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2025年秋アニメ&特撮簡易感想 その37

 

 

 

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 現在放送中の『仮面ライダーゼッツ』と児童雑誌のてれびくんがコラボした超(ハイパー)バトルDVDの情報が公開。毎年このビデオシリーズは本編とは異なりコミカル一辺倒なライダーが楽しめることが多いのですが、今回はいつにも増してトンチキ具合が極まっている様子が確認されました

 何といっても上の動画から確認出来る某エヴァンゲリオンの風味が強烈。BGMといい、フォントの表示といい、どこかで見たことあるようなテイストが全力で出ていました。動画の最後にねむちゃんが「サービスサービスゥ!」とか言ってますし最早隠す気がありません。エヴァ以外にもゼロが巨大ロボとして、莫もといセブンが巨大化して戦う辺りは某光の巨人を彷彿とさせますね。(ちょうどあの親子と同じく「ゼロ」と「セブン」ですし……)ここまでやりたい放題だと笑わずにはいられませんねハイ。

 パロディ要素を抜きにしてもネタは満載。莫以外の他の登場人物はみんなテンションがおかしくなっていますし、中でも司令官ゼロのハイテンションは演者のノリがそのまま乗り移ったかのようです。本編でもこれくらい明るい性格だったらまだ胡散臭さが提言していたんですがまた巨大化しているゼッツをよく見ると、伸縮自在のパラダイスワンダーを使っており妙なところで律義なのがまた愉快。このシリーズ定番の限定フォームもしっかり登場するようですし、少々気になってしまう内容で大いにほっこりさせられました

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

※『私を喰べたい、ひとでなし』第13話(最終話)の感想は個別感想で書く予定です。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

東島丹三郎は仮面ライダーになりたい

第13話「俺はショッカーと戦って死ぬ」

 居酒屋で大立ち回りしたせいで始まった一葉VS二葉の兄妹対決。互いにしのぎを削り合うバトル自体は見応え抜群だったものの、この2人の食い違う主義主張は見ていていたたまれなくなってきました。妹への仕打ちを棚に上げてショッカーの存在を信じてほしい兄と、ショッカーとかどうでもいいから兄に過去の清算をさせたい妹。両者ともに相手の意見を聞かず一方的なせいで、すれ違いを通り越して激突事故が発生している印象です。最早どうにもならないとは理解しつつ、向こうの話も聞いてやれよ!という気分にさせられますね。

 兄貴の被害者である二葉には基本同情が湧いてくるのですが、今回師匠である「トラマスター」に対する感情の重さが露呈してしまったのが特徴的。学校で友達が出来なかったせいで、幼い頃から鍛えてくれた師匠に惹かれるのは仕方ないかもしれません。まぁ本人も自分の行動に引いていたものの、師のマスクを嗅いじゃう変態ぶりには兄の血を感じてしまいましたね。総じてこの兄妹の痛々しさが、アニメになってより増大したように思える回となっていました。

 余談ですが上述のトラマスター、彼女の正体が原作者の別作品である『エアマスター』の主人公ではないかという可能性がここにきて深まったのも見逃せません。担当声優が同じ朴璐美さんですし、原作の時点で疑われていた部分をアニメで補強してくるので、ファンはまぁ興奮したことでしょう。(かくいう僕はエアマスターのアニメを見たことがないのですが)それは置いといていじめの仕返しを目論んでいた二葉を止めてくれるなどトラマスターの貫禄は前作主人公のソレで、非常にカッコよくて気に入っていますね。

 

 

ウルトラマンオメガ

特別総集編③「アカジナリアキの希望」

 本年最後のオメガは特別総集編。例によってアカジ・ナリアキ社長の身の回りが描かれましたが、これまでのような明るさが消えていることに面食らいました。怪獣被害の続出で取引先が次々と撤退し、会社の経営が苦しくなっている事実は中々にショックが大きかったです。一般人目線で目覚めの刻がどのような影響をもたらしているのかが判明したのは興味深い反面、あの底抜けに陽気なアカジ社長から笑顔が失われていたので胸を痛めずにはいられなかったです

 だからこそ怪獣たちに真っ向から立ち向かう人々や、共に戦ってくれるウルトラマンオメガに向けた熱い想いにグッときました。マサっさんやルミちゃんのラジオはもちろんのこと、彼らの言葉を聞いたアカジ社長がラジオにメッセージを送るシーンはかなりの胸熱。しかも本編で度々出てきた「地道に頑張るマン」さんの正体がアカジ社長だと判明して、これまでの前向きな意見は全てこの人のモノだったのかと思うと嬉しくなってきます。怪特隊やウルトラマンを信じているからこその「頑張れ」という応援に、武居監督の「エモい」の意味を見た次第です。(ここで「アンブレイカブル」を流すのがまた良い……!)

 …………などと癒されたのも束の間、前回の本編でオメガが地球を去ったことがニュース速報で伝えられるラストに再び唖然となりました。しかも「ガイリュウガをわざと逃がしたような行動」と見られているのが辛かったです。というかアカジ社長の奮起で終わればいいのにここであのショッキングなオメガの退場を見せなくてもいいじゃないですかこんな気持ちで年を越せっていうのかよぉぉぉぉぉ!!という困惑を覚えずにはいられない衝撃的な総集編となりましたね。

 

 

 仮面ライダーといえば今年放送終了した『仮面ライダーガヴ』についての新情報も公開。何と来年の1月に新宿バルト9にて夏映画とVシネクストの2本立てを上映するとのことです。

 

 

 東京の新宿限定とはいえ、このような形で映画を再上映する辺りにガヴの人気の高さが伺えますね。しかし『お菓子の家の侵略者』と『ギルティ・パルフェ』は、いずれもテレビシリーズでは控えめだったグロテスク濃度を全力で解放した作品。それを立て続けに観たらメンタルゴリゴリ削れそうで怖い……などとつい考えてしまいました。

 

 

 ではまた、次の機会に。