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水元かわせみの里水辺のふれあいルーム

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足拭きマットにくっついていた白いふわふわ~

皆さま、こんにちは。コバヤシです。

年も明け、水元かわせみの里は一昨日から開館となりました。
皆さま、新年も何卒よろしくお願いいたします。

さて、新年初日、水元かわせみの里は年末までとほぼ変わらぬ様子ではありましたが、出勤して最初にちょびっと気になったことが。
施設入口のマットが・・・ちょっと白っぽくなってる?何これ、埃?
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ヤダも~ちゃんと年末の大掃除くらいしとくんだったわぁ~、とか思いつつ顔を寄せてみると・・・んん?
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あ、これ、綿毛の付いた種子だ!

一つだけ取って拡大してみると・・・
足拭きマットにくっついていた白いふわふわ~_d0121678_17555341.jpg
なんかちょっと深海生物みたいな絵面になりましたが・・・
まぁなんとなくタンポポの種子に似てはいるものの、これは水辺のふれあいルーム目の前に生えている、このウインナーから出てきたもののようです。
足拭きマットにくっついていた白いふわふわ~_d0121678_17555315.jpg
そう、ヒメガマ
ウインナーに見える部分は、綿毛の付いた小さな種子が大量に集まったもので、実った後にほつれていき、風に乗せて種子を飛ばすのです。
熟し始めてまとまっていた時は、思いの外がっちりしていて固かったのになぁ。中身はこんなにふわふわだったんですね。

風が吹けばブワァツと舞い飛び、綿毛が陽の光で真っ白に映る様子は、どこかキレイに見えます。
・・・が、足拭きマットにもくっついていたように、セーターとかだとそのままくっついてくるので、風のある日はウインドブレイカーでのお散歩がオススメかもです。

# by kawasemiblog | 2026-01-06 18:06 | 生きもの情報 | Comments(0)

冬の花には様々な昆虫も訪れます

皆さま、こんにちは。コバヤシです。

昨日は強風吹き荒れる中、植物調査で水元公園内を歩き回っていました。
水元大橋の小合溜沿いでは、前に進むために足を上げた途端、左右にフラつくレベルの強風。
短髪の私でも向かい風でオールバックになりそうでした。

さて、そんなふうに公園内を見て回ったところ、エノキ、ノイバラ、ユズリハ、センダン、ハゼノキなど、木の実が公園中でたわわに実っており、ヒヨドリをはじめとした野鳥たちが各所で飛びまわっていました。

そんな木の実だらけの中、今年も素敵な花を発見。
冬の花には様々な昆虫も訪れます_d0121678_17302901.jpg
ヤツデです。
打ち上げ花火のような形に広がって、小さくはありますが、それぞれの先端に花が咲いています。

冬は花の少ない時期なので、いざ咲いているとなれば昆虫たちも大喜び。
ヤツデやツワブキなどの花もまた、そうした昆虫たちに花粉を運んでもらうため、あえてこの時期に花を咲かせます。
強風で寒く感じられた昨日でも、冬でも活発に活動するハエやアブの仲間がたくさん訪れていました。

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写真それぞれで花の形が違いますが、花弁が開き長い雄しべが伸びている方が雄花
花弁が開かず、頭から気持ちばかりの毛を生やすように雌しべを出している方が雌花です。
どちらも同じ株で見られるので、ぜひ見比べてみてください。


ちなみに帰り道、ハラビロカマキリにも出会いました。
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こんな冬にまだ!?と思いましたが、実際にはもうあまり動けないようで、間もなく寿命といった様子でした。
春に孵化して夏に成虫になり、そしてこの時期まで生き切ったようで、大往生ですね。すごいや。
園路の真ん中近くにいたので、脇の茂みに移動しておきました。あとはゆっくりお休み。

寒いシーズンでも、昆虫たちは意外と活動しているようです。
野鳥ももちろん見頃ですが、暖かい日にはぜひ冬にも元気に飛び回る昆虫たちも探してみてくださいね。


それでは、また来年。良いお年を!

# by kawasemiblog | 2025-12-26 17:39 | 生きもの情報 | Comments(0)

キッズボランティア活動で、水元公園の野生動物調査を行いました!

皆さま、こんにちは。コバヤシです。

12月21日(日)に、キッズボランティア活動で、学習会として水元公園の野生動物調査を行いました。

以前の自然学習講座キッズボランティア活動の記事でもご紹介しましたように、水元公園にはタヌキをはじめ、様々な哺乳類たちが生息しています。
今回は、彼らが「どんな場所を利用して」、「どんなふうに暮らしているのか?」を、彼らが残した足跡や糞などの痕跡を辿っていくことで予測し、それらが実際に合っているのかを、センサーカメラ(トレイルカメラ)で記録映像を撮ることで確かめることにしました。

まずは浅間神社跡地の笹薮で『獣道(けものみち)』を探しました。
獣道とは、その名の通り獣が通る道のこと。繰り返し往来のある場所は、地面が踏み固められて窪んでいたり、そこだけ草木がどけられて空間が空くようになります。
園路から道脇の茂みを見るだけでも、ここにはたくさんの獣道が確認されました。
キッズボランティア活動で、水元公園の野生動物調査を行いました!_d0121678_11382976.jpg
キッズボランティア活動で、水元公園の野生動物調査を行いました!_d0121678_11375001.jpg
(写真では見えづらいですが、笹薮の中に獣道を見つけています。)

そこで、見つかった獣道の中でも、人が入っていけそうな広い場所のものを選んで、実際に辿って行ってみました。
キッズたちも「この道は右に曲がっていってる!」「ここは左右に分かれて、交差点みたい!」と、いろんな獣道を見つけながら進んでいきます。
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すると、その先には大量の糞が!
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真新しい糞からボロボロになった糞と様々あり、一箇所に何日も糞を溜めたような痕跡です。
このような『ため糞』を作る習性を持つ動物は何種類か知られていますが、このため糞の量や過去の記録からも、恐らくタヌキのため糞かと思われます。
もしかしたら、これまで辿ってきた獣道は、タヌキが糞をしに来る道だったのかも知れません。

糞の中には、イチョウをはじめエノキやムクノキなどの種子がたくさん混じっていました。
周辺に同様の樹木が生えている点からも、この周辺を生息域としている可能性は高そうです。

そんなこんなで、恐らくはタヌキが主に利用しているであろうことを予想し、ため糞場や獣道にセンサーカメラを仕掛けてもらいました。
どこが最もよく利用される所か、どこなら動物たちの邪魔にならずに写せるか、周囲の状況も鑑みながら設置してもらいました。
キッズボランティア活動で、水元公園の野生動物調査を行いました!_d0121678_11374952.jpg
※林内への立入りやセンサーカメラの設置については、今回の活動のために水元公園サービスセンターや東部公園より許可を得て行わせていただいております。
公園施設等に無断で立入り・設置していいものではありませんので、そのあたりはご注意ください!


設置が完了したところで、今回の活動はここまで。
カメラは3週間ほど設置して、結果は来年のお楽しみとなります。
果たしてキッズたちの狙い通りにタヌキは映るのか、はたまた予想外の生きものが現れるのか・・・。
乞うご期待!

# by kawasemiblog | 2025-12-24 15:00 | ボランティア活動 | Comments(0)

クリスマス直前と年末年始休館日と1月のガイドウォークのお知らせ

皆さま、こんにちは。コバヤシです。

明日はクリスマス・イヴ。明後日はクリスマス。8日後は大晦日で、9日後はお正月!
世間は行事が目白押し!忙しい、忙しいぞ!

ということで、水元かわせみの里は年末年始の
12月28日(日)~1月5日(月)は休館となります。
今年も何かと大変お世話になりました。来年もまた水元かわせみの里を、どうぞよろしくお願いいたします。


さて、そんな年始に向けて、
1月のガイドウォークについてもお知らせします!

ガイドウォークでは、水元かわせみの里の専門員が施設周辺で、昆虫や野鳥、植物などを解説しながらご案内します(小さなお子様もご参加できます)。
事前申し込みや参加費は不要です。

開催時間は、午前と午後に1回ずつ、それぞれ
(午前) 11:00~11:30
(午後) 13:30~14:00
に行います。開始時間までに、水辺のふれあいルームのカウンターへお越しください。

ボランティア活動日には、専門員ではなく、大人のボランティアさんによる野草園ガイドも行われます。
水元かわせみの里の「自然学習講座」の抽選から漏れてしまった方も、ご希望のテーマでガイドウォークを実施しますので、ぜひご参加ください。


野鳥が真っ盛りの今シーズン。
水元かわせみの里周辺では、ピラカンサノイバラの果実に、オナガヒヨドリなどの鳥たちが群がる様子がよく見られます。
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(施設入口の季節情報板でもご紹介しています。)

どちらも留鳥ではありますが、水元公園では冬のシーズンに特によく見られる野鳥たちです。
中でもオナガは十数羽以上の群れで見られるので、長くきれいな尾羽とあわせ見応えがありますよ。
公園内の場所によってはツグミジョウビタキ等々の冬鳥たちも見られるようで、今期の冬鳥観察は充実しそうです。


また、野鳥たちがやってくる植栽の木の実を眺めていたところ、ある場所ではこんなモノが・・・
クリスマス直前と年末年始休館日と1月のガイドウォークのお知らせ_d0121678_15120171.jpg
枯れかけたヤマグワの葉を巻き付けるようにして、内側に糸で作られた繭が見えます。
夏のキッズボランティア活動のご報告でもちょろっとご紹介した、クワコの繭です。
探してみると、他にも2箇所は繭が見られました。この夏に繁殖した子どもが無事に成長できていたようですね。
今年の冬も無事に乗り切り、また来年も可愛らしい姿を見られるのが楽しみです。


落葉樹の葉が落ちたことで、野鳥や、こうした昆虫たちの冬越しの姿が見られやすくなるのが、冬の観察の楽しいところ。
カマキリの卵鞘なんかも各所で見られますので、この冬ならではの自然の姿を、ぜひぜひ覗きに来てみてくださいね~。


最後に、注意事項です。
ご参加の際には、以下の注意事項を守った上でご参加いただきますようお願いいたします。
●発熱・せき等で体調がすぐれない方のご参加はお控えください。
●極力、施設内での実施を避けるため、水辺のふれあいルーム入り口前での集合・解散となります。
●幼児のお子様には、保護者の方の付き添いをお願いいたします。

皆様で安全に生きもの観察を行えるよう、ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。


というわけで、開催日は以下の通りです。

1月のガイドウォークスケジュール(◯の回は開催。△の回は未定。☆の回はボランティアガイドを開催します。)
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※生きものガイドウォークの開催日は変更となることがありますので、ご了承ください。
 変更があった場合はこの記事を更新しますので、ご確認をお願いいたします。

ではでは、また来年もお会いできる日を楽しみにしています~。

# by kawasemiblog | 2025-12-23 12:44 | 生きものガイドウォーク | Comments(0)

第7回カワセミ個体数一斉調査(非繁殖期調査)のご報告!

皆様こんにちは。
水元かわせみの里の野間です。

12月7日に行われた、第7回カワセミ個体数一斉調査。ご参加くださったみなさまありがとうございます!
ご連絡が遅くなりましたが、いよいよ調査結果がまとまったので、ご報告です!

第7回カワセミ個体数一斉調査(非繁殖期調査)のご報告!_d0121678_14080956.jpg
(調査終了後の集合写真)

今回の調査の参加者は、スタッフ含めて73名!昨年とほぼ同人数で実施できました!
おかげさまで、公園内全域の35地点での調査がかない、大変良いデータが得られました。

調査は10時43分から12時13分までの1時間30分で実施しました。
公園内全域に2~3名からなる調査員についてもらい、トランシーバーを用いてカワセミの飛来を記録しました!

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(調査の様子。調査には興和オプトロニクス株式会社様の双眼鏡を使用しました)

さて、その調査結果ですが、全地点におけるカワセミの確認回数は合計114回!
そして、個体数としては、少なくとも10羽が確認されました!!
いずれも、過去2位の確認数および個体数です!

少なくとも10羽と推定した根拠ですが、まず11時45分に9個体の同時確認がありました。この時点で、少なくとも9羽がいることが確実となります。
また、公園内で3羽のメスのカワセミが確認されていますが、11時45分の記録では2羽しか同時確認がなかったため、もう一羽のメスのカワセミを加えて10個体としております。
とはいえ、記録上では算出できなかっただけで、まだ別個体のカワセミがいる可能性も否定できないため、個体数は少なくとも10個体としております。

第7回カワセミ個体数一斉調査(非繁殖期調査)のご報告!_d0121678_15132901.jpg
(調査地点マップ)

今回は、これまで確認数の少なかった水元大橋付近の赤地点でも多数のカワセミが確認されており、例年と比較してカワセミの縄張りに変化が生じていたように思われます。
調査を繰り返すことで、これまで見えていなかったカワセミの様々な生態や、年度ごとの変化が見えてきます。
ぜひ、次回調査も皆様のお力添えを頂き、カワセミにとって住みよい公園を作っていけたらと思います。どうぞご協力、よろしくお願いします!

# by kawasemiblog | 2025-12-18 16:13 | Comments(0)