2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
茅原の大とんどと称されている県内でもっとも代表的な御所市吉祥草寺の左義長。 逆立ちした円錐形が特徴的だ。 その流れがあるのかどうか判らないが形状が似たとんどの地域がある。 茅原よりも小ぶりで行われている同市の稲宿(いなど)。 高取町でも同型の…
明日香村越(こし)に鎮座する許世都比古命(こせつひこのみこと)神社の氏子は28軒。 以前は30軒だったそうだ。 一年間つとめたトーヤはとんどの日で役目を終える。 毎年10月8日は宮送り。 夕方にトーヤは伊勢音頭を謡いながら神社に向かう。 拝殿で…
年神さんを祭った注連縄などの正月飾りはとんどで燃やして天に帰ってもらう。 村々や地域ごとに行われている行事である。 小正月の14日の夕刻から15日の朝にかけて行われる地域が多い。 が、サラリーマン農家になったこともあって休日に移行される地域が…
正月初めに行われている行事にオコナイがある。 大寺などでされている修正会にあたる行事が村々に広まり今日まで継承されてきたオコナイ。 国家安寧や五穀豊穣を願う祈りであるが、村となれば地区の安全祈願になるわけだ。 それは「おこなひ」と表記されてき…
天理市藤井ではこの1月に乱声が2回行われる。 先日の6日には東福寺で行われた。 「ランジョー ランジョー」と掛け声に合わせてお寺の回廊をネコヤナギで叩いていた。 11日はこれが三十八神社になる。 この前と同じように祈祷のお札を作ってきた宮座6人…
十八神社で正月行事の祈年祭を終えた氏子たち。 数時間の休息をした後は恒例となっている村の行事であるとんどを行う。 日が暮れる前に設えていたとんどの場にやってきた。 気温は再び下がってマイナス1度となった。 額井のとんど場は上出と下出の2カ所に…
1月7日に行われた山添村岩屋の山の神。 11月7日は山の神の清掃の日だった。 それから2ヶ月後、早朝にそこへ参る。 カギヒキをして小石を入れたタワラをぶら下げる。 特徴的なのはカギヒキを水平に置くことだ。 各地のカギヒキでは木の上から吊している…
額井のカンジョウツナカケを終えた氏子たち十八(いそは)神社で神事を行う。 白衣の陣羽織を着用するのは6人の氏子総代と新旧の頭屋の4人。 略した衣装はそれでも構わないと宮司の了承を得たもの。 拝殿には氏子たち全員が入った。 祭壇下には両家の頭屋…
今冬は度々寒波が襲ってくる。正月前はドカ雪だった山間部。 一昨年のカンジョウツナカケの日はもっと降ったという宇陀市榛原区の額井。 昨夜から今朝まで降ったがそのときよりはまだ少ないこの日。 急坂を登る車は四輪駆動でなければ額井岳山麓に鎮座する十…
エビスさんが見事に鯛を釣り上げた姿を描写しているお符は商売繁盛のご利益があるとされる。 平成10年に社務所内に移設された蛭子大神を祀る大和郡山市車町の蛭子神社は古式の姿を止める。 オソナエには扇型に作られた昆布も見られる。 そのお札といえば左…
桜井市脇本に鎮座する春日神社の祭礼は簡素化しているものの古くから伝わるかたちを残している。 この日は御供撒き。 夜遅くに神主、一老、頭屋、神社役員が社務所に集まった。 階段下の境内ではすでに何人かの人たちが来ている。 楽しみにしている正月行事…
N家では31日に元の家がある垣内の地に竹を持っていく。 それは山の上の平らな地だ。 垣内で6軒の家人が集まってくる。 竹を組んで日が暮れる時を待つ。 ワラに火種を点けてそれを燃やす。 そのときに「フクマル コイコイ」と発声する。皆もそろって同じ…
年番の2人が力を合わせて川道に掛ける天理市藤井町のカンジョウナワ掛け。 山間にあり盆地部よりも3度は低い。 年末に降った雪はまだ残っている。 笠へ抜ける峠道の勾配はきつく傾斜35度もあるそうだ。 カンジョウナワは北へ90度に折れ曲がる川筋へ一…
市観光ボランティアガイドクラブが民博までやってくるには少々時間がかかる。 それまでに館内の様子を再確認しておこうと早めに行った。 昨夜には追加取材した写真が展示された。 予めに見ておかないと話せない。 矢田山に住んでいるというご夫婦は植槻八幡…
7年ぶりに大和郡山市植槻町に鎮座する植槻八幡神社のおん田祭りを拝見した。 年始めに行われる植槻八幡神社のおん田祭りは県内で行われるお田植え祭りのトップバッターだ。 境内はかってない賑わいを見せている。 この日は市観光ボランティアガイドクラブが…
宮本六人衆の一人であるNさんの庭で見られたカラスノモチ。年末の12月30日には家のモチを搗く。その残りモチを小さくちぎって木の枝の先に挿す。モチは12個。それを四角い升に入れて庭に出る。そして「カラコ カラコ モチやるわ ザクロ三つと替えこと…
本堂に登り敬白を読みあげる住職。隣村の笠からやってきた妙圓寺の住職だ。藤井町の東福寺ではじめての法要をしたときはとても驚いたと集まってきた観音講の婦人たちに話される。お経をあげていたら突然のように外の廊下からバチバチと鳴りだした音。それに…
何十年も前は街道筋がひしめくほどの参拝者が訪れたという大和郡山市小泉町の金輪院庚申堂。 年始めの初庚申には門前市のお店がずらりと並んだそうだ。 戦後に廃れた庚申参りを復活させた地元の世話人たち。 ことしで6年目になった。 徐々に参拝者も増えつ…
県立民俗博物館で大和郡山の祭りと行事の企画展が開催されている。 今日は博物館としては初めての企画で「ボランティアガイドと巡る大和郡山の祭りと行事」だ。 募集期間が短くて案内が行き届かなかった。 年末までの希望者は数人だと聞いていた。 少しでも…
正月三が日は簾注連縄を掛けられている地域を調べなくてはならない。大和郡山市内の神社を中心に調べている。70社ある神社はこれまでに9社で確認がとれた。4日には外される地域もあるので急がなくてはならないが時間がいうほどない。一件、一件丹念に足…
国家安寧を祈り万民の平和、五穀豊穣を願う行事である修正会。 正月行事にあたり初祈祷とも呼ばれていて、各地域のお寺で行われている。 矢田山の中腹にある矢田山金剛山寺(やたさんこんごうせんじ)も同じように正月始めの2日に行われた。 この日は牛王(…
今国府町の杵築神社の鳥居には簾型の注連縄が取り付けられている。拝殿前にも同じ形態の注連縄が見られる。年末に掛けられたそうだ。この注連縄は左右に笹の葉がみられる。2本の竹を組み合わせて作ったそうだ。これと同じ形態のものが民家にもみられた。当…
企画展 「大和郡山の祭りと行事」 展示場所 奈良県立民俗博物館 奈良県大和郡山市矢田町545 tel 0743-53-3171 展示期間 平成22年12月11日(土)~平成23年2月6日(日) 写真解説 平成22年12月12日(日) 13時半より(終…
徐々に正月らしさを調えてきたと話す矢田坐久志玉比古神社の宮司。 次から次へと訪れる参拝者の数は年々増えつつあるそうだ。 拝殿には鏡餅を供えている真上には鮮やかに塗り替えられた扁額が見られる。 金色の縁どりに「矢落大明神」が眩しい。 背景色は濃…
正月を迎えたその朝は当主の動きで始まる。オクドさん(へっついさんとも呼ぶ)の火を点けてトーフを切る。それを家の神さんや仏さんに供える。若水で顔を洗い家族が起きてくるまでに神さんにイタダキの膳を供える。奈良市丹生町のF家では当主の帰りを待ち…
正月を家族で迎えるイタダキは家の行事だ。 福住町別所にはテラ垣内、ナカ垣内、オモテ垣内とマルオ垣内がある。 それぞれは4軒ずつぐらいしか居ないという。 そのマルオ垣内の数軒だけに残されている大切な家の行事。 今でもそれをしていると拝見させてい…
1月の成人の日の祝日はコンピラ講の集まりがある。 かつては成人の日も固定の15日だった。 その日は小正月の日で覚えやすかったがハッピーマンデー法によって月曜日。 当然ながら日にちは替わるので覚えにくく忘れてしまう。 今年は何時だったけ?という…
大晦日から降った雪は山間部を雪景色にかえた。 なにもかもが真っ白に染まった。 それだけ生活が不自由になってしまう。 雪見酒どころではないが、長谷町垣内脇のN家では翌日の2日にも家の正月が行われている。 玄関口に取り付けた藁製の長い棒のようなも…