山添村へ
まごころ市場の女性たちと別れて次の目的地へ。 その前に訪ねておきたい商店がある。 初めて刺しさばを拝見させてもらった大矢商店。 なにかと忙しく、息子さんも手伝っている商店。 コロナ禍に突入されても忙しい。 近隣、村々の年中行事は質素になった。 …
桐山の布目まごころ市。 栗の木の下の道を下っていけば室津・戸隠神社にたどり着き、さらに下れば桐山に出るが、敢えて山の峠道を下ることにした。 話してくださった婦人の家からさらに登った地にも民家が並ぶ。 山間集落間を抜ける道は狭い。アップダウンに…
5年ぶりに訪れる山添村行脚。 ご無沙汰するにも、長い期間だった。 目的地は室津にある3本栗の木。 並列並びの栗の木。 自然木ではないような気はするが・・・ 室津の行事取材から離れて、もう7年にもなる。 コロナ禍の現在に、月日の流れの速さに速度超…
3日に訪れた毛原に住むFさんが伝えてくれた山添村広瀬の西方寺の花まつり。初めて立ち寄った広瀬の地。13年前の平成22年。ずいぶん前になるなぁ、と独り事。下見がてらにたどり着いた広瀬。その日は4月8日だった。広瀬の花まつりは4月8日とわかっ…
中峰山から中之庄。 そして吉田。 片平の手前に急坂を下る道がある。 道に沿って下りた地が山添村の広瀬。 正面に清流、名張川が見える。 架かる広瀬橋を渡った向こう岸が山添村の鵜山。 さらに道なりに進めば三重県の鵜山がある。 広瀬橋付近に満開の桜がぎ…
毛原に住むFさんが、教えてくれた山添村・広瀬西方寺の花まつり。 さまざまなアトラクションもある村まつりであるが、何年も立ち寄ることができなかった広瀬に会いたくなり訪問した。 法要の時間にはもう間に合わない1時間遅れの車だし。 平成25年の1月…
山添村の大塩。 山に5カ所の水源地があるそうだ。 うち、何か所かの地区が、今も8月7日は井戸替えする、と話していた。 7日は、盆入り。 先祖さんを迎える7日にしておきたい地区が所有する水源地の清掃である。 本来は7日であるが、みなの都合もあり、…
この日にする、と聞いていた山添村の毛原。 本来は15日であったが、今は第三日曜日に移した御石洗い(ごいしあらい)の十五夜籠り。 毛原の史料によれば、かつては「名付け」もしていた中秋の宮籠もりは、9月の15日が祭礼日だった。 現在の「名付け」行…
かつてほとんどの農家さんは、農作の妨げに虫を追いやるブトクスベを自作し、利用していた。 今では、まず見ることがない農用具のブトクスベ。 念願叶って、ようやく拝見したYさん手造りのブトクスベ。 村の行事取材に度々訪れていた山添村・大塩に住むYさ…
お盆の行事に墓参りがある。 10年ほど前に聞いていた山添村大塩の行事。 習俗に「七日盆の墓掃除がある。盆入りに前の7日は、墓掃除、綺麗にして先祖さんを迎える」。 下見に訪れた、この日に出会った村の人。 これまで何度も取材してきた大塩の年中行事…
4月3日は、神武さんの籠りをしていると聞いていた山添村・毛原の八阪神社行事。 4月3日は、桃の節句でもある毛原の行事。 神社に供える御供に草餅。 それに桃の花を添えるから桃の節句とも。 その御供は、以前取材した6月5日に行われる端午の節句。 御…
前日訪問に続いて、今日も伺った山添村勝原のS家。訪問目的は、 S家のお盆の民俗。前日の13日は先祖さん迎え。本日の14日は、先祖さん送り。一般的には、13日の夕刻に迎え、送り日の15日も夕刻(※先祖さんはできるかぎり長く居てもらいたいから夜…
知人のSさんの了解を得てご自宅に伺う。毎年の8月13日は、ご先祖さんを迎える盆の日。S家の在所地は、山添村の勝原。村の伝統行事に子供の涅槃がある。平成21年は2月21日。該当する対象年齢の子供がいなければ、その年は行われない。8年ぶりに伺…
昨年の5月5日に訪れた山添村の箕輪。 植え初めを実施している地域調査。 結果的に云えばまったく見つからなかった日である。 いろんなところを回遊してきたが、とうとう見つからなかった。 ぐるっと巡ったところにサシナエをされていた婦人。 その婦人はK…
今年こそは失念せずに訪れたいと思っていた山添村大西・稲荷神社の初午行事。 この年の1月7日に立ち寄らせてもらったジンスケ屋敷跡の山の神。 早朝、いやその時間帯よりももっと早く来る人もいるという山の神行事であるが、事情があって訪れたのは遅い時…
山添村毛原の長久寺で子供涅槃をされていると知ったのは何時だったのか。 ずいぶん前のことだけにすっかり忘れている。 尤も毛原の涅槃は平成5年11月に山添村教育委員会および同年中行事編集委員会が発刊した『山添双書』に書いてあった。涅槃会及び子供…
ホウの木で毎年作り変えるのは手間がかかる。 区長の役目であるホウの木造りの刀。 山添村の下津でも聞いた役目であるが、ここ大西も同じだった。 山の神の祭場に供える数々の祭具。 刀の他に山仕事に関係する七つ道具。 それらを拝見したくやってきた山添村…
三重県伊賀市の下見帰りに途中下車して山添村切幡で行われているおつきようかの状況を視察する。 ついさっきに立てたとOさんと立ち話に30分間。 4月30日に田植えをしたけど、蕗が小さくて植え仕舞いのフキダワラは、せんかったということであった。 と…
奈良県内の、特に東山間でこれまでずっと行われてきた田植え作業に纏わるフキダワラが瀕死の状態にあるとわかった。 旧五ケ谷村から登っていく旧道。 やがて西名阪国道に出会う。 そこからは高速道。 次のICは天理市の福住町になる。 訪ねてみたい家は見つ…
さて、である。旧都祁村荻で売っていた臭い猪肉の原因がわかったところで、次はどこへ行く。 ここより川沿いに下っていく国道25号線がある。 北上すれば山添村桐山にでるが、手前の的野から県道80号と交差する信号の少し手前に集落がある。 そこは峰寺の…
山添村大字北野・津越のヤッコメ行事を拝見してから南に向かう。 大橋の信号を曲がって西名阪国道に出るコースを選んだ。 大橋の信号より少し走ったところに数軒の集落がある。 そこはお世話になった祭りのトーヤの家もあるし、六所神社の宮総代もおられる。…
平成23年に取材して以来、6年も経った。その後の状況はどうされているのか。前回取材時と同じように姉妹3人が集落を巡ってお菓子貰いをしているのだろうか。かつては焼き米貰いに巡っていたからそれを「ヤッコメ」と呼んでいた山添村の大字北野・津越の…
山添村遅瀬の行事取材はずいぶんと間が空いた。 「マジャラク」とはどのような形であるのか。 拝見したく訪れたのは平成22年の10月10日。 その日に寺行事があると聞いて伺った場所は集会所にもなっている中南寺(なかなんじ)。 毎月の17日に集まっ…
山添村の大字勝原の子供涅槃を取材したのは8年前。平成21年の2月21日だった。勝原の子供涅槃は大きく分けて三つの段階がある。はじめに米集め。そして、オヤが接待役を務めるヤド家で昼の膳のよばれ。昼食を済ましたら薬師寺のお堂廻りを駆け抜けて竹…
白の世界を拝見していた山添村の勝原。 この日は子供涅槃が行われる。 当初の予定では朝から2人の子どもが集落全戸を巡ってお米集めをする予定であったが、生憎の大雪にやむない決断がくだされた。 午後に始まる薬師堂での行事はあるが、何時間も待つことに…
子供涅槃が行われている山添村の勝原を訪れるのは、実に5年ぶり。平成24年の8月28日以来である。訪問目的は八柱神社で行われていたという風の祈祷であったが、最近なのか、ずっと前なのかわからないが神社付近におられた婦人の話しでは中断したと云っ…
鵜山のオコナイ取材を終えても、日暮れまでの僅かな時間がある。 そんな時間も活用して少しでも山添村の民俗を紹介したい。 この日、同行取材していた写真家Kに見ていただきたい山の神は岩屋である。 ここもまた、1月7日にされている。 どこともそうだが…
山添村の最奥の東に位置する大字に鵜山がある。 同じ大字名の鵜山は名張川を隔てた東の三重県名張市にもある。 両県に跨る同名地の鵜山は明治のころ(と思われる)に行政区割りされ、奈良県と三重県側に二つが存在することになった。 山添村大塩の住民K氏は…
切幡の小正月行事はかつて1月15日だった。 その日は垣内ごとのトンドが終わってからは上出、下出垣内ごとの弓始め行事があった。 今でもしていると思われた弓始めを拝見したくなって、この年の当家がどの家であるのか、教えてもらって行事の家を訪ねる。 …
明日香村の八釣はトンド焼きの翌日に灰を「豊年、豊年」と云いながら畑に撒く。 同村の川原や小山田では灰撒きをしたら田に虫がつかない、と云われていた。 山添村切幡に同じようなことをされている人がいる。 お家で行われている年中行事の数々になにかとお…