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ポケットモンスター ライジングアゲイン 第122話「灼熱の翼!ロイVSフリード」感想

憧れに追いついてみせる

ご唱和ください、我の名を!

メガスターミーゼェェェット!!

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  • フリード博士の戦い

 宇宙の旅から帰還したフリードとのやり取りから始まった今回のアニポケ。ライジングボルテッカーズ解散の事実を知らなかったりと浦島太郎状態なのが面白かったのですが、それ以上にあの後彼がどうなったのかがようやく明かされたのが注目ポイントとなりました。まずブレイブアサギ号からの落下については逆風とリザードンのおかげで普通に助かったことが判明し、思いのほか無事だったのでちょっと肩の力が抜けてしまいますね。(余談ですが急速にに高所に上げられて高地頭痛に苛まれる描写がしっかりあってちょっと感心)

 しかしラクアの土壌調査などから宇宙に解決のカギがあると見出し、トクサネ宇宙センターで訓練を積んでいた話は興味深かったです。思い立ったら即座に宇宙に行こうと動けるのは実にフリードらしくて大いにテンションが上がりました。スターミー教官ともこの時に知り合ったようで(何で宇宙センターにいたの……?)、そのままメガシンカまで習得している辺りに彼のポテンシャルの高さを感じ取れます。ともあれリコたちとはまた別の形で、自分のやるべきことを果たそうとしていたフリードの行動力は流石といったところですその一方で無事ならみんなにさっさと連絡とれよどんだけ心配かけたと思ってんだこの馬鹿野郎がぁぁぁぁぁぁ!!!という気持ちも出てきたり。

 またこれは本筋とはあまり関係ありませんが、さり気なくダイゴが出てきた時はちょっと驚きましたね。なるほどラクアの物質を調べてもらうのにこれほど的確な人材はいないと言えるので、意外性抜群ながら納得のいく登場だったと言えます。過去作のアニポケへの配慮もあってか回想のみでセリフもなかったのですが、久々にダイゴをアニメで見られることが出来て嬉しい限り。というか「ルビー・サファイア」世代ということもあり、ホウエン地方が目立っていたことにニヤリとしっぱなしでしたねハイ

 

 

  • 好敵手(ライバル)になる時

 そして今回最大の目玉とも言えるのがサブタイにもあるロイとフリードのバトル。予告の時点では単なる腕試しだと思っていた中、ライジングボルテッカーズ存続をかけた戦いに発展した時はギョッとしました。とはいえロイが船長を降りようとしていることを見かねて、彼に発破をかけるつもりというフリードの思惑も理解出来ます。ロイには自分の代わりのままで終わらないでほしい……長いこと仲間たちからはぐれていたフリードなりのケジメにして、ロイに対する叱咤激励を込めたバトルと見ました。以前からフリードはリコたちの成長を認めていただけに、今回も対等な接し方をしていると思いますね。

 そんなわけで始まったロイのラウドボーンVSフリードのリザードンですが、短いながらもラウドボーンによってロイの調子が取り戻されていく過程が見どころ。ホゲータの頃から憧れていたリザードンと正面から戦えることに喜んでいるのが伝わってきましたし、それが巡り巡ってロイ自身の覚悟に繋がるので地味に燃えました。フリードもそんなロイたちを評価して、全力で向かってきたのがまた素敵です。何よりロイがフリードから「お前は俺のライバルだ」という言葉を貰うシーンで、ようやくここまできたか!という感慨深いものを覚えました。いつも誰かの背中を追っていたロイが、ついに憧れの1人に認められるに相応しい瞬間だったと言えます。

 バトル描写に関してはラウドボーンによるバトルスタイルの切り替えが目に留まりました。アチゲータ以前の時は素早さを活かしていたのが進化して体が大きくなったことで、動きが遅くなり別の戦い方を強いられる場面はサトシのドダイトスの時を彷彿とさせます。そこでリザードンの攻撃を受け止めたうえで動きを封じる、肉を切らせて骨を断つ戦法を即座に編み出したロイには思わず感嘆してしまいます。フリードもフリードでラウドボーンの鈍重さを突いてきたり、テラスタルで弱点を消すなどテクニカルに戦っていたのでより見応えがありましたね。フレアソングを覚えたラウドボーンがリザードンの火力を上回る決着といい、両者の一歩も引かない要素が見られた満足です

 

 

 というわけでOPやEDでもそのビジュアルが追加されたフリード帰還エピソードの後編とも言える122話の感想でした。最強の味方が帰ってきた!というイメージに反して、フリードからロイへの免許皆伝とも取れるバトルがメインとなっているのが面白かったですね。今年度からリコやロイたち少年少女が自ら動き大人を突き動かしていくストーリーとなっていたため、大人の代表であるフリードが彼らを1人のトレーナーとして認める展開は実に頷かされるものとなっていました。まさに子どもが少しずつ巣立ちしていく中だからこそのエモさが生まれていたことでしょう。

 そしてフリードに関しては別行動となりましたが、メタ的にもこの塩梅は絶妙とも言えます。しれっとメガリザードンYまで披露していたりとさらに強くなっているので、ここぞという時の助っ人としての役割が最も映えるかもしれません。(今回のバトルでメガシンカは使いませんでしたが、テラスタルの効果的な使用方法を見せていたりと手加減をしている感じでは全くなかったのもグッド)ウルトがフリードを師匠呼びしてきた時は吹き出しましたが、まぁ彼がリスペクトするのもわかるくらいにはフリードの頼もしさが爆上がりした印象ですね。

 

 それはそれとして、スターミー教官の存在感には変な笑いが出っぱなしでした。メガスターミーの姿で腕を組んでいたりと存在するだけでも面白いのに、挙動がいちいちウルトラマンを意識しているの丸わかりでウルトラマンファンとしてはほくそ笑まずにはいられません。極めつけは『メガシンカ大決戦』なる謎の映画が最後に流れたところで腹筋が崩壊してしまいましたよえぇ。ランドウのじっちゃんが監督だからか映像が昭和の怪獣映画感バリバリなうえ、メガスターミーが明らかに巨人扱いなところにネタの振りきれぶりを感じます。正直ここまできたら教官がバトルする時にさらにそれっぽい挙動を見せてほしくなってきますね……!

 

 

 さて次回はまさかのキビキビパニック開幕!?ゲームをやっていると原因がわかるのですが、パニックホラーっぽいテイストなのがこれまた衝撃的です。予告の時点で立木文彦さんのおどろおどろしいナレーションを起用しているなど、変な方向で気合いを入れていることにじわじわきますね。年明け早々、カオスな展開を見ることになりそうです。

 

 

 ではまた、次の機会に。