
ネット証券のサービスやNISAの制度なども整備され、
いよいよ投資も一般的になってきた。
しかし投資の経験が少ない人からすると
「都合よく株価が上がり続けるとは限らない」
「日本ではずっと株価が上がらなかった」
などいうところが気になるのではないだろうか。

実際、「失われた30年」などと呼ばれて
ほとんど株価に変化がなかった期間もあり、
このときに株を持っていても意味がないように思える。

たとえ100万円分の株を買ったとしても
株価が変わらなければ売っても儲けが出ないという理屈だ。
ちなみに株価が変わらないといってもずっと一定というわけではなく、
日常的に上下動を繰り返しているものの
マクロ的な視点で見ると変化がないということである。

投資は安い時に買い、高い時に売るのが原則だが、
今の株価が「安い」のか「高い」なのかはわからない。
以前と比べて安く感じてもさらに急落する可能性はあるし、
上昇傾向にあってもさらに上がるという保証はない。
そこで「値動きの異なる2種類を買う」という提案をしたい。
どの銘柄であっても株価が定期的に上下するが、
対象とする業界や国が違えばタイミングは異なる。

まずは異なる動きをする複数の銘柄を同じ金額だけ買う。

一定期間を空けてから両銘柄の株価をチェックし、
高くなっている方を少し売り、
それによる利益で安い方を買い足すのだ。

また一定期間を空けてから株価をチェックし、
2つのうち高い方を少し売って現金化し、
その分で安い方を買う。

この作業を定期的に繰り返す。
ひとつの銘柄だけに注目すると
株価が安い(買い時)か高い(売り時)かは判断できないが、
2つを比較すれば相対的な価値が簡単にわかる。
ただし、個別銘柄の場合は株価がどんどん下がって
最終的に倒産してしまう可能性があるため、
実際にはインデックス型の投資信託を使う方がいい。
(多数の企業が同時に倒産することはほぼないので安全)
また、上昇傾向である高い方を売るのは
利益が目減りするので嫌だという場合は
安い方を買い足すだけという方針でもいい。
今回はわかりやすいよう2つの銘柄を同額で買う例にしたが、
好みに合わせて銘柄ごとに比率を決めて買ったり
3つや4つの銘柄を比較するスタイルで運用してもいい。
この方法なら株価が一定の幅を上下しているだけでも利益が出せるので
ひとつの銘柄だけを所持し続けるよりも成果を上げやすく、
単純なバイ・アンド・ホールド戦略よりも有利だと考えている。
mclover.hateblo.jp
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