まずはバルブ下の底に砂利を敷いていきます。厚さは約5㎝。

 白く光っているのは足の位置。かなりの深さなので、角棒を持ってきて撞き固めます。

 良かろうというところで、ビニールシートを広げて全体を包む。

 広げて見るとこんな感じ。

 ここからは玉石を敷いていきます。

 バルブのところまで詰め込んだところで、元栓を閉めて確認。

 水抜きの水が出てきて濡れていきます。

 ゴムのカバーを上げると、排水口が現れて。4か所あることが判る。

 バケツから水を流して、泥の汚れを洗い落とします。何回か往復してジャバジャバと洗う。水はけがよく水溜りにならない。これは良い、作戦成功。

 

 ということで、どんどん丸石を詰め込んでいき。

かなり詰め込んだところで。塩ビのパイプカバーを差し込んで、まわりに土を詰め込んで行き。

 最後に、ビニールシートの上に、石を載せて押さえつけると。

 工事は完了です。

 結果はというと、水抜きハンドルの動きは、格段に軽くなりました。詰まっていた泥が洗い落とされた模様。これでひと安心。

ではまた、つづく。

不凍栓のメンテナンス-その1

 ことの始まりは10月の初めころ、家の水道管からシャーと小さいながらも不審な音に気付いたのでした。事によると何処から水が漏れているかもと思った次第。さっそく設備課の知り合いに電話をして来てもらい調査することに。

 音の出どころと水漏れあとを調べていくと、まずは屋内ではないことが明らかに。水漏れの形跡がないので。さてさらに、音の出どころを探っていくと、元栓と庭の給水栓からも音が聞こえる。したがって地中の水道管からの水漏れで間違いないということに結論される。圧の掛かっている水を通して、屋内の水道管にも音が伝わってくるらしい。”ソナー”見たいなものです。

 設備課と分担しての調査をすることになり、当方は元栓を掘り返してみることに。というのも最近バルブの動きが重くなってきたので、気になっていました。

 元栓とは写真の丸い蓋を開けると見える赤いハンドル。竹村式と言う不凍栓でバルブを開閉するもの。

 

 竹村式の不凍栓については過去記事があります。冬に凍結するような寒冷地で使われており、留守にするときに水道管内の水を抜くことができるもの。

moribito70.hatenablog.com

 

moribito70.hatenablog.com

 

 説明図を再度掲載します。竹村式はハンドルを回すことで、給水のストップと屋内の水道管の水を排水するという優れものです。

 それでは、まずはじめに、スコップを使って周りの土を掘っていきます。どんどん掘っていくとカバーの下に何か見えてきました。


 さらに掘り進めると水道管が見えてきました。この底にあるのが竹村式不凍栓。

 試しにバルブを閉めて見ると水が出てきました。

 溜水が出来ています。地面からの深さは約60㎝くらい。

 

 ここで設備課の詳しい人に補修とメンテナンスの方法を聞くと。バルブの位置からさらに20㎝深く掘り下げ、玉砂利を敷き詰めていき、周囲にビニールシートを回して囲っていくというもの。雨や地下水などでバルブの排水口が目詰まりしない様にガードをする。そういえば、現状は水たまりが出来ていて排水が良くない。

 ということで、さらにセッセと掘っていきます。周辺も広げて。

 狭いところで掘っていくのは結構疲れます。

周囲には落ち葉の森が広がっていて一服するのにはいい景色。

 ようやく配管も通り過ぎ。

 かなり深くなってきました。

 穴の底はハンドルから約85㎝の深さ。

 バルブから底まで20㎝。目標達成! やったね。

排水口にはゴムのカバーがされています。この下の方から水が出てくるところ。

 結局、2日掛かってしまった。周りが排水管と水道管が入り組んでおり慎重に進めたのでした。

ではまた、つづく。

秋空と紅葉

 今年の秋もようやく紅葉が見ごろとなってきました。この連休の11月3日、4日と、朝の気温が急に下がり、一気に紅葉が進みました。

 朝の陽に映える黄葉の森です。

 玄関脇のもみじは鮮やかな黄色。

 朝のひんやりとした空気の中、散歩するのは気持ちが良い。

 こちらは紅葉。

 

 しばらく道を進んでいくと遠くに鹿の姿。いやー久しぶりの出会いです。電柱の左には小鹿の姿も。

 そのうち、いつもの道を去って行きました。

 ところで、森の中にも親子が。

 こちらは森の中に走り去って行きました。別れさせて申し訳ないね!

 

 道を進んでいくと、こちらも見事な黄葉。

 ちと、雲の様子を撮ったりして。

 もみの木通り。

 庭先に立つ見事な木。

 

 今朝の富士山は、雲がながれて、冬景色です。

 

 ここらが一面の紅葉で、綺麗な通り。

 さて、森の中を下って戻ります。

 

 朝にワンちゃん2匹と写真を撮っている方がいて。ポーズを取って可愛かった!

 

 今年も紅葉の森を散歩することが出来ました。感謝。

ではまた。

和室の天井裏大掃除

 昨日3週間ぶりに山荘に戻ってきました。山はすっかり秋も深くなり、足元には落ち葉が舞っていました。到着したら、こたつを出し、石油ストーブを付けて、屋内を暖めていきます。すると3時ころ友人のMさんが来亭、なにやかやと近況の話で盛り上がりました。

 さてDIYの方はしばらく前のこと、冬になる前に和室の天井裏の大掃除をせねば!と思いたち5日ほど掛かって綺麗にしたのでその時の話。

 我が家の天井裏にはグラスウールの断熱材が敷き詰めてあります。ところが30年以上も経つとこれがめくれたり、カバーが剥がれたりして酷い状態でした。断熱材としての効果も期待が出来ません。その当時の断熱材は、片面が箔、片面が厚紙の構成で、袋状に閉じていないので、剥がれて捲れあがってくる。特に箔の捲れが多く、グラスウールが露出しています。

 これを見た当初はどうしたものか!としばらくは放置。そのうちなんとかせねば!と考えて洋間の天井裏を改革。今回は、その方法で和室を大改革することにしました。

 とりあえず集めて積んで。

 押入の点検口の近くに作業場所を設置。なんとか頭が当たらないところ。

 腰を落ち着けて作業開始。

 グラスウールが露出しているところを丸めていき。

 半分ほどでハサミでカットする。綿手とポリ手の2重ガード。グラスウールが付着すると後々が大変なので、厳重な防護体制。

 丸めた断熱材を梱包用の紙袋に入れていきます。

 片方からも差し込んで行き。

 断熱材の厚紙袋詰めが完成しました。

 この袋を、壁の隙間へ持っていき、押し込んで。

 出来るだけ隙間の内に押し込み、詰め込むと完成。

これは、壁の隙間を通る隙間風を遮断するため。どうじに厚紙で包むことで湿気を吸収、呼吸できるようにして結露も防ぐことができる。というアイデア。もう一つ良いことはグラスウールは産廃物なので簡単に廃棄が出来ないことでもあり、思いついた再利用の方法でした。

 ということで、袋詰めしては、壁に押し込んでいきます。

 一列分、詰め込んだところ。ふーむ、効果がありそう。

 

 そうして、順調に進んでいった先、一番奥の隅にあったのは蟻道の痕跡。太い、相当の蟻が住んでいた痕跡。幸いに、ここ山麓ではマイナス10°C以下になるため白アリはいないとのこと。多分普通の蟻。

 板材を使ってごしごしとこさぎ取り。

 蟻退治を噴霧。手の届かない下の方までバッサバッサと振りかける。

 あと周辺を掃除して。ようやく綺麗になりました。

 

 いやー、天井裏の作業のキツイこと。狭いうえに息苦しい、むりな姿勢で筋肉痛にもなる。ということで、ときどきは天気のいい空を眺めに外に出ます。

 

 これで6畳間の半分が終了したところ。

 残りの半分、ぶっとい梁の手前側に移ります。

 奥の方まで壁に沿って一周詰め込んでいき。

 掃除すると完了。

 懸案の天井裏。グラスウールの再利用と大掃除が出来て、ほっと一息です。

ではまた。

押入リフォーム-その3

 ここ富士山麓ではいよいよ秋の空になってきました。朝の気温で15℃程度、いよいよ、こたつとストーブが必要な季節になってきました。

 さて押入リフォームの続き。今回は下段の塗装をやっていきます。

まずは収納していたDIY道具類を全て取り出して、ふき掃除を終えたところ。

 マスキングテープでカバーをして。

 塗装に移ります。塗料は水性多用途のミルキーホワイト。一缶を使い切ります。

 最初はコーナー部。刷毛を使い塗っていきます。

 コーナー部を塗り終わったら、つぎにローラーに変えて塗っていきます。少し力を入れてごろごろと塗っていくと。

 これで、一回目が塗り終わりました。塗りあとが残っていてもこれでOK。

 昼休みで一服するときには、ラップで包んで乾燥を防ぎます。

これで、洗う必要もなく、すぐに仕事が再開できます。おすすめの方法。

 さてお昼休みで一服済ませると、半乾きの状態に。この程度が2回目を塗るのには最適。塗料のノリが良く、ムラが少なく塗装が出来ることに。

 せっせと2回目を丁寧に塗り終わったところ。

 乾くのを待って、養生を剥がし、これで完成しました。

 下段にはDIY道具類を収めて、中段は布団類、上段は天井裏への道具類など入れたところ。白く塗った押入は、安心して収納できるようになりました。

 カビとおさらば出来たら有難い。

ではまた。