
産後ケアホテルに行くかどうか、正直かなり迷いました。
「本当に必要かな?」
「贅沢なんじゃないかな?」
そんな気持ちがずっとありました。
実際に利用してみて思ったのは、
産後ケアホテルは、合う人・合わない人がはっきり分かれるサービスだということ。
この記事では、
私自身の体験をもとに、
「行ってよかったと感じた人」
「正直、微妙だったかもしれない人」
それぞれの違いをまとめています。
産後ケアホテルを検討している方が、
「自分にはどうかな?」と考えるヒントになれば嬉しいです。
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産後ケアホテルが気になっているけど、実際どうなのか迷っている人
-
「行ってよかった」という声だけでなく、正直な感想を知りたい人
-
自分には合うのか、合わないのかを事前に考えておきたい人
-
出産後の過ごし方に、少し不安やモヤモヤを感じている人
- なぜ産後ケアホテルを利用しようと思ったのか
- 産後ケアホテルに行って「よかった」と感じた人の特徴
- 正直、「微妙だったかもしれない」人の特徴
- 実際に利用して感じたメリット・デメリット
- 産後ケアホテルを検討している人へ伝えたいこと
- 産後は「全部を完璧に準備しなくていい」
- まとめ
なぜ産後ケアホテルを利用しようと思ったのか
出産前から、産後の生活に対する不安がありました。
育児のこともそうですが、何より「自分の体がどれくらい回復するのか」が想像できなかったからです。
周りからは
「なんとかなるよ」
「みんなやってるから大丈夫」
と言われることも多かったですが、
初めての出産で、正直その言葉をそのまま信じきれない自分もいました。
そんな中で知ったのが、産後ケアホテルという選択肢でした。
最初は「贅沢なのかな」「本当に必要?」と迷いましたが、
調べていくうちに、
産後すぐに無理をしなくていい環境があること自体が心の支えになる
と感じるようになりました。
また、退院後すぐに自宅での生活が始まることにも不安がありました。
赤ちゃんとの生活がいきなり始まって、
ちゃんと対応できるのか、自分が追い込まれないか。
そのクッションとして、誰かに頼れる期間がほしいと思ったのも理由のひとつです。
「絶対に利用しなきゃ」と思っていたわけではなく、
もし必要だと感じたら頼れる場所がある、
その安心感がほしくて、利用を決めました。

産後ケアホテルに行って「よかった」と感じた人の特徴
実際に利用してみて、「これは行ってよかったな」と感じたのは、こんなタイプの人だと思いました。
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自分とゆっくり向き合いたい人
滞在中に、自分の気持ちやこれからのことを振り返れるようなファイルをもらいました。
「自分ってどんな人?」「これからどんなふうに生きていきたい?」と考える時間があり、
産後のバタバタの中で、少し立ち止まれたのが印象的でした。 -
夫婦でゆっくり過ごしたい人
育児の話だけでなく、これからの生活のことを夫婦で落ち着いて話せたのは、
家ではなかなか取れない時間だったと思います。 -
赤ちゃんの様子を実際に見てもらいながら相談したい人
1日の赤ちゃんの様子をスタッフの方にも見てもらえるので、
「こういう時どうしたらいいですか?」と具体的に相談しやすかったです。
本やネットでは分からない部分を、実際の様子をもとに聞けたのは安心でした。
-
とにかく体を休めたい気持ちが強かった人
出産後は思っていた以上に体がしんどく、まずは回復を優先したいと感じていました。
何もしない時間を確保できたのは、本当に大きかったです。 -
初産で、育児に自信がなかった人
赤ちゃんのお世話を一から教えてもらえたことで、
「これで合ってるのかな?」という不安がかなり減りました。 -
夜の授乳や赤ちゃん対応を、少しだけでも任せたかった人
全部お任せではなくても、「今日はお願いしよう」と選べる安心感がありました。 -
お金よりも、心と体の余裕を優先できた人
正直安くはないですが、産後のこの時期だけと割り切れたことで、気持ちが楽でした。 -
完璧な育児を目指さなくていいと思えた人
「ちゃんとやらなきゃ」よりも、「今は休もう」と思えた人ほど、満足度は高い気がします。
正直、「微妙だったかもしれない」人の特徴
-
自宅以外だと、どうしてもリラックスできない人
環境が変わると休めないタイプの人には、落ち着かないかもしれません。 -
一般の宿泊客と同じ空間で過ごすことに抵抗がある人
ホテルの一部が産後ケア施設になっているため、
一般のお客さんと同じ空間を使う場面もあり、気になる人は気になると思います。 -
初めましての助産師さんに相談するのが苦手な人
相談はしやすい雰囲気ですが、人見知りだったり、
慣れるまで時間がかかる人には少しハードルがあるかもしれません。 -
部屋にスタッフが何度も来ることに抵抗がある人
相談や赤ちゃんを連れてきてもらったり、
おやつや夜食を持ってきてもらったりと、意外と出入りは多めでした。
静かに一人で過ごしたい人には、気になるポイントかもしれません。
-
家に帰っても、十分なサポートが受けられる人
家族の協力がしっかりあって、安心して休める環境がある場合は、必要性を感じにくいかもしれません。 -
他人に赤ちゃんを預けることに強い不安がある人
プロとは分かっていても、どうしても落ち着かないタイプの人には合わない可能性があります。 -
料金に対して「元を取らなきゃ」と考えてしまう人
サービスを冷静に見すぎてしまうと、満足度が下がってしまうかもと感じました。 -
ホテルのような快適さを強く期待している人
産後ケア施設なので、一般的なホテルと同じ感覚で行くとギャップがあるかもしれません。 -
「もっとこうしてほしかった」という理想がはっきりしている人
施設ごとに方針や雰囲気が違うため、期待とのズレを感じやすいと思います。
実際に利用して感じたメリット・デメリット
先ほど書いた「向いている人・向いていない人」を踏まえて、
実際に利用して感じたメリットとデメリットをまとめます。
【メリット】
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とにかく「休むこと」に集中できた
家にいると、どうしても赤ちゃんのことや家のことが気になってしまいますが、
ここでは「今は休んでいい」と環境ごと背中を押してもらえている感覚がありました。 - 自宅でのおやすみルーティンを取り入れてくれた
産後ケア中だけ特別なやり方をするのではなく、
退所後も困らないように、自宅での過ごし方を意識した関わりをしてもらえました。
「家に帰ってからどうしよう」という不安が少なかったのは、このおかげだと思います。 -
赤ちゃんの様子を見てもらいながら、具体的に相談できた
1日の過ごし方をスタッフの方が把握してくれているので、
抽象的な相談ではなく、「この場面でどうしたらいいか」を聞けたのが良かったです。 - こちらの希望に柔軟に対応してもらえた
基本的に「ほとんどお任せ」でお願いすることもできましたし、
「赤ちゃんの様子を、写真や文章で随時知らせてほしい」とお願いしたときも、
快く対応してもらえました。
預けている間も安心できたのは、大きなメリットでした。 -
自分の気持ちを整理する時間が持てた
もらったファイルに書き込んだり、静かな時間を過ごす中で、
産後の自分の気持ちや、これからの生活について考える余裕が生まれました。 - 夫婦で落ち着いて話す時間が取れた
育児の実務だけでなく、これからどう協力していくかなど、
夫婦としての話ができたのは大きなメリットでした。
【デメリット】
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費用がかかる
今回利用した施設は、自治体の補助がありませんでした。
そのため、費用面のハードルは正直高く感じました。 -
環境が合わないと、かえって気を使うこともある
ホテルの一部が産後ケア施設になっているため、
一般のお客さんと同じ空間を使う場面もあり、
気になる人にはストレスになる可能性があります。 -
スタッフの出入りが意外と多い
相談や赤ちゃんの受け渡し、
おやつや夜食を持ってきてもらうタイミングなどで、
思っていたよりも部屋に人が来る印象でした。
静かに一人で過ごしたい人には、気になる点かもしれません。
カラフルで、言葉も少しあるけれど、
「読む」というよりは一緒に見るタイプの絵本です。
赤ちゃんがぐずったときに読んでみると、
色や絵に反応して、少しずつご機嫌になってくれることが多く、
我が家では助けられています。
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産後ケアホテルを検討している人へ伝えたいこと
産後ケアホテルに行くかどうか、正直かなり迷いました。
費用のこと、環境のこと、本当に自分に合うのか…。
行ってみないと分からないことばかりで、決断には勇気がいりました。
実際に利用して感じたのは、
「合う・合わないはあるけれど、選択肢として知っておくだけでも心が楽になる」
ということです。
全部をお任せしなきゃいけないわけでもないし、
全部自分で頑張らなきゃいけない場所でもありません。
「今日はここまでお願いしよう」
「これは自分でやってみよう」
そんなふうに、自分のペースで選べる場所でした。
もし検討しているなら、
-
どこまでお願いできるのか
-
赤ちゃんの預かり方や連絡方法
-
部屋での過ごし方
こうした点は、事前に聞いておくと安心だと思います。
それから、「せっかく行くなら元を取らなきゃ」と思いすぎなくて大丈夫です。
休めたか、気持ちが少し軽くなったか、
それだけでも十分価値はあると、私は感じました。
実際の1日の過ごし方や、
どんなサポートを受けられたのかを
もう少し詳しく書いています。
「具体的なイメージを知りたい方」は、こちらも参考にしてみてください。
※「何をしてもらえたか」「1日の流れ」を知りたい方におすすめです。
カラフルで、言葉も少しあるけれど、
「読む」というよりは一緒に見るタイプの絵本です。
赤ちゃんがぐずったときに読んでみると、
色や絵に反応して、少しずつご機嫌になってくれることが多く、
我が家では助けられています。
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産後ケアホテルは、
「絶対に行くべきもの」でも
「贅沢だから行かなくていいもの」でもなく、
その人の状況や気持ちに合わせて選んでいいものだと思います。
迷っているなら、
「今の自分は、何を一番助けてほしいんだろう?」
そこから考えてみるのがおすすめです。
ちなみに、産後の記念として
我が家では命名書を用意しました。
忙しい中でも、名前を見て
「この子を迎えたんだな」と実感できる時間があって、
私には大切な存在になっています。
もしよければ、参考までにこちらに置いておきます。

命名書はこちら▶
産後は「全部を完璧に準備しなくていい」
産後ケアホテルを利用して、いちばん強く感じたのは、
産後は、全部を完璧に準備しておかなくても大丈夫なんだということでした。
妊娠中は、
「ちゃんと育児できるかな」
「準備不足だったらどうしよう」
そんな不安ばかり考えていました。
でも実際は、産後になってから分かること、
やってみて初めて気づくことの方が圧倒的に多かったです。
産後ケアホテルは、
「ここまで準備していなかったらダメ」という場所ではなく、
その時の自分に合わせて、助けを借りたり、やり方を選び直したりできる場所でした。
うまくできない日があってもいいし、
誰かに頼る日があってもいい。
むしろ、そういう日がある前提でいいんだと思います。
もし出産前の自分に声をかけられるなら、
「全部を一人で抱えようとしなくていいよ」
「そのとき考えればいいことも、たくさんあるよ」
と伝えたいです。
これから産後を迎える人が、
少しでも肩の力を抜いて、自分のペースで過ごせますように。
まとめ
産後ケアホテルは、
行く・行かないのどちらが正解、というものではありません。
大切なのは、
今の自分が何を一番助けてほしいかを知ること。
休む時間なのか、
相談できる安心感なのか、
それとも、少し立ち止まって考える余裕なのか。
私にとって産後ケアホテルは、
「全部を頑張らなくていい」と思わせてくれる場所でした。
この記事が、
これから産後を迎える方や、
産後ケアホテルを迷っている方の
背中をそっと押せたら嬉しいです。

















