9月になった

 9月になっちゃいました。9月になりました、とか、やっと9月になったぁ、と書かないところに、8月が去ることへの淋しさというのかな、がっかりな感じが滲みます。これは少年の頃の、小学生だったころ中学生だった頃の、夏休みが終わるという、そう思う根拠が明確な頃だったらまだしも、その後に何十年も経っているのにいまだにそう思うのは、小学生中学生のころに刷り込まれた思いなのか。それとも、やはり私自身が季節のなかでは夏が好きだからなのか。

 最近の猛暑の夏は正直きついですね。もう、外を歩いていて、汗がびしょびしょになり、むかしは考えられなかった白い日傘などさして、バッグにはいつもボトルに氷水を入れて持ち、熱中症なんて単語も意識して、それでも電車やバスではマスクをして、寒すぎる場合もあるから薄いカーディガンも持ち。早く涼しくならないものか!とぼやく。だけど、9月になってしまうと、なっちゃいました、と残念がっている。

 部活みたいですね。部活って練習がきびしいと、あーもうやだ、やめてやる!と言うじゃない。だけど本当にやめるかというとやめない。例えばテニス部だとして、部活で練習するのはきつくていやだけど、だけどテニスは嫌いじゃないから、結局はやめずにずっとテニスをやっている。朝練やら休日返上の練習で一日一日は辛くてやめてやれ!と思うことも頻繁にあったけれど、いざ引退の季節になると淋しくなる。それと同様に、夏の一日一日は暑くてたまらなかったけれど、8月が終わって夏が終るのは残念に思う。

 なお、私は運動部に所属していたことはないので、これ想像なんですけどね。

 さて、今晩からNHKのBSで「団地のふたり」のドラマがはじまり、たまたまテレビを付けてみたらやっていたので、見ました。小説をよんだあとにドラマを見ると、小説を読みながら思い浮かべていた人物像と、ドラマで演じる女優さんのズレが感じられて、最初はなじめないですね。そのズレが大きいときと小さいときがあるし、それは鑑賞者の人それぞれだから、よく使われる「個人的感想です」ってことになるんだけど、最初はズレ感は大きかったですね。だけど終わるころにはだいぶ馴染んだから、もし来週もたまたまテレビが付いていたら見るかもしれないな。

 ところで写真は夏の終りではなくて夏のはじまりの頃の茅ケ崎海岸で撮ったものです。