楽しみにしておこうっと
東山間地のさまざまな民俗の調査を終えて帰路に就く。帰り道にどの道を選ぶか。そのときの閃きに、というよりもハンドルが、右、左って、意思が働くもの。奈良市長谷町から名阪国道。下った地区に旬の駅がある。最近は、専ら買い物に出かける美味しいものを…
天理市杣之内町に住むN氏もが編集の一員としてまとめた『天理市の歳時記』の控えが手元にある。 平成22~23年度・天理市社会教育委員会(生涯学習・人権部会)が編集した史料(仮版)に、7月16日に行われる地域行事がある。 「郷神さん」の名称があ…
午後に砂モチ作業をしている、と知って出かけた天理市。三十八神社とも呼ばれる檜垣町の三十八社。読み名は「みそはちしゃ」と、呼ぶこともあるし、「さんじゅうはっしゃ」と、呼ぶことも・・。神社からすぐ傍。門松を立てている家を訪ねた。お聞きした砂モ…
国津神社社務所内で行われていた神宮寺の行事。 大字白石の行事である。 この日は虫干し。 大般若経転読法要を終えた地区役員は直会に移る。 その際によばれる仕出し弁当がある。 大字が料理を発注したお店は地元の辻村商店。 店主は十二人衆の一員でもある…
2日にかけて刺しサバ干しを撮らせてもらった都祁白石町の辻村商店。お礼に2009年(平成21年)に発刊した著書を献本した。京都の出版社である淡交社が発刊してくださった『奈良大和路の年中行事』である。その著書には11月初めに行われる氏神さんの…
1月6日に拝見した注連縄。 その日は急がねばならない取材が待っている。 ゆっくり落ち着いて話を伺う時間がない。 掲げていたお家の注連縄に頭を下げて失礼する。 翌日の7日は山の神の在り方を拝見したく山添村の片平に勝原を訪れていた。 陽が沈むまで少…
数週間前、写真家SさんがFBに投稿した映像に思わずいいね!を入れた。 とびきりのいいね!である。 映像は5本の竹筒を笛のような形にして並べた何か、である。 他にも束ねる5本竹はあるが、2本組もある。 花を飾っている棚のように見えたそれはいった…
ずいぶん前、現奈良民俗文化研究所・所長の鹿谷勲さんが話していた神社であるが、鎮座地が実にややこしい。本日に伺った野神町(垣内)の野神神社の行事に来られていた91歳のM一老に伺って、やっとのことで見つかった。なんでも元日に神事があり、紅白の水…
平成21年に書き残していたマツリ日程。 祭事の場は山添村の大字片平。 氏神社は八柱神社。 行事の特徴に書いてあった「まつりど」メモに「九献の儀」、「子供相撲」の文字があった。 10年前のメモにあった行事日は、第二日曜日。 かつては10月16日で…
知人のUさんが、FBにアップしていた神社が気になる。 神社そのものでなく、ご神木かどうかわからないが、大きく育った杉の大木である。 階段を登りきったそこに植わっている大木は左右に1本ずつ。 境内側からとらえられたその1本の映像に、とても気にな…
田原本町教育委員会が昭和59年3月に編集・発刊した『田原本町の年中行事』がある。 知人のYさんが推薦してくれた田原本町の民俗記録史。 それから35年も経過した現在。 平成時代も気がつけば30年間。 和暦も次世代に継がれようとしている現時点に少…
なにげに見ていたネット情報。 検索キワードが何だったのか、さっぱり思い出せないが・・・紹介していた映像でわかったそこがどこであるか、だ。 集落入口に佇む石仏地蔵尊。 藁製、それとも竹製であるのか判断できないが、地蔵さんを祭っているような造形に…
意外なことにダイジングサンの営みはどこにでもあるわけではなかった。 この日、7月16日は奈良県内各地でダイジングさんが行われている。 昔、昔、お伊勢さんに参拝する際、大神宮塔に手を合わせてから旅立ったという石塔。 常夜燈も兼ねた大神宮塔もある…
この日は、天理市柳本町新町中・五智堂境内に建つ薬師堂行事取材。 早めに着いたから少し足を伸ばして民俗探訪。 行先は、同市・柳本町大海(おおがい)。 遠田町と結ぶ南街道筋である。 前年の平成29年12月31日。 大晦日に行われる地域調査に訪れた同…
この年の4月15日に訪れて聞き取り調査をしていた明日香村・川原小山田の民俗。 そのときにお会いした婦人にもう一つの民俗を教えてもらいたく再訪した。 婦人の出里は大淀町。 お歳は70歳くらいのNさん。 呼び鈴を押して屋内から出てこられたNさんに…
天理市柳本町の民俗探訪はまだある。 五智堂傍に建つ薬師堂行事や上街道に建つ大神宮の石塔や庚申さんなどを調べていた。 1カ所は五智堂が建つ地。 もう1カ所は正月前後に拝見したことのある「中村」刻印のある地。 檜垣町がすぐ近くになる地。 デジタルマ…
どこで、どう知ったのか記憶にない手元に残したメモ書き。7月の8日と12日に薬師さんの像を運んで法要をしているようなメモである。場所は天理市柳本町新町中・五智堂すぐ傍にある薬師堂である。循環器内科の診察が早く終わったこともあって近くを調査す…
昭和62年3月、飛鳥民俗調査会が編集・発刊した『飛鳥の民俗 調査研究報告第一輯(集)』のⅢ章「ムラのしくみとまつり―宮座の祭礼―」に小山田の座行事が記されていた。 詳細はここでは省くが、その項に書いてあった小山田の頭屋の年間行事である。 4月1…
来週あたりにされるのでは、と思って初めて訪ねる明日香村橘にある仏頭山上宮皇院菩提寺の橘寺。 聖徳太子のお生まれになった寺としてあまりにも有名なお寺である。 一度は拝見してみたいと訪れた橘寺の山門受付。 聖徳太子のお会式に報恩法要を営まれる。 …
明日香村の大字尾曽に毘沙門会式があると教えてもらった上(かむら)の住民。 会式が行われる寺院は真言宗豊山派威徳院。 ご本尊は毘沙門天であるが、同寺では秘仏につき入堂不可とされる。 この日に伺ったのは4月15日が毘沙門さんの縁日にあたるらしく会…
昭和62年3月に発刊された『飛鳥の民俗 調査研究報告第一輯(集)』がある。 編纂は飛鳥民俗調査会だ。 その中に明日香村大字大根田(おおねだ)にある於八王子神社の行事が書いてあった。 行事の名前は「十一月二十三夜」であるが、その名でされているか…
先週に伺った柳生の地。 住まいするI宮司が話してくれた奈良市東鳴川町の神社行事がある。 宵宮の夜八時。ゴボウ、ニンジン、ダイコン、コンブ、シイタケの五菜の生神饌を一括りにして供える。 それらは御供箱に入れられる。 他にコンニャク、ホウレンソウ…
今年の平成29年1月20日に立ち寄った京都府の南山城村北大河原にある農林産物直売所。 そこで物産を販売していたレジ担当の女性に伺った大寒の日のカンセンギョ行事。 村にはそれはなく、十九夜さんをしていると話してくれた。 その地は北大河原からはず…
9日の日にも訪れた明日香村の冬野。鼻持ちならない撮影隊に気分が鬱陶しくなったから、場を離れた。この日であれば鬱陶しい撮影隊とは遭遇しないだろう。期待値はゼロだが、なんとなくそう感じたから出かけてみた。車を停めた場は通称冬野墓と呼ばれている…
昭和62年3月に発刊された『飛鳥の民俗 調査研究報告第一輯(集)』がある。 編纂は飛鳥民俗調査会だ。 その中に明日香村大字檜前(ひのくま)にある於美阿志(おみあし)神社の行事が書いてあった。 「座は大講・新講・戦後組織されたおみあし講、大講の…
遅瀬の初祈祷である。 地蔵寺の床の間に遺してあったハゼの木に挟んだ2本のごーさん札を拝見していた。 ハゼの木をもって米寿を祝う。 早朝から作業を始める古い版木でごーさん刷り。 朱印を一枚、一枚押して作られる。 遅瀬は65戸の集落。 かつては版木…
フェースブック(以下FBと表記する)で知り合った大淀町大岩のK区長は、3月に大日堂で旧安楽寺涅槃図を掲げて涅槃会をすると伝えていた。 K区長がリクエストしてくださったFBで繋がったのは平成29年の1月19日のころ。 かつては御所市戸毛にも立…
撮った時間帯は午前9時過ぎ。 帯解経由に旧五ケ谷村に向かう旧道を行く。 奈良市の高樋町を抜けて興隆寺町、そして米谷町に向かう道すがらに撮っておいた興隆寺町八坂神社の境内である。 この日の午後は祈年祭神事を終えて食べる佐平御供を下げて食べるシロ…
大宇陀・万六の自治会館でゆったり落ちつかせてもらっていたときである。 万六のカンセンギョ(寒施行)巡拝中にさまざまなことを教えてくださったⅠさんが飛び込んできた。 まさに、そんな感じだった。 今、行けるのなら隣町の拾生(ひろう)の住民を初回し…
すべてのカンセンギョ(寒施行)巡拝が終わって戻ってきた一行。 大宇陀・万六自治会館に戻って食事を摂るというのであるが、お酒が飲めない男の人たちは自宅に戻っていった。 お仕事の関係もあって、巡拝が終われば開放のようだ。 町内のご婦人たちは、あっ…