五條市へ
大字津越(つごし)より下って大字川岸外れ。 そこではなかった大字の陰地(おんじ)。 いったいどこに集落があるのだろうか。 川岸から走行路を下って南下する。 ここら辺りははっきり覚えている。 数回泊まった宿泊所がある。 村営の「にしよしの荘」であ…
集落地図によれば大字陰地(おんじ)は当地より下り道にあるらしい。 が、危険を感じて来た道を戻った。 たしか神社の鳥居があったのでは、と思って停車した。 後に判るのであるがここは大字川岸(かわぎし)。 今では五條市に統合された旧西吉野村にある一…
陰地(おんじ)の山の神はどこにある。 たしか自生する福寿草を観に出かけた旧西吉野村の大字津越(つごし)のすぐすぐ傍にある村だったと思う。 津越を初めて訪れたのは平成15年3月14日だった。 今から13年も前。 廃れた記憶を戻しながら川沿いの山…
和歌山市民会館で開催された写真展の帰り道。 紀北東道路-橋本道路-五條道路を快適に走っていた。 行き帰りの走行中に目につくコイノボリは少ない。 北は山間部で南は紀ノ川沿いの新町住宅。 コイノボリはあっても支柱は金属ポールばかりだった。 五條市居…
五條市上之町に特定家の公事家(くじや)がある。かつては公事家9軒と呼ばれていたが今では5軒。廻り当番家の床の間に3幅の掛軸を掲げる。中央は特に古いと思われた十一面観音立像。左は六神を配置した庚申さん。右は梵字の弘法大師さん。表装しなおした…
前日、Ⅰさんに案内してもらった旧大塔村簾の光圓寺を目指す。場所は下見をしていたので判っているが、余裕を持って出かけた16時半、御所市の三室・蛇穴辺りで大渋滞に遭遇した。ノロノロと続く大渋滞は花火見物客の車だ。五條市の丹原まではおよそ12km…
天辻の地蔵堂には二人の男性がおられたが、早めに来たと云う。 村人が集まるのは19時半を過ぎ。 抽選会商品を持ちこんでいた区長に取材の主旨を伝えて取材撮影に臨む。 ストロボ焚いてもいいのかどうか尋ねたところ、「ワシがえーいうたら皆誰も文句は云わ…
阪本踊りは平成23年より中断しているが、同様の踊りが旧大塔町阪本の天辻地区や隣地区の簾で行われていることを知ったのは昨年の平成23年8月だった。運営するブログで阪本便りを伝えるⅠさんが書き込みをされていた。狐のセンギョなども案内してくださる…
上之町は五條市。五條博物館より少し南側にある旧村である。昨年1月にセンギョの下見に立ち寄った地に建つ金光寺(きんこうじ)。お寺傍にある家にご主人がおられた。その人は金光寺の檀家総代。正月初めに大般若経が行われるその直前に集まった村の評議員…
かつては晩に巡っていた阪本の狐の施行。子供会が主催する村の行事は灯りが要る。提灯で足元を照らして歩いていく。提灯は長年に亘って使ってきた。風合いを偲ばせる色具合である。当時に集まっていた子供の人数分がある。それには「いちごう」の文字がある…
女の子が居る家に行ってお菓子を貰いに巡るヒナアラシ。旧暦の4月3日に五條市の近内町で行われている。近内町は100軒ほどだが、女の子が居る家はおよそ60軒。各家にはお雛さんが飾られている。そこを一軒、一軒ずつ巡ってお菓子を貰う子供は男女区別…
NPO法人うちのの館が管理する五條市近内町の藤岡家住宅は俳人の藤岡玉骨の生家。 登録有形文化財である。 施設に感動した昨年の四月。 今年も同月に訪れた。 この時期はお雛さんを飾っている。 今年は花の季節が一週間ほど遅れていたが、樹齢250年とされ…
南阿田と滝の氏神さんを祀る南阿田御霊神社。 右側の社殿が滝の八幡神社である。 享保六年(1721)の刻印が見られる石燈籠がある神社。 二つの宮座講があるそうだ。 下市から五條にかけて各大字で祀られるお仮屋がある。 下市新住(あたらすみ)八幡神社…
かつては旧暦の4月3日に行われていた五條市南阿田の流し雛。現在は4月第一日曜日(昭和48年より)になった。この日は村の農休日。「休まんと罰金や」というて、絶対に集まれる日を行事の日としたのである。南阿田では戦前まで伝統の吉野川流し雛を守っ…
JR和歌山線の北宇智駅から金剛山山麓に向けて西へ歩めば、その道中に平成20年11月に開館された登録有形文化財の藤岡家住宅がある。 40年ほど前に金剛山登山をしたことがある。 そのとき、下山する方向を誤って北宇智駅に辿りついたことを今でも鮮明…
復活された狂言は万才(平成21年上演)、鬼狂言(平成15年)、鐘引、かな法師(平成22年)、壺負(平成16年、23年)、鳥刺し(平成15、19年)、狐釣り(平成16年、平成22年民俗芸能大会)の七曲。 他に田植狂言、豆いり狂言、舟こぎ狂言(…
風そよぐ吉野川。 ようやく穏やかな季節を迎えたこの日、爽やかな風が身体を通り抜けていく。 その風を受けて舞い上がる鯉のぼり。 300匹からなる連なる鯉のぼりが河川敷に立てられている。 高さは14mで約1kmにわたって並んでいる。 家庭で不要にな…
シャクナゲの花が咲き誇る旧大塔村の山の里。 阪本の国道から急坂を登り切ったところが向坂本の地だ。 古野瀬(ダムで水没した)の集落から見て向こう側にあるから向坂本と呼ばれている。 ここは熊野詣での西熊野街道。 近鉄電車が下市まで開通してから寂れ…
長らく中断されていた伝統行事である大塔の惣谷狂言が復活を遂げるまで人と人による運命的な出合いがあった。 昭和32年、大塔村史編纂調査に訪れた当時郡山農業高校の教諭である保仙純剛氏。 吉野西奥民俗探訪録に「狂言あり」と極めて短い報告を頼りに足…
国選択無形民俗文化財に指定されている篠原踊りは村の神事初めとして天満神社で奉納されている。かって旧暦正月の2月に行われていたが現在は新暦の1月25日。男性三人は白足袋に下駄を履いて梅鉢紋の着物に袴姿で、手には小太鼓とバチを持つ。女性は紫地…
五條市に併合された旧大塔村の惣谷。 宇井から舟の川を遡っていくと山林が広がる山々に囲まれた急峻な土地に家々が建っている。 集落から急坂を登り詰めた山地に造祠遷座された山の神さんを祀っている。 霜月の七日、毎年11月7日は山の神さんのお参り。 …
東阿田八幡宮の秋祭りでは七つ御膳が供えられる。 八幡宮の屋根の上に並べられた御膳はずり落ちることもなく自然体で座ったように見える。 里芋の頭に長い竹串。一本ずつ、柚、餅、栗、柿、インゲン豆(カチ豆とも)、茄子がある。 餅はともかく秋の味覚をと…
一週間前に建てられた五條市東阿田のお仮屋。 年初に当屋さんに聞いていた八幡神社の分霊を祀るお仮屋ができていた。 庭が狭くて道路とフェンスの間しかない。 あまりにも道路が近いので、さてどうするかと迷っておられたがこの場所しかないと建てられたそう…
五條市に併合された旧大塔村の惣谷。 宇井から舟の川を遡っていくと山林が広がる山々に囲まれた急峻な土地に家々が建っている。 集落から急坂を登り詰めたところにも一軒のお家。 その後方をさらに登ったところに平成10年に遷座された山の神さんが祀られて…
五條市大野に立ち寄った際、ある池を通り過ぎようとしたとき、キラキラ光る白いものが目に入った。 池面にわぁーっと浮かぶ白い花群れ。 水面下にはモが見られる。 周りにはジュンサイやヒシも一緒に水生植物がびっしり詰まっている。 農家の方にお願いして…
いい日よりなので五條市文化博物館に拝観。 K学芸員は風邪でお休みでお会いできず。 企画展が見もので、鬼走りの鬼面現物(昔使ってたもの)や惣谷狂言に篠原踊りの衣装がずらり。 写真もいっぱいあってあれやこれや見ていたら、なんと、なんと。 ビンカメ…
霜月の七日、毎年11月7日は山の神の祭りが行われる。 惣谷集落から山へ登った頂上付近に山の神の祠が祀られているという。 当日のお供えは塩サバ、スルメにモチと季節の果物。 村の人のすべてが朝10時ころに集まる。 昔は午後から親方の家に集まり、ご…
鬼狂言のオニ。 (H20. 1.25 Kiss Digtal N撮影)
最後に飾られていたモチバナが配られ、求める手が伸びる。 山畑の豊作を祝うモチバナは家の軒先に挿しておくという。 手に入れた子供らの顔は満足げ。 今年の狂言見学者は約80人、多いときでも150人だという。 (H20. 1.25 Kiss Digta…
神事初めゴクマキ。 (H20. 1.25 Kiss Digtal N撮影)