Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

Manfred Mann's Earth Band 「Blinded By The Light」 (1976)

今年は2026年ということで、今年でキリのいい「〇〇周年」を迎える曲について書いてみようかなと思っています。

 

今回は今年で50周年となるこの曲を。Manfred Mann's Earth Band の「Blinded By The Light」(邦題:光に目もくらみ)。ブルース・スプリングスティーンのオリジナルを大幅にアレンジしたカバー曲で、Manfred Mann's Earth Band (以下、MMEB)の最大のヒット曲です。バンドの1976年のアルバム The Roaring Silence に収録されています。

Manfred Mann’s Earth Band / The Roaring Silence

 

まずは、スプリングスティーンのオリジナルから(邦題は「光目もくらみ」)。彼の1973年のデビュー作 Greetings From Asbury Park, N.J. の1曲目に収録され、シングルでもリリースされたそうです (私はMMEBのバージョンを聴いたのが先で、このオリジナルを聴いたのはずっと後のことでした)。泥臭いロックを下地に矢継ぎ早に繰り出さる歌詞が印象的です。

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この曲をアメリカ進出をもくろんでいたMMEBがカバーしたバージョン。バンドの全盛期でリードヴォーカルを務めた Chris Thompson はこの曲が収録されたアルバムから参加しています。まずはシングルバージョンで。

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スプリングスティーンのバージョンから一変し、キーボード主体に洗練されたアレンジのロックナンバーに。歌のヴァースとコーラスの間で聴けるギターフレーズからモジュレーションを効かせたミニモーグが唸りをあげる部分がめっちゃカッコいいです。

イントロから印象的なエレピの連打フレーズは、バンドリーダーでキーボード奏者のManfred Mannがスーパートランプの「Dreamer」を聴いてインスパイアされたとのこと(from Wikipedia)。そういえば確かに似ています。

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アルバム収録バージョンはシングルよりも3分以上長くなっています。Chris Thompsonと同じくこのアルバムからバンドに参加した Deve Frett によるギターソロが間奏部にフィーチャーされていて、7分超えの演奏時間になるのですが、長さを感じさせないバラエティに富んだ展開が素晴らしい。個人的にはこのアルバムバージョンの方が好きです。

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アルバムの他の収録曲もクラシック音楽の感触もある美しくて分かりやすいメロディが詰め込まれた曲が多いです。

 

YouTubeで観れる1977年のライブ演奏も貼っておきます。

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2025年に観たアニメとアニソンなど

2025年に放送・配信されたアニメで全話観た作品は13作品で、こんな感じでした。

  • 全修。
  • 空色ユーティリティ
  • 魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~
  • アポカリプスホテル
  • ざつ旅-That's Journey-
  • 日々は過ぎれど飯うまし
  • ボールパークでつかまえて!
  • mono
  • 雨と君と
  • 銀河特急 ミルキー☆サブウェイ
  • フードコートで、また明日。
  • 笑顔のたえない職場です。
  • 終末ツーリング

個人的にバトル系と異世界系の作品は観ないのでこんなラインナップかと。「全修。」は例外なのですが、これは主人公がアニメーターという設定だったから。そういえば、上記の作品ではマンガ家が登場するものが3作品(「ざつ旅」、「mono」、「笑顔のたえない職場です。」)もあって、2024年の劇場版アニメ「ルックバック」も昨年配信で観たし、前回の記事で書いた「これ描いて死ね」も漫画がテーマのマンガなので、自分はそういうのに興味があるんだなと改めて実感しました。

 

上記作品のテーマ曲については過去の記事でも多く書いたのですが、OP/EDアニメーションとして印象に残っているのはこの3作。いずれも「メインキャラが踊っている」動画です。

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もう一つ紹介するのはテーマ曲ではないのですが、「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ」のPVで使用されていた曲で、本編では第1話の冒頭でイントロのみ使用されていました。MindaRynの「Altair and Vega」。

動画は直接貼れないようなのでURLのみで。

https://www.youtube.com/watch?v=6vK8A3npElM

音源はこちら。

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この曲、ベースラインに聞き覚えがあるなと思っていたら、シェリル・リンの1978年のヒット曲「Got to Be Real」をパクオマージュしたものとなっているみたいですね。

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2025年に読んだマンガ

昨年末にも同じようなブログを書いたので、今年も同様に。

これは昨年分。

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まず、継続購読中(本で購入した)のもの。

■ 岩宗治生 「ウスズミの果て 4」

■ 毛塚了一郎 「音盤紀行 3」

■ 小坂泰之 「放課後ていぼう日誌 14」

ていぼうはちょっと惰性になりつつある・・・

 

昨年の記事でメインに取り上げたのが八木ナガハルさんのSF連作シリーズ。今年完結版といえる作品集が発売されたのでもちろん購入。

八木ナガハル 「旅路の果て」

「氷の惑星編」は、メインキャラの涼子と美由、そしてナゾの少女プシケと無限工作社による時空が交錯した舞台で展開されるストーリーなのですが、今回も行間を読むことが要求される構成で、理解が難しく何度も読み返すことに・・・。でもこういうエンタメに寄せない作品があってもいいなと思います。

 

さて、今年個人的にハマったマンガといえばこれです。

とよ田みのる 「これ描いて死ね」

2023年のマンガ大賞を受賞したことは知っていて興味があった作品。ちょうど別のマンガが読みたくて小学館のアプリをインストールしたので、試しに一度読んでみたら、「これは本で買わないとアカン!」と思い大人買いしてしまいました(一部中古本ありですが)。現在8巻まで刊行されていて、連載はまだ続いています。

マンガを描くという創作行為について、主人公の安海相をはじめとする高校の漫画研究会のメンバー達の物語と、各巻末に収録されている「ロストワールド」というタイトルの漫研の顧問の先生(手島零)が過去に漫画家として経験した創作の喜びと挫折の物語が絶妙なバランスで配置されている構成が見事です。

この作品自体はメガヒットになるようなタイプではないと思うのですが、個人的には、作品の中でマンガの創作について語られる部分もあって、強く同感しながら読んでいます。あと、ストーリーの中で、創作同人作品の出展会であるコミティアの様子も描かれていて、これもなかなか興味深いです。(上記の八木ナガハルさんの作品もコミティアで出展したものですね)

 

ちなみに「これ描いて死ね」は、来年アニメ化されるそうで、これにも期待しています。

Asia 「Open Your Eyes」

全然年末っぽくないのですが、4回前の記事でエイジアのこと書いたのがきっかけで聴いているのがこの曲、Asiaの「Open Your Eyes」。1983年のアルバム Alpha 収録の曲で、このブログでは3曲目の登場となります。当時このアルバムをそんなに好きだったわけではなかったのですが、年を追うごとに良くなってきた感じ。Asiaの1stとこの2ndは今でも時々聴いています。

 

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Open Your Eyes」は個人的にはアルバム中で一番好きな曲。Asiaが指向していたパワーポップにシンフォニックな味付けをしたサウンドのど真ん中を行く作品で、6分半に及ぶちょっと長めなのですが、歌メロをなぞるのではなく演奏まるごとを捉えることでより楽しめる曲だと思います。

聴きどころは1分10秒過ぎのキメから2回目のヴァースの最初に入るGeoff Downesのクラシカルなオルガンフレーズ、2分20秒頃からの短いギターソロから3回目のヴァースでのSteve Howeらしいオブリガード、4分過ぎのエンディングに入る手前からのCarl Palmerのドラムロール、DownesのシンセアルペジオとHoweのソロによる長いアウトロと数多くの美味しいフレーズを散りばめてボリュームたっぷりのサウンドを聴くことができます。

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Asia / Alpha

奥井亜紀 「Tagtea」

奥井亜紀さんの1995年のアルバム Voice of Hallelujah 収録の「Tagtea」。クリスマスのことを歌った曲ではないのですが、曲中に挿入された讃美歌「もろびとこぞりて」のメロディとともに、祈りのようなメッセージが込められた奥井亜紀さんらしい素敵な曲。約10分40秒からなるドラマチックな大作です。

 

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3分途中に挿入される「もろびとこぞりて」のメロディーを境に、歌詞がネガティブからポジティブに切り替わる場面転換が鮮やかで、後半は奥井さんのストレートなハイトーンヴォイスで心が洗われる感じがします。今聴くと「こういう歌は若い時にしか書けないんだろうなぁ」と思いつつ、クリスマスが近づくとやっぱり聴きたくなる曲です。

 

こちらはご本人のYouTubeチャンネルで公開されている2016年のライブ映像から。アルバムでは演奏が打ち込み主体だったのですが、ここでは生のバンド演奏としてアレンジされていてこのバージョンもイイ感じです。

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奥井亜紀 / Voice of Hallelujah

春風レコード 「caramel ラテ」

ここ数日来、YouTubeの関連動画でおすすめされていた曲。「春風レコード」というバンド名からイメージした通りのシティ・ポップ感満載の素敵な曲でした。

 

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春風レコードは、ヴォーカルの池田春さんを中心に結成された5人組だそうで、昨年からEPとシングルを数曲デジタルリリースしていますが、魅力的な声のヴォーカルとともにファンキーなギターとレトロなエレピ/シンセが印象的な、懐かしいサウンドが特徴ですね。この曲「caramel ラテ」ではサポートにサックスとパーカッションを迎えていて、シティ・ポップの王道の曲を聴かせてくれます。

中古レコードやグッズ、アパレルなどを置いたカフェでのMVも曲のイメージによく合っています。ミュージックカセットテープが陳列されているのもなんかおしゃれ。

 

春風レコード 「caramel ラテ」

 

さよならポニーテール 「光る街へ」

前回の記事で、さよならポニーテールの「ナタリー」のミュージックビデオをちょっとだけ参照したので、今回はそのいきおいでもう1曲紹介します。

こちらは「ナタリー」。2012年のアルバム 魔法のメロディ に収録の曲。

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さよならポニーテール(以下「さよポニ」)の曲のことは、過去にも何度かブログに書きました。

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初期のさよポニは、メンバーに「神さま」という肩書きのイラストレーターがいて、(顔や姿を公表していない)各メンバーのソーシャルイメージを作っていました。「神さま」の初代はゆりたん、二代目はちぃたんと続いていましたが、2017年頃からはイラストレーターは固定しないようになったようです。(中森煙さんを起用することが多い気もしますが)

 

この曲「光る街へ」が収録されたアルバム 円盤ゆ~とぴあ の頃は、ちぃたんがイラストを描いていて、この曲のミュージックビデオもちぃたんの描いたキャラクターがフィーチャーされた、「ナタリー」と同様のTVアニメのエンディング風仕立てとなっています。

アニメーションといっても、キャラクターが動いているのは歩いているシーンがほとんどで、あとはイラストを繋ぎ合わせた作品なのですが、ちぃたんのイラストが表情豊かでかわいいのがポイントです。(個人的には以下のビデオの52秒あたりのイラストが好き)

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この時期、さよポニは青春ポップス路線の曲をリリースしていたので、ちぃたんのイラストはその頃のさよポニのイメージに良く似合っていたと思います。

この曲が収録されたアルバム 円盤ゆ~とぴあ は2015年にリリースされたCD3枚組の作品で、Disc 2には前年に毎月リリースされた季節にちなんだ曲が12曲収録されているのですが、これらの曲のミュージックビデオでもちぃたんのイラストがフィーチャーされています。その中から1曲「ふたりぼっち」。

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さよならポニーテール / 円盤ゆ~とぴあ

 

ちなみにこのアルバムのDISC 3は、ヴォーカルのみぃなをフィーチャーしたアコースティックな曲集となっていて、この中からの曲についても、また別の機会に書いてみたいと思っています。