
写真展の会場はすぐ近く。
富士フィルムイメージプラザ大阪。
最寄りの駐車場は民間駐車場。
いわゆるタイムパーキングであるが、どことも高いわけではなく、小まめに探してみればお安い駐車場が見つかる。
とはいっても、車を動かしながら探すのは、とても難しい。
そのことはともかく、写真展会場を離れて駐車場に向かうときだ。

行きしなに見ていた専業店。
まさかの鮮魚店なんだ。
大阪・難波が商売地だとわかるが、大きな看板もなく、店舗名がわからないからなのか、通りを歩く人には気づいてもらえないようだ。
実は、行きしなに見ていた鮮魚店堀内(うお作)。

ガラスショーケースにあった美味しい造り。
尤も造りばかりでなく、調理ものもあるようだ。
左に立て看板。
「造り盛り いずれかの三種入り 500円」。
写真展観覧に時間がかかって、もし・・・である。鮮魚店が、まさかの店じまい。
思ってもみないそんなことが頭に浮かんだ。
早く見て、早く降りよう。
焦る気持ちはわかるが、心拍数の上昇に足が重たい。
お店の人たちに声をかけてわけてもらった三種盛り。
真鯛に本鮪、サーモン。
瑞々しさが輝く三種盛りが、なんとワンコイン。
本まぐろに真鯛、ハマチ、カンパチもあれば、モンゴウイカにアオリイカ、サーモン。
1パックがまさかの500円。
卸売市場に仕入れた新鮮水揚げもん。
あれこれあったが、えいやっで決めた三種盛りである。

奈良まで帰る、と伝えたら氷をどっさり詰めてくれた。
まだまだ暑い日が続くから発泡スチロール容器のトロ箱に入れてやる、と云ってくれたが、実は愛車に用意している。
万が一のときに使用するかもしれない、と常に載せているトロ箱。
出番がやって巡ってきた。
トロ箱に混じって見えたのは、おふくろの生前整理に見つかった餅搗き道具。
搗いた餅を、道具に入れて丸める。取り粉を予め撒いておく道具はコウジブタ。
その名の通り、米の麹を収納し、発酵のまま蓋を開けておくコウジブタ。
これを「コジュウタ」と、おおばあさんが、いっていた。
もう一つの道具も、これまた懐かしい電気コンロ。
鍋料理とか炊飯するのに使ったコンロ。
ニクロム線が真っ赤になるから、絶対触れないように・・・要注意道具。

それはともかく、晩御飯に早速のテーブル置き。
大皿に盛ったら、さらに美味しく見映えする。

真鯛は歯ごたえある。
旨味たっぷり、久しぶりの鯛の味。
まぐろは、もひとつだった。
どちらかといえば、水っぽい。
冷凍もんの水取りがまだできていなかったようだ。
いちばん旨かったのは、とろとろのサーモン。
造りでも旨いが、簡単につくれる塩こんぶもみ。
数切れのサーモンを袋に入れる。
そこに適量の塩こんぶを投入し、軽くもむ。
全体に馴染むよう軽くもんで冷蔵庫に1時間。

これがむっちゃ旨いんだ。
酒が停まらないほどに旨い、絶妙の味。
とろとろサーモンが塩こんぶに馴染んだら、なんでこんなに美味しくなるんだい。
(R4. 9.21 SB805SH撮影)