月夜のドライブ

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『Ciao! THE MOONRIDERS LIVE 2011 AT NAKANO SUNPLAZA』応援上映会 @ 東劇

例年わりと年末にライブをやってくれている印象のムーンライダーズだけれど、今年は12月のライブないんだな…(まあ年明けすぐにライブがあるしね)と思っていたら、ライブではないけれど飛び込んできたイベントのニュース。なんと2011年中野サンプラザのライブの応援上映会、トークイベント付き!それも(別件お仕事があり参加できない夏秋さん以外の)6人参加って、ちょちょちょちょっと豪華すぎませんか!というわけで発売日にチケ入手してGO。400席前後の会場が当日までには全部完売したようだった。

 

『Ciao! THE MOONRIDERS LIVE 2011 AT NAKANO SUNPLAZA』応援上映
会場:東劇
日時:2025年12月28日(日)
15:00開演/17:40終了予定
上映作品:Ciao! THE MOONRIDERS LIVE 2011 AT NAKANO SUNPLAZA
※本編上映後、トークイベントがございます
【登壇者】
鈴木 慶一、武川 雅寛、鈴木 博文、白井 良明、澤部渡佐藤優
【料金】
チケット価格(税込):3,900円 
※入場者プレゼント有り

 

東劇ってどこだろ、行ったことないな…と思って向かったら、あの、よく見るけど入ったことないビルだ(松竹本社のビルらしい)!たぶんシネマ歌舞伎とかライブビューイングとかの上映が主で、普通の映画はやってない劇場なんだね、だから利用したことなかったんだ。建物はとても古く昭和の面影が残る懐かしい感じの内装。シアター内はやたら広くステージもあってイベント向き、座席シートだけは新しいものになっていてずいぶん背もたれが深いイスだった。気合入れて取ったチケはB列で実質最前だった(A列は関係者席だった)んだけど、同じ列に知った顔が多いのおかしかった。開演直前に目の前のA列に慶一さん、優介さん、くじらさん、(上野洋子さんも、)などが座り、あまりの近距離に緊張しつつ、上映が始まる。

 

■上映(にともなう個人的感想)
『Ciao! THE MOONRIDERS LIVE 2011 AT NAKANO SUNPLAZA』…。14年前のライブ映像。個人的には、当日このライブは観ているけれども、突然の発表だった“ムーンライダーズ無期限活動休止”に当時もそのあとも気持ちがフクザツすぎて『Ciao!』関連は封印したままだったので、実は映像は今回が初見だった。赤いライトがストライプ状にステージに浮かぶ印象的な舞台、そうだったなあと思い出す。

 

私が今接している2025年最新のムーンライダーズが当たり前だけどとてもヴィヴィッドなうえに最高なので、観る前はなんとなく2011年のムーンライダーズ像がぼんやりしてたのだけど、Ciao!のライブ映像の中のムーンライダーズは、(“休止前ラスト”の感傷に侵食されずに)意外なほど爽快で、ハイクオリティかつ最高な演奏をしてた。そして、ムーンライダーズはやっぱりこのときもとんでもないモンスターバンドだったんだなってことも、あらためて思った。このとき私は「無期限休止」に動揺しすぎて彼らの演奏や音楽をちゃんと聴けてなかったのかもな…とちょっと反省さえしてしまった。2011年末のムーンライダーズは私の中でもっと悲壮なイメージだったのだけど、(少なくともライブのうえでは)全然そんなことなく、ひたすら真摯にカッコいい音楽を鳴らしてる最高のバンドだった。今さらだけど再確認。記憶を上書き。

 

カメラがこんなに入っていたのは驚きだった、前方からサイドからメンバー全員のショットを余すところなく捉え、かしぶちさんの後ろからも夏秋さんの後ろからも、客席後方からも2階からもカメラが回る。かしぶちさんと夏秋さんのツインドラムの音は懐かしかった。そうそう、こんなだった、とドはまりしてた『Tokyo7』の頃の音をリアルに思い出した。いやしかしかしぶちさんカッコイイね…なんという憂いのある姿でドラム叩くのか。さらにめちゃうれしそうに銅鑼を鳴らし、キーボードを弾き、アコースティックギターも弾き、ステージでファンとダンスもしてた。おちゃめ。そして後列の真ん中でニコニコ楽しそうな岡田さん。その手元も食い入るように見てしまった。これまたカッコイイね…。「Cool Dynamo, Right on」から「ダイナマイトとクールガイ」のイントロをぶっこむ岡田さんの得意そうなこと!そんな映像の中のふたりを観ながら思ったのは、寂しいのはもちろん寂しいけれど、かしぶちさんと岡田さん、今もめちゃめちゃバンドの中に存在してるなってこと。ふたりが揃ったムーンライダーズのホールでのライブはこれが最後だったわけだけれど、遠い過去って感じは全然しないものね。ムーンライダーズのアイコンとなるような名曲をたくさん書いていることもあって、かしぶちさんも岡田さんも今もバンドの真ん中にいるような感じがする。だから、今現在のムーンライダーズはハッキリ「9人のバンド」だなって思った。ふたりの魂は今もバンドの中で盛んに鳴ってる、って。

 

超今さらだけど、すごくいい映像だった。こんなライブ映像を撮っておいてくれたこと、感謝に堪えない。大画面で観られたのもありがたい体験だった。

 

トークイベント
さて、たっぷりの映像を楽しんだあと壇上にイスが並べられ、まずは司会として、おなじみの松本篤彦さん(G.H.Q.=GEEK HIGH QUALITY)が登場。松本さんが司会なら大安心!「われらが国宝、ムーンライダーズ」の呼びかけでメンバー入場。上手から、澤部、良明、くじら、慶一、博文、優介、の順で着席。

 

松本さんがみんなから上手に話を聞いてくれた中で、心に残ったのはやはり、映像に登場するかしぶちさんと岡田さんへのメンバーそれぞれの思い。慶一さんは「Who's gonna die first?で始まり、岡田くんの歌で終わることにあらためてしみじみした」と言い、「岡田くんは本当にいい曲を書くなと思った」「かしぶちくんはドラムは小さく叩いてた気がするけど銅鑼だけはデカかったね(笑)」と。くじらさんは「映像でこうして観るのは10倍疲れる、演奏するほうがラク」と笑いながら「先にいっちゃった人を見るとうるっとしちゃうけどね」と言ってたかな。良明さんは、かしぶちさんの方を見ながらギター弾く印象的なシーンのことを松本さんに聞かれて「かしぶちくんはご近所友だちでもあるので親近感がある」「すぐ喜んでくれるのでツッコみやすい」って言ってた、愛!!!!博文さんも「しょうがないことだけど、映像見るとちょっとつらいね」「でも二人の分まで自分たちは100歳までやらないとね」と言って客席から大拍手受けてた。そう、ほんとにそう!澤部さんはこのライブを(自分の手伝ってるバンドのライブとかぶってしまって)観てなくて、そのことが悔しくてブルーレイも持ってるんだけど未見で今日初めて観たと。すごいですね、こんな感じだったんだ、「マスカット~」とかかしぶちさんすごかったですね、各々のプレイもだけど良明さん越しのかしぶちさんのショットとかもいいですね、感動しました、と感無量の様子で話してた。優介さんは当時学生で自分でチケット買ってこのライブを観ていたそう。ブルーレイは持ってるものの澤部さんと同じく未見で当時以来だったけど、「やっぱり岡田さんのプレイ好きですね」というひとことにジーンとしてしまった。「ソロとかで弾くときも必ず印象的なフレーズを弾くんですよね、そういうキーボーディストってあんまりいない」「ソロでもアドリブで弾きながら作曲しているような」と言ってた。優介さんの解像度の高いコメントで岡田さんの魅力がまたくっきり浮かび上がる…。

 

あと松本さんが、このときの慶一さんの名フレーズ「また進化したらお会いしましょう」に絡めて、みんなに「進化したこと」を質問。慶一さんは物忘れが進化した、って。(それは進化なのか!?)でも、物忘れを逆手にとって進化に変えているという話。あと、この話の流れだったと思うけど、私が個人的に印象深かったのが、博文さんが2011年まではアルバム(バンドの、かな?)を作るたびにバンドをやめようと思ってたけど、2011年に休止したあとはそれが逆になって、続けようと思うようになった、それが進化かもって。(さらっとだったので詳しい心持ちはわからないけど、博文さんのその感じはなんとなく伝わる。2020年の始動ライブで博文さん自らセトリを選曲したこととか、なんとなく私は思い出してた。)

 

あとは、今まさに進行しているレコーディングの話をちらっとしてくれたのだけど、良明さんが、自分はいろんなセッションに参加してるけど、久々にライダーズのレコーディングに入ったらその空気が他のどこにもないムーンライダーズだけの独特のものだということを感じて驚いたし嬉しかったという意味のことを言ってて、聞いているファンとしても何かとても嬉しかった!演奏してても1回目と2回目でどんどんアレンジが変わってってまさにセッションって感じだし、他のレコーディングのように譜面通りでは通用しない感じがおもしろい、って。「若い才能あるふたりに挟まれて異様な音楽になっている」と言ってたし(笑)、優介さんも「とんでもないことになってるんでお楽しみに」と言っていた…これを楽しみにしないでいられようか…!!!!

 

ほかにも細かいネタとしては、良明さんとくじらさんが、今日着てる服がたまたま映画内(2011年のライブ)で着ていた服と同じ!合わせてきたわけじゃないのに!(良明さんはジャージ、くじらさんは赤いベスト)というので盛り上がったりとか(笑)。あと映像内で慶一×良明(+このときは博文さんも巻き込んで)のおなじみギターソロ腿上げ合戦をやってるんだけど、やめるタイミングが白井の微妙なフェイスコンタクト、という話がおもしろかった。あっそれと、良明さんが映画見て「レスポールの音よかったね、来年のライブで使おうかな?」と言ってたのも、慶一さんが「俺もSGに戻そうかなって思った」って言ってたのも、ちょっと見過ごせない発言だったかな!

 

ラストに撮影タイムも!

 

最初にトークは20分を予定と言ってたけど少し押したので、たぶん30分ぐらいはあったかな?松本さんの手際のよい司会のおかげで、短いながらもぎゅっと中味の濃いトークだった。さらにメンバーが、お客をお見送りしてくださると…!!!!規制退場で後ろの列から順ぐりに。順番が来て出て行ったら出口にメンバーがずらっと並んでくださってた。「楽しかったですー!みなさんからだに気をつけて~!」と思いきり手を振ってニコニコ帰りました。はーメンバー近影に年越しのお餅をもらった気分、めでたくありがたい!

 

慶一さんがトークのときに、50周年に向けて「100%の意気込みを持つとろくなことがないから60%ぐらいでいく」と言ってたんだけど(笑)、ファンとしては600%ぐらい持っちゃいそうなところをおさえめで、でも期待しつつ来年へ!年末の、しかもレコーディングで忙しそうなときに、ファンのためのイベントありがとうございました!

 

(※トーク部分の内容はあいまいな記憶に頼ってるのでだいぶ不正確かもです)

 

入場者プレゼントのCiao!A4シートと缶バッジ

 

(以下、東劇HP お知らせページより転載)

12/28(日)イベント『Ciao! THE MOONRIDERS LIVE 2011 AT NAKANO SUNPLAZA』開催のお知らせ

ムーンライダーズ、オリジナル・メンバーによる最後のコンサート映像、 12月28日に一日限りの劇場上映決定!現メンバーの登壇イベント付上映を実施いたします

2026年にデビュー50周年のアニバーサリー・イヤーを迎えるムーンライダーズは、
2011年に無期限の活動休止を発表。
同年12月17日の中野サンプラザ公演は、活動休止前の最後のホール・ライブでもあり、
亡くなったかしぶち哲郎(2013年逝去)、岡田徹(2023年逝去)ら
6人のオリジナル・メンバーがステージに上がった最後のホール・コンサートとなりました。
その貴重な映像を、12/28(日)一日限りの公演にて上映いたします!

上映後には鈴木 慶一、武川 雅寛、鈴木 博文、白井 良明、澤部渡佐藤優介ら
現メンバーが登壇しトーク・イベントも実施いたします。
本公演は歓声、声出し、手拍子、拍手に応援グッズ(タオル、ペンライトなど)の
持ち込み可能な応援上映スタイルで実施いたします、どうぞ奮ってご参加ください!

<劇場上映イベント概要>
日時:2025年12月28日(日)
15:00開演/17:40終了予定 
※本編上映後、トークイベントがございます

会場:東劇

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上映作品:Ciao! THE MOONRIDERS LIVE 2011 AT NAKANO SUNPLAZA
収録:2011年12月17日 中野サンプラザ

演奏曲:
01. Damn!MOONRIDERS /02. 鬼火 /03. Who's gonna be reborn first?
04. Who's gonna die first? /05. DON'T TRUST ANYONE OVER 30 /06. Frou Frou
07. 涙は悲しさだけで出来てるんじゃない /08. Morons Land /09. Mt.,Kx
10. 弱気な不良 Part-2 /11. オカシな救済 /12. ハローマーニャ小母さん
13. ラスト・ファンファーレ /14. Masque-Rider /15. ボクハナク
16. Cool Dynamo,Right on /17. ダイナマイトとクールガイ /18. トンピクレンッ子
19. ヤッホーヤッホーナンマイダ /20. スカーレットの誓い
21. マスカットココナツバナナメロン /22. 花咲く乙女よ穴を掘れ
23. Kのトランク /24. BEATITUDE /25. 蒸気でできたプレイグランド劇場で
※演奏曲は変更になることもございます。

【登壇者】※予定
鈴木 慶一、武川 雅寛、鈴木 博文、白井 良明、澤部渡佐藤優
※登壇者は変更になることもございます。

【料金・チケット販売】
チケット価格(税込):3,900円 
※入場者プレゼント有り

販売:東劇劇場ホームページ・劇場窓口にて
チケット発売日:
オンライン販売:2025年11月10日(月)21:00〜
窓口販売:2025年11月11日(火) 
※劇場オープン時より販売開始(残席がある場合のみ)
※オンライン販売で完売の場合、劇場窓口での販売はございません。
※劇場窓口開始時間は状況により早まる可能性があります。

<発声あり>応援上映 ご鑑賞におけるルール
・歓声、応援、声出し、曲に合わせた手拍子、拍手可能な上映となります。
・応援グッズ(タオル、ペンライトなど)の持ち込み、使用も可能です。
・座席から立ち上がってのご鑑賞や、飛ぶ、跳ねる、あばれるなど、周りのお客様のご迷惑になる行為はご遠慮ください。
・場内でのカメラ(携帯カメラを含む)、ビデオ等による撮影・録音等は固くお断りいたします。盗撮が行われた場合、ご退場いただくか上映を中止する事がございます。不審な行為を見かけた方は劇場スタッフまでお知らせください。
・上記行為等の迷惑行為が確認された場合、劇場スタッフよりお声がけさせていただきます。お声がけには、必ず従っていただきますようお願いいたします。従っていただけない場合は、速やかにご退場いただきます。
ご退場に至った場合、チケット代金等の返金には一切応じられません。
また、周りの方のご迷惑になるような過剰な行為が確認された場合は、上映を中止させていただく場合もございます。ご了承ください。

 

【2025/12/30記】