よく「ChatGPTが嘘を付く」という人がいますが、ユーザーがAIの出力の整合性をチェックできているうちは良いでしょう。
ChatGPTと違い、Googleの「AIによる概要」は、使うor使わないの判断をユーザーができず、しかもかき集めた情報をごちゃまぜにしてしまうということが色々な場所でユーザーを困惑させていますが、今回 Apple iOS と Cisco IOS の情報が混ざってしまいました。
ARP(Address Resolution Protocol)について解説しました。
普段、仕事でもプライベートでも、多くの人がネットワークを利用するときには、OSI参照モデルのレイヤーなどは意識しないでしょう。
しかし、「どのレイヤーでどういう動きをしているのか」ということを意識して通信を考えると、実は非常に複雑な通信をしているように見えて、根底では合理的で効率的によく考え抜かれたシンプルな仕組みが動いているのです。
レイヤー1(物理層)で見てみると、ケーブルの中の電流が流れているか流れていないかだけで情報を伝えているのです。
そして今回解説したARPですが、レイヤー2(データリンク層)とレイヤー3(ネットワーク層)の情報を橋渡しするという、非常に重要なプロトコルになります。
このプロトコルが存在しなかったら、こんにち当たり前に使われているTCP/IPモデルのネットワーク通信は成立しないのです。
IT系でない方にもぜひ知っていただきたいなと思いますし、もし興味を持ってネットワークエンジニアを目指す方が増えたら個人的には嬉しいです。
ネットワークエンジニアの方は、動画内の比喩とかも含めて押さえていただければ新人教育にもヒントになるのではないでしょうか。

IPアドレスでの通信は、最終的にはMACアドレスを使う必要があるので、通信を始める前にMACアドレスを確認しなくてはならない。

宛先MACアドレスがわからないので、全部の機器に呼びかける「ブロードキャスト」という通信方法を使って、「このIPアドレス持ってる人応答してください!」と呼びかける。

呼びかけたIPアドレスを持っている機器は、問いかけ元に対して個別に応答、MACアドレスを返す。

問いかけ元の機器は自分用のMACアドレスのリストに今知ったMACアドレスを追加・更新する

以上の動作をもってMACアドレスを把握できるようになったので、IPアドレスでの通信が始まる
いずれはWireSharkなどを使ってパケットキャプチャをして「このように動いている」という実演もしたいですね。
業務用のネットワーク機器の設定方法とコンフィグについて
ネットワークエンジニアをやっていて、新人やネットワークあまり詳しくないエンジニアにネットワーク機器の設定について説明しようとすると、一番最初に「説明が難しいな」と感じるのがコレ。
コンソールケーブルを使っての接続というレガシーな方法が今でも残っているので、昔を知っている人からすればあまり違和感ないのでしょうが、USBで何でもできるこのご時世にこれって、知らない人にいじらせないというセキュリティになっているような気もしますね。
DHCPについて解説動画を作成してみました。
youtu.be
DHCPといえば我々は日常的にお世話になっているプロトコルですね。
ですが、その細かい挙動については、ネットワークエンジニアでもない限りあまり意識しません。
そこで、どのような動きをするのかをわかりやすく解説したいと思いたち、動画を作ってみました。

DHCPとは何ぞや?

DHCPの概要について。
DHCP DISCOVER、OFFER、REQUEST、ACK について。




また動画内では、DHCPリレーエージェントについてと、DHCPスプーフィングについても触れています。
少々おふざけネタもいれつつ、基本的な動きを把握できるような構成にできたと思います。
こういう動画でネットワークに興味を持ってくれる人が増えたらいいな、と思いつつ。
(世間一般ではITといえばプログラマ、インフラといえばサーバ、という認知のされ方で、なかなか最初からネットワークエンジニアを目指して業界に入ってくる人って少ないんですよね。そういう人が増えて、同業者が増えたらいいなぁ)