
品質保証(QA)は製造業・サービス業のどちらでも欠かせない仕事ですが、専門用語が多く“とっつきにくい”と感じる人が多い分野です。
ここでは、品質保証に関わる人が必ず知っておきたい用語を初心者向けにやさしく解説します。
新入社員・異動者・未経験からQAに挑戦する方にも最適です。
この記事でわかること
品質保証(QA)で必須の用語一覧
● 品質保証(QA:Quality Assurance)
品質を「作り込む仕組み」をつくり、製品・サービスが要求を満たすよう 事前に予防 する活動。
検査ではなく“仕組みづくり”が本質。
● 品質管理(QC:Quality Control)
製造現場で工程を安定させ、ばらつきを抑え、不良を減らす活動。
QAが仕組み、QCが現場という関係。
規格・仕様・要求事項に合っていない状態のこと。
一般的に「不良」とほぼ同じだが、書類や記録の不備も含む。
● 是正処置(Corrective Action)
不適合が発生した原因を分析し、再発しないように仕組みを変えること。
IATF16949では深い原因分析が求められる。
● 予防処置(Preventive Action)
不具合が起きる前に、リスクを見つけて対策すること。
リコール・クレームを減らすための“先手の活動”。
● 苦情・クレーム(Customer Complaint)
顧客からの不満、不具合情報。
QAは調査・分析・回答・再発防止まで一貫して対応する。
● 変更管理(Change Management)
図面変更、材料変更、工程変更、人変更などの“変更”を管理すること。
IATFでは「顧客承認」が必要なことも多い。
● 流出防止(Outflow Prevention)
不良が次工程・顧客へ流れないようにする仕組み。
特別検査、工程内チェック、ゲート検査なども含む。
● 工程監査(Process Audit)
作業手順と実作業が一致しているかを確認する監査。
ISO9001でもIATFでも必須。
● リスクアセスメント(Risk Assessment)
工程・変更・設備・外注などに潜むリスクを事前に評価する活動。
「重大度 × 発生頻度 × 検出力」という考え方がFMEAで使われる。
● サプライヤー管理(Supplier Management)
協力会社の評価・監査・改善指導を行う活動。
品質保証の仕事の中でも負荷が高い領域。
● 品質目標(Quality Objectives)
企業が達成すべき品質に関する数値目標。不良率、クレーム件数、原価低減など。
● 品質計画(Quality Plan)
その製品・工程でどのように品質を確保するかをまとめた計画書。
APQPや各種コントロールプランにつながる。
● 是正要求・改善要求(CAR / PAR)
監査で見つかった不備に対して、改善策を求める文書。
QAはこれを発行する側でもあり、対応する側でもある。
● QMS(Quality Management System)
ISO9001が示す品質マネジメントシステムのこと。
企業全体で品質を管理する“仕組みの枠組み”。
● 外観検査基準書
外観のOK/NGの基準を定めた書類。
品質保証は顧客と調整し、現場が判定しやすい基準を作成する。
● PPAP(生産部品承認プロセス)
自動車業界で使われる量産前の品質保証プロセス。
提出書類とサンプルの承認が必要。
● コントロールプラン(Control Plan)
工程ごとに「何を」「どう測って」「どう管理するか」をまとめた文書。
QC工程表をより詳細にしたもの。
● 品質保証部(QA)と品質管理部(QC)の違い
まとめ:専門用語を使って話す事が多々あるので、メモなど取りつつ覚えていきましょう。
・最初の一年は聞いて覚えて二年目から使えるようになっていきます
・覚えるコツはありませんが興味を持つことが重要です
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