斑鳩町へ
斑鳩町目安の春日神社に豆交換があると聞いていた。 その日は「トシコシ」の名で呼ぶ節分行事である。 2年前の平成27年2月3日に訪れた春日神社では当番の宮守さん一人が炒った豆をオヒネリに包んで三方盛りをしていた。 その後にどなたか村の人が参拝し…
2月3日は節分の日。 県内行事に鬼が出没する節分行事がある。 村では昔ながらの風習に節分の日は豆を氏神さんやお寺の本堂に供える地域がある。 先に参っていた人が供えた豆をかわりにもらって帰る風習だ。 大晦日の数日前。斑鳩町目安に鎮座する春日神社…
斑鳩町北庄に鎮座する春日社は三神を祀る。 小社に八坂神社、猿太彦社、地主社、土坂社、月読命社など七社がある。 正月を迎えたドウガイの呼び名がある注連縄が雨に濡れて美しい。 この日の行事は御湯立て。 雑木に火を点けて沸かしていた。 祭祀に使う湯釜…
用事を済ませて再び訪れた斑鳩町北庄。 日が暮れる時間帯だった。 一輪車に砂を入れて運んでいた一老は神域燈籠から拝殿まで「砂」を敷き詰めていた。 午後3時から始めてまだ半分ぐらいだという。 「砂」の巾は鳥居柱の間隔。 運んでは金属製のクマデで広げ…
一年前、簾型の注連縄が掛けられていると写真家のNさんに教えてもらった斑鳩町北庄。 その年の正月明けに所在も注連縄も現認していた。 どのような手法で作り、掛けているのか。 それを知りたくて出かけた北庄。 春日社の年中行事を祭行されている元宮座・…
写真展を見終えて西里へ向かう。 前月の8月23日に行われた法隆寺西里・東垣内の地蔵盆。 その日は雨を避けて建物下の駐車場で行われた。 数体の石仏を並べた法隆寺西南の角地を確かめたくて出かけた。 それぞれの石仏に飾ったお花は新しい。 信仰深いお方…
斑鳩町西里の地蔵盆は東垣内でも行われていると聞いた。 地蔵さんの場所は法隆寺西南の角地である。 歩いていけばどことなく鉦の音が聞こえてきたが、どなたもおられない。 付近を探してみればそこより南へ40m。 食事処建物下の駐車場であった。 雨がいつ…
昨年、斑鳩町西里の廻り地蔵さんの地蔵会の際に伺った西里の地蔵盆。 前日の23日に垣内単位で地蔵盆が行われていると婦人が話していた。 この日は雨が降りそうな気配だった。 訪れた地は中垣内。 西里の集落は古い家も建っているが、新築・改築された家も…
さらに足を伸ばして斑鳩町にある神社を探してみた。 平成23年10月に秋祭りの様相を取材した高安である。 高安は富雄川の東側にある旧村。 マツリの営みはトーヤ六人衆が勤めていた。 門松は撤去されたのかどうか判らないが、天満宮の本殿前にある鳥居に…
斑鳩町の北庄にあった簾型の注連縄を拝見して、もしやと思って足を伸ばしたこの日。 これまで大和郡山市を中心に近在の天理市、田原本町に奈良市も調査していた分布地域。 広範囲にあるのではないかと考えたのである。 北庄のマツリに出仕されるのは龍田神社…
北庄の春日講の人たちが簾型の注連縄をトウガイと呼んでいたと写友人のNさんから聞いて駆けつけた。 この日は朝から年中行事の六日座。 宮元座の春日講と呼ばれる斑鳩町北庄の十人衆の座中の行事である。 かつては賑やかだったそうだが、今は五人衆になった…
天理市南六条の頭家たちに聞いた竜田川の御幣岩。 30年前の竜田川はぬるぬるだったと云う。 御幣岩があるはずだと聞いた場は斑鳩町の神南。 竜田川から注ぐ川は大和川と合流するもっと手前。 三室山付近だという。 草むらに覆われていて、探してみたが見つ…
平成22年3月に取材させてもらったことがある奈良市の丹生町。 三日地蔵と呼ばれている地域の行事は祭っていた家から、次の家へ地蔵さんを背中に担いで廻している。 地蔵さんは納めた厨子ごと運んでいた。 同市の中山町でもよく似た廻り地蔵があるらしい。…
祭りを終えた人たちは神社から一旦引き揚げて家に戻る。 それから30分ぐらいも経ったであったろうか。 再び神社にやってきた上六人の長老と下六人。 上六人は羽織袴で下六人は浴衣のような白い和装に帯締め姿で再登場した。 拝殿の座には上六人にこれから…
お神楽が行われている頃はトーヤの家でもてなす会食。 振舞われるお酒もいただいていた。 お渡りの前の直会であろう。 そのトーヤの家は「ヤド」とも呼ばれている。 公民館にしてはどうかという意見もだされたが、神さんは家に来るものだと意見は退けられ、…
古来は富の小川村と称された斑鳩町の高安。 富の小川は今でいう富雄川のことだ。 もともとは高安の東側を流れていたそうだ。 平安時代の歌人の一人に挙げられる在原業平(ありわらのなりひら)。 伊勢物語で名高い歌人であった。 大阪河内の高安に通ったとき…
かつては法隆寺の鎮守社として創建された斑鳩町の龍田神社。神社前に住むKさんの話では娘さんが保育園児だったころカヤ葺きの神社本殿が火事になったという。それは付近の子供がしていた花火の火が移って全焼した。ニュース報道をテレビで見て飛んで帰った…
水無月と呼ばれる6月。 その末日になる晦日の30日は各地で夏越の祓が行われている。 一年を折り返す日はちょうど半年目で、その間の罪や穢れを祓って後半の半年を無病息災に願う祈りの神事。 茅で設えた茅輪くぐりがある神社もある。 斑鳩町龍田に鎮座す…
節分は立春の前夜。旧暦では正月上旬にあたる。 中国暦の輸入とともに入ってきた民間信仰。 それがいつしか日本の古い民俗行事と習合した。 中国の陰陽道では、立春は冬が去って春来る季節の移り目。 陰陽道を重んじた宮廷が取り上げ、節分にあたり、追儺(…
魚逃がし法要。 (H20. 9. 1 Kiss Digtal N撮影)
ハト逃がし。 (H20. 9. 1 Kiss Digtal N撮影)
寄進法要。 (H20. 9. 1 Kiss Digtal N撮影)
法要会式。 (H20. 9. 1 Kiss Digtal N撮影)
会式入堂。 (H20. 9. 1 Kiss Digtal N撮影)
獲った鳥獣や魚を野に放ち、殺生を戒めて生きとし生けるものの生命を慈しむ仏教儀式が斑鳩町小吉田の吉田寺(きちでんじ)で営まれる。 「ぽっくり往生」として知られる同寺は普段から参拝者が多い。 実は私も身内の祈願で寄せてもらったことがある。 昭和の…